2月17日、体育館で、3年生は車いすテニス体験を行いました。講師に、リオデジャネイロパラリンピック日本代表 車いすテニスプレーヤー 二條 実穂さんをお招きしました。

二條実穂さんは、大工として働いていた23歳の時の事故入院後、車いすテニスに出会い、毎年行われる多数の国際大会に出場、シングルス国内ランキング2 位、ダブルス国内ランキング1位の実績でリオデジャネイロパラリンピックに日本代表に選出され、ダブル スでは 4 位入賞を果たした。他、スポーツイベントや学校での実技・講演活動も精力的に実施しています。

車いすテニスは、ユニバーサルなスポーツということを教えていただきました。ツーバウンドでの返球が認められていること以外は通常のテニスとルールがほとんど同じです。見ている方に分かりやすく、一緒にやってもらうときにも分かりやすいですし、コートの中に 自分は車いすで、相手の人は健常ということでも成り立つスポーツなので、障害があっても無くて も一緒に楽しむ事ができます。そこが車いすテニスの一番の魅力で、ユニバーサルなスポーツです。難しいところは、テニスなのでボールを打つことはもちろん大事ですが、それと同じぐ らいチェアスキル、つまり車いすの操作が大切です。

3年生の児童は、二條さんのお話に真剣に聞き入り、試行錯誤しながら車いすテニスを楽しむことができました。困難があってもあきらめないことや、周りでつらいことに直面している人がいたら、助けてあげられるようになることなど、様々なことを教えていただきました。

学級閉鎖の学級やお休みの児童には、御家庭からリモートで参加できるように設定しました。二條さんが、リモート先の子供たちへも配慮してお話をしてくださいました。二條さん、素敵な特別授業をありがとうございました。