校長室だよりNo.162 「学校生活をよりよくするために」 ~令和5年12月18日 校長先生のお話~
今日は、みなさんが楽しく学校生活をおくることができるようにするための話をします。
みなさんの体や心は、自分だけのもので、一番大切なものです。また、友だちの体も自分の体と同じように大切なのだということも知ってください。誰かを叩いたり、蹴ったりして、痛い思いや怪我をさせることを暴力といいます。悪口や相手が嫌がるようなことを言って、相手の心を傷つけることも、言葉の暴力になります。人を叩いたり、嫌な事を言ったりして、誰かの身体や心を傷つけたりすることは、友達同士でやってはいけないことであり、どんな大人の人も決してやってはいけないことです。他にも、一学期に、お話ししたように、体の大事な部分に触ろうとしたり、服で隠れている部分をのぞこうとしたりすること、メールとかラインで、体の大事なところを見たいなと言ってくることも、おかしいな、モヤモヤするな、イヤだな、気持ち悪いなと感じることですので、これも、友達同士でやってはいけないし、大人の人も決してやってはいけないことです。
もし、誰かが近づいてきて、みなさんが、そんな嫌なことをされそうになったときは、どうしたらよいでしょうか。そんなときは、はっきりと「いやだ」と言って、逃げてください。メールとかラインだったら、その人とのやり取りは、止めてください。みなさんに、暴力やおかしいな、気持ち悪いなと思うようなことをしてはいけないのは、先生たちも同じです。先生たちは、学校の中でも、学校の外でも、みなさんに嫌なことをしてはいけないルールを守ります。もしも、ルールを守らない先生がいたら、みなさんは「いやです」と言ってよいのです。もし、誰か大人の人に、嫌なことをされたときは、おうちの人や、ほかの先生など、安心して話せる大人に教えてください。自分がされた場合だけでなく、友だちがされているのを見た場合も同じです。でも、知っている人には話しにくいな、誰に話したらよいのだろうと迷うことがあるかもしれません。誰にもお話できないと思っている人のために、お話を聞いてくれるところがあります。一学期にも、相談シート配りましたが、もう一度、今日、みなさんに、配ります。さらに、この用紙と一緒に手紙「一人で悩まず、相談しよう」も配りますので、知っている人に話したくないときは、この用紙や手紙にかいてあるメールアドレス、二次元コード、電話番号に連絡してください。電話やインターネットを使わない場合は、この用紙に書いて、封筒になるように折ったら、切手なしでポストに入れて郵便で送ることができます。校長先生も先生たちも、みなさんのことを大事に思っています。ぜひ一人で悩まないで、いつでもお話してください。