10月に、5年生は、脱穀(だっこく)を行いました。

米作りの作業は、①田おこし(田を耕す)、②しろかき(田に水を入れて土をかきまぜ、平らにする)、③苗を育てる、④田植え(苗を植える)、⑤草刈り(雑草をとる)、⑥水の管理(水の調整をする)、⑦稲刈り、⑧脱穀(乾燥させた稲の穂先から籾を落とす)、⑨籾すり、の流れがあります。

5年生は、5~6月の田植え体験から、今回の脱穀作業まで、全て手作業で行いました。

手作業をしている児童からは、「こんなに大変なんて知らなかった。」「今日から、お米は一粒も残さず食べよう。」などの声が聞こえました。

一粒一粒のお米ができるまで、長い期間、たくさんの大変な作業工程があることを体験したり、米作りをする農家の方々の思いにふれたりできたことは、とても貴重な経験となります。

5年生の児童が、今回の経験を生かし、日常生活で見る様々なものを作る過程や人、その思いについて、考えながら生活していくことを願っています。