「敬老の日について」

~9月14日(月)校長先生のお話~

 

緑野小学校のみなさん、おはようございます。

 今日は少し涼しくなって、秋の気配を感じますね。

学習や遊びにも、思い切り取り組むことができますね。

さて、今週の土曜日から来週の火曜日までの4日間は、お休になります。

ですから、来週の月曜日は全校朝会がありません。

では、来週の月曜日21日の祝日は、何の日か知っていますか?知っている人小さな声で言ってみましょう。

そうです「敬老の日」です。ちなみに、22日は「秋分の日」です。

 

では今日は「敬老の日」についてお話をします。

「敬老の日」が私たち日本国民の祝日となったきっかけは、

昭和22年兵庫県のある村で、9月15日に敬老会が行われたことが始まりだそうです

。敬老会というのは、お年寄りの方を大切にしようという会です。

また、昭和というのは、平成の前の時代です。

みなさんは、平成生まれですね、昭和はその前です。

昭和の時代には、太平洋戦争という大きな戦争がありました。

昭和22年というと、この太平洋戦争が終わって2年が経ったころです。

太平洋戦争では、多くの男の人は、戦争に行くこととなり、亡くなった人もたくさんいました。

子供を戦争に送り出して、心も体も疲れ切っていた年をとった親の気持ちを慰めるために、

兵庫県でこの敬老会が開かれたそうです。

そしてこの取組は村から村へ、県から県へ、国までに広がり、

ついに昭和41年に私たち日本国民の祝日として、9月15日が「敬老の日」になりました。

今では、法律が変わったので、9月15日ではなく9月の第3月曜日が「敬老の日」です。

ですから、今年は9月21日になります。

そして、その意味も「お年寄りの方々が長い間、

私たちが暮らしやすい社会になるよう頑張ってくれたことに感謝するとともに、

これからも長生きしてほしい」という思いを込めた日になりました。

 

ちょうど連休になりますから、おじいちゃんやおばあちゃんに会ったり、

電話で話したりする人もいるかもしれませんね。

その時にはぜひ、おじちゃんやおばあちゃんに感謝の気持ちを伝えてくださいね。

校長先生にはもう、おじいちゃんもおばあちゃんもいないので、

年をとった自分のお母さんとお父さんに感謝し、これからも元気で長生きしてねと伝えたいと思います。