校長室だよりNo.166 「思いやり」 ~令和6年1月22日 校長先生のお話~
さて今日、校長先生は何を話すと思いますか。こう言われて今みなさんは「校長先生は何を話すのかな」と思って考えたり、想像したりしていますね。校長先生が話そうと思っていることは、みなさんには分かりませんし、みなさんが「この話かな。」と思っていることは校長先生には分かりません。「思い」だけは相手には分からないのです。そこで今日は「思いやり」について考えてみたいと思います。
今朝こんな場面を見ました。みなさんは朝登校して来ると、手を洗いますね。ある子が手を洗おうとしていました。しかし今日は月曜日だったこともあり荷物が多かったのでしょう。手を洗うのに荷物があって困っていました。すると隣にいた友達が「持っていてあげる。」と荷物を持ってくれました。その子は「ありがとう。」と言って嬉しそうにお礼を言っていました。その姿を見て校長先生は、思いやりのある行動だなと感心し、心がほっこりしました。
そこで「思いやり」という言葉を調べてみました。すると「相手の立場を考えること」という意味なのだと分かりました。例えば相手が困っていたら、どうしたら助かるのか、喜んでくれるのか等を考えて、行動することが「思いやり」つながるというわけです。もちろん、行動することは手を貸すこととは限りません。見守ることも、応援することも「思いやり」になる場面もあるでしょう。緑野小学校の一人一人が「思いやり」について考えて、行動できるようになってほしいと思います。
登録日: 2024年1月23日 /
更新日: 2024年1月23日