寒くなってきましたね。なんと、数えたら今年も後6週間で終わりになります。ここから12月になるともっと寒さも厳しくなっていきます。そうなると、食中毒や感染性の病気が流行ってきます。病気はばい菌が原因になります。今日学校に来た時にしっかりと手を洗うことができた人は、どのくらいいますか。もしかしたら、きちんと洗えなかった人もいるかもしれませんね。

 自分の手を見てみましょう。目で見ると、汚れていないように見えますが、実は洗っていない手には100万個のばい菌がついていると言われています。びっくりしますね。水だけで洗うと、1万個まで減りますが、まだまだばい菌がいっぱいです。そこで、石鹸を使って洗うと数十個、さらにもう一度洗うと数個にまで減ります。手についたばい菌が、口や鼻を通して体の中に入ると病気になることもありますから、手をしっかり洗うことは大事なことなのです。

では、手の洗い方を覚えていますか。思い出してみましょう。

  • 水で流したら、石鹸を泡立てて両手でゴシゴシする。
  • 次に指と指の間をしっかり洗う。
  • 爪を洗う。
  • もう一度しっかり両手をこすり合わせる。
  • 親指を根元から洗う。
  • 最後に手首もしっかり洗って、水で流す。

これからの季節は特に手をしっかり洗って、自分の健康を守れるようにしましょう。