2024年10月
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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1 日時 |
令和4年10月6日木曜日 午後6時05分から午後7時20分 |
2 場所 |
防災センター 4階 402・403会議室 |
3 出席者 |
委員 小刀稱進、田揚江里、小林年春、ガリドディアス智恵子、 河北美智子、佐藤江美、佐藤幸代、川口るり子 事務局 細川館長、山村副主幹、相川主任、葛西主任、平澤主事 |
4 欠席 |
伊藤栄司委員、中川信子委員 |
5 議題 |
(1) 諮問について 第四次狛江市子ども読書活動推進計画の進捗管理と成果検証について (2) その他 |
6 提出資料 |
(1) 第四次狛江市子ども読書活動推進計画 取組状況シート(総括)(資料1) (2) 第四次狛江市子ども読書活動推進計画 取組状況シート(施設別)(資料2) (3) 令和4年度 狛江市立図書館協議会 日程(資料3) とうきょうの社会教育 №146 こまえ図書館だより 通巻第75号 |
7 会議内容 | |
(事務局) ただいまより、令和4年度第3回狛江市立図書館協議会を開催する。なお、本日は伊藤委員、中川委員の2名より欠席のご連絡をいただいている、ご承知おきいただきたい。まず初めに、資料等の確認を行う。事前にお届けしたものと、本日お配りしている資料等の確認をお願いしたい。 ○ 本日の次第 1 第四次狛江市子ども読書活動推進計画 取組状況シート(総括)(資料1) 2 第四次狛江市子ども読書活動推進計画 取組状況シート(施設別)(資料2) 3 令和4年度 狛江市立図書館協議会 日程(資料3) この他、当日配布参考資料として とうきょうの地域教育№146を机上に置かせていただいた。配布資料は以上である。過不足等はないか、ご確認をいただきたい。 それでは、お手元にお配りした次第に沿って進行していくが、議事進行については、狛江市立図書館協議会規則第4条第4項の規程に基づき、小刀稱委員長にお願いいたしたい。 (委員長) それでは、議題の1、諮問について、事務局より説明をお願いする。 (事務局) 議題の1、諮問についてご説明をする。資料1をご覧いただきたい。前回の協議会でご説明したとおり、子ども読書に関することを所管する各部署への調査を実施し、その結果をまとめたものである。こちらは子ども読書活動推進計画に合わせて計画の内容別に分類している。一番最初のページを見てもらうと、一番上の「1 概要」とある部分の表に、「計画 乳幼児期の読書活動推進」と記載しているが、こうした計画の内容ごとにまとめている。 最初に「乳幼児期の読書活動推進」が5ページ、続いて小・中学生が4ページ、高校生等2ページ、地域が2ページ、と続き最後に普及・啓発が2ページとなっている。なお、子ども読書活動推進計画ではその後に「進捗管理・成果検証」及び「新図書館整備に向けて」という2項目が続いているが、こちらについては割愛している。 一番最初のページをご覧いただきたい。前回の協議会においても既にご説明しているが、表の記載についてあらためてご説明する。「2 計画に係る取組内容」とある部分の表であるが、まず左から「個別内容」、「取組の方向性」、「具体的取組」、「担当」とあり、ここは子ども読書活動推進計画の内容をそのまま記載した。この具体的取組に対して、今回所管部署に対して令和4年度時点の状況調査を行い、その結果を網掛けになっている箇所の「取組内容・予定(令和4年度)」に記載している。そして今年度中の予定としては決まっていないが、今後の取組達成予定等がある場合には一番右の欄に記載をしている。 以上、各部署への調査結果についてご報告したが、一旦ここまでで質問・意見等があれば伺いたい。資料1についてのご説明は以上である。 (委員長) 事務局より説明が終わったが、資料1に関して何か質問や意見はあるか。 資料中の網掛け部分、令和4年度については、これまで取り組んできたことを受けて、の記載という理解でよろしいか。 (事務局) 昨年度、図書館協議会に諮り第四次狛江市子ども読書活動推進計画を作成し、その内容についてそれぞれの部署に対しフィードバックを行っている。このほか、この計画に基づいて新しく始めた取組もあるかもしれないが、基本的には、すでに行っているもの、若しくは近々に開始を予定しているものが取組内容予定に記載されているとお考えいただきたい。 (委員) 2ページ、4番の(1)乳幼児期の読書活動については、担当が保育園とされ、いろいろ記載がなされているが、これはこういう活動を行っている保育園があった、という理解でよろしいのか。 (事務局) 「取組内容・予定」の欄に記載している中で、「一部の施設では」という書き方をしているものについては、そういった取組をしている施設もあったということになり、その文言の記載がなされていないものについては、ほぼ全ての施設が取組を行っているということでご理解いただきたい。 (委員) 小学校についても、保育園と同じく特に言及されていることが無ければ、同様の捉え方をしてよろしいのか。 (事務局) 資料1については、あくまでも所管部署に対して調査を行って回答をもらっているものである。小・中学校に関しては、指導室より回答を得たものとなっているが、全ての小・中学校についての実施状況までを反映させているものとはなっていない可能性がある。