「暴言・暴力はいけないこと」

~ 12月7日校長先生のお話 ~
 
 緑野小学校のみなさん、おはようございます。
 12月に入り、気温もだいぶ下がってきましたね。
 寒くても緑野小学校のみなさんが元気に登校してくる姿を見て、校長先生も毎日元気をもらっています。
 
 さて今日はみなさんにしっかり考えてもらいたいことがあります。
みなさんは、お友達や兄弟姉妹でけんかをしたことがありますか?
きっとほとんどの人がけんかをしたことがあると思います。
では、けんかをした時に相手の悪口言ったり、相手を叩いたり蹴ったりしなかったでしょうか?
きっと、悪口を言ったり、場合によっては叩いたり蹴ったりしたこともあるでしょう。
また、悪口を言われたり、叩かれたり蹴られたりしたこともあるかもしれませんね。
みなさんはその時、どんな気持ちだったでしょうか。楽しくて、嬉しい気持ちになりましたか?
そのような人は、まずいないと思います。
叩かれたり蹴られたりしたら、痛いですよね。
悔しいですよね。悪口を言われて気持ちが良くなることはありませんね。
言い返したくなりますよね。この気持ちは、自分も相手も同じです。
 
 叩いたり蹴ったりすることは、暴力です。
暴力は相手の体を傷つけるだけでなく、心まで傷をつけることになります。
そして、悪口も暴言といって、言葉の暴力です。
暴言も、相手の心を傷つけることになります。
暴言には、悪口だけでなく大きな声で怒鳴ったりすることも入ります。
また、チクチク言葉といって相手に嫌な気持ちにさせる言葉も言葉の暴力、つまり暴言です。
このような暴力・暴言は絶対にやってはいけません。
同士だけでなく、子供と大人や大人同士もやってはいけないことです。
暴力や暴言は、人と人の関係に憎しみや悲しみをもたらすだけで、喜びや幸せをもたらすことはありません。
 
 まずは、一人一人がよく考えて、暴力をふるったり暴言を言ったりしないようにしてください。
けんかになりそうな時やイライラした時は、一呼吸おき気持ちを落ち着けて、
相手を傷つけない言葉で話し合い、解決していきましょう。
これは子供も大人も同じです。
もし、自分が暴力を受けたり、暴言を言われて嫌な思いをしたりして困っていたら、
まず話しやすい人に相談をしてください。
どうしても話しづらい時には、電話で相談する窓口もあります。
そのお知らせも今日配ります。
 
 悩みがあるときには、しっかりと解決をして、
みなさん一人一人が気持ちよく生活を送ることができるようにしていきましょう。(アンケートを実施します。)