1月31日(月)、5年生を対象に、車いすバスケットボール女子 東京パラリンピック日本代表選手の小田島理恵さんと、ソウル・バルセロナ大会に出場した多智利枝さんによる出前授業が行われました。最初の1時間は、お二人の体験談と障害についてのお話、次の2時間で1クラスずつ実際に車いす体験と車いすバスケのミニゲームを行いました。

始めに、車いすに乗って生活することについてお二人の経験を通してのお話をしていただきました。車いすに乗って生活するきっかけや、生活の中で感じていることなど、実際的なお話を聞くことができました。車いすで段差を上る時の技術を見せていただいたり、上れないときのサポートの仕方について教えていただいたりしました。車いすに乗っている人が、段差などで上れないときや、スーパーの上の段にあるものを取れないときなどは、近くにいたらぜひ気軽に声をかけてほしいというお話もありました。

その後、5年生児童が車いすに乗り、車いすバスケの体験を行いました。一人一人が実際に車いすに乗りながら、懸命にバスケットボールを追いかけました。どう動いたらいいのか試行錯誤して体験をする中で、車いすに乗っている方の立場や感じ方についての理解を深めることができました。