そうした状況を踏まえ後ほど資料2でご説明を行うが、今後各学校等の施設に対して図書館から直接調査を行う形を考えている。 (副委員長) 4ページ、9番の(2)乳幼児期の読書活動推進のための諸条件の整備、について質問である。具体的取組の(ウ)において、保育士同士の情報交換や研修の機会を設けると記載されているが、研修の機会とはいったいどこが主催をするものなのか、保育園内において相互に研修を行うのか、図書館が研修会を担当していくのか。網掛けの欄内にそのあたりの記載が示されていないのでお尋ねしたい。 (事務局) 今のご質問の件に関しては、取組内容・予定(令和4年度)の欄において、担任の会議で本の紹介をし合って勉強する機会をつくるなど、知識向上に努めている、という記載のとおり、保育園で現状行われているものである。この部分について、やはり図書館主導で積極的に行うべきだ、ということであればご意見として頂戴したいところである。昨年度、初めての取組となるが、図書館でおなはし会関係の研修を行った際に学校司書の方に声掛けをしたという事例もあるが、今後この参加対象をさらに拡大し、例えば保育士の方々の参加も促していきたいと考えている。 (副委員長) 以前に、乳幼児の言葉の発達について中川委員より示された資料の中にあったが、言葉の遅れている子どもについてそのプロセスを理解したうえで読み聞かせをおこなっていることは意味がある。専門的な立場からの研修などについては、よりきちんとした保育の柱に位置付けていけるという意味でも、保育園が個別に行うよりも図書館が主導となって行う方が良いと考える。さらに学校司書も一緒に参加となるのは非常に効果が高いと考えられる。 (事務局) 図書館単独で出来得るのものなのかどうか、所管する関連部署と協議のうえ考えていきたい。 (事務局) 図書館が主催して、保育士の方に参加してもらうのは構わないが、その先の話として業務とするのか否かにの判断については、図書館が自らコントロールできるものではないので関係部署と協議をしていく必要がある。 (委員長) 乳幼児に限らず小・中学校を含めて、各部署で行っている研修等の元締めとなるものは何処が担うのか。全体の連携が統一されているべきであると考える。 (事務局) これについては、服務監督ということになるが、仕事として行う業務命令となるのか、セミナーのようなものがあるので、行きたければ参加して良いというものとするのかは監督を行う部署によるものである。学校司書の市役所の部署として服務監督を担うのは指導室、保育士に関しては、児童育成課が担っている。図書館としては研修を計画し、参加希望の方々が懸念無く参加しやすい環境を整えるために、努めていきたいと考える。 (委員長) 他にご意見等はないか。 (委員) 5ページ、小・中学生の読書活動の1番、(1)小・中学生の読書活動、の今後の取組達成予定等の中で、「狛江本の森」や「ようこそ本の世界へ」については、一人一台タブレットで閲覧できるようPDF化などのデジタル化を図り活用の場面を広げていくとあるが、具体的にはどのようなことなのか。 (事務局) 冊子をPFD化してタブレット内ですぐに見ることができるようになる、ということであろうと推測する。 (委員) と言うことは、冊子に掲載されている図書がタブレット内で読めるようになるということではない、ということになる。 (委員長) 冊子の内容をPDF化しないとタブレット内での閲覧が出来ないので、PDF化を進める、ただし、冊子に掲載されていた図書がタブレット内で読める環境になるかどうかは確認をしないと現段階では分からない、ということで理解した。 (委員) 7ページ、7番(2)小・中学生の読書活動推進のための諸条件の整備③学校図書館設備の充実、において今後の取組達成予定等の中で、「児童・生徒に配布しているタブレット端末等を活用し、自ら蔵書検索できる環境を整備する」と記載があるが、現場ではこの話は全く聞いたことが無い。子どもたちが自分のタブレットで自分の学校の図書室の蔵書を検索できるようになる、という理解で良いのかどうか、確認したい。 (事務局) 資料の具体的取組の欄、(ウ)において、児童・生徒が自ら蔵書を検索できる環境を整備します、と計画の内容として掲げている。指導室として、この計画に対し、目標を達成するための予定として記載しているのでその具体的な内容についてまでは記載していない状況である。 (委員) 先ほどの今後の取組達成予定の中において、前段の部分で「椅子・本棚等の不足や老朽化への対応については、各学校の施設の状態を確認し、必要に応じて新しいものと交換することを検討している」と記載があるが、この内容については、指導室がこのように回答してきたということで間違いはないのか。 (事務局) 仰る通りである。 (委員) 和泉小は昭和40年代の古い書架をいまだに使用している。一度に全ての書架を交換するのは費用的にかなり大きな額となってしまうと思うので、引き続き予算要求の声は上げ続けていきたいと思う。 (事務局) 今後の取組達成予定に記載されている内容は、具体的にいつのタイミングで実施をするということは決まっていないが、今後実施見込みのあるものについて挙げてもらいたいとの図書館からの要請に基づき提出されたものである。各学校の状況を確認のうえ、交換については検討、というように読み取ることができる。 (副委員長) 緑野小も建て替え前の図書室の古い備品を使用している箇所がある。修繕をしながらなんとか使用している。現状の調査をして、認識をしていただくうえでも必要なことであると考える。併せて、7ぺージ、5番(2)小・中学生の読書活動推進のための諸条件の整備の今後の取組達成予定では、「学校図書館連絡協議会において、除籍基準の検討を行う」とあるが、全国学校図書館協議会の「学校図書館図書廃棄規準」に準じているはずであるが。 (委員) そういった話は聞いたことが無い。使えないものや、20年以上経過しているものについては廃棄と判断をしている。 (副委員長) 学校図書館図書廃棄規準で行えば良いのではないか。 (事務局) 本件については事前に指導主事と協議を行っている。また、子ども読書活動推進計画の内容のところで除籍の基準を検討する、ということになっている。除籍については、主として「学校図書館図書廃棄規準」通りに運用するが、学校の特色ある部分などについては別の運用を行うか、といったことについて検討を進め、その結果、規準通りに運用するということを共有するという結果に落ち着くこともあり得る、ということも指導主事にも伝えている。 (委員) 指導室というのはそもそもどういった位置づけとなる部署となるのか。 (事務局) 指導室は教育委員会の部署として、教育課程の管理や教職員の人事等を担い、指導主事と市職員が一緒になって学校職員の専門的事項のフォローを行う部門である。 (委員) 了解した。 (委員長) この辺りはなかなかわかりづらいところではあるかもしれない。例えば、保育園は厚生労働省、幼稚園は教育委員会、となり管轄が異なっている。文部科学省が進めているGIGAスクール構想に関連して、各学校においては子供たちが自ら主体的に学んでいくために一人一台タブレットを配布されている。今まで使用していた紙の資料に加え、電子媒体による資料を組みあわせながら学びを進めていくという構想で、今後は図書の資料も電子化して組み込んで行こうという流れがある。各市区町村の教育委員会においてもこれに沿って準備を進めているはずであろうと考える。 他に何か意見や質問はないか。 (副委員長) 7ページ、2番、(1)小・中学生の読書活動の具体的取組の(ア)では、「児童・生徒が課題を解決するための手助けとなるような資料の収集に努め、資料の使い方など、必要な指導や助言を行う」との記載があるが、指導室では具体的に誰が指導・助言をすると考えているのか。 (事務局) これに関しては指導室がということよりも、計画そのものがどのように考えているのかという問題であり、学校図書館が行う、というよりももっと広く小・中学校が行うべきものとしての位置づけとして記載されたものである。 (副委員長) 文部科学省の学習指導要領でもそのように記載されているが、学校の中でどの部署が担うものなのかについては明記されていない。実際に現場の学校司書の話を聞くと、実際には指導や助言を行うことは無く、学校図書館をなかなか使ってもらえないとか、児童・生徒全員にタブレットが配布されていることもあり、タブレットの中で全て調べさせてしまうという声が聞こえてくる。情報収集をするだけでなく、資料の使い方のスキル指導もなく進んでしまっているようだ。指導・助言についてを担うのは誰なのか、学校図書館が中心になって行っていくのか、学級担任が担うのか、そのあたりをどう捉えているのかが気になっている。 (事務局) 基本的には学校経営計画に学校図書館を位置づけ、学校図書館の活用についてどのようにするのか、ほぼ全校で定めているということは確認している。学校司書がやるのか、もしくは司書教諭が担任と連携して行うのかに関しては学校の実情に合わせて行われていると考えている。 (委員長) かつて学校にいた経験から言わせてもらうが、学校は校長が図書館館長になるわけである。そのあたりは校長次第というところもあり、しっかりとした考えをもつ意識が高い校長のいるところは、いろいろと進んでいくが、その逆もあり得る現状である。どこの学校においても学校司書、司書教諭、教員の組織の中の担当教員などが作っている図書館計画はあるはずであり、取組状況がどうなっているのかについては学校により温度差が生じている実情は否めない。 (副委員長) 文部科学省の中で、何を読書とするのかという協議が行われた際に、かつては従来の文学作品や物語を読書としてきたが、今は新聞など学習資料関係も読書の対象とするということになり読書の幅が広がってきている。文学作品を読むこととは違う読書力をつけるために、指導や助言を行う、との記載がされたことであろうと考える。 (事務局) 児童・生徒への助言などについて副委員長がかつて、司書教諭として現場で就業されていたときは具体的にどのような感じであったのかを伺うことはできるか。 (副委員長) 今は分からないが、その当時は読書欲は自然発生的に付くものではなく、絶対に指導が無いと付かないと考えられていた。読書も学力の一部であり、その学年に相応しい読書力をつけて次の学年に上げなければいけないと考え、いろいろな取組を行った。例えば、ジャンル別に分類されている狛江本の森を、学年ごとにバラして、新たにいくつか付け加えて課題図書のような形にして年間で完読させるような試みを行っていた。一方でとっつき難いノンフィクションを読む授業を組んだり、図鑑や百科事典といった資料を読み取るスキルをつける時間を設け、最終的にはレポートの作成をできることを目標にしたりするカリキュラムを組んできた。図書館の運営委員会が全ての学校に作られた。学校司書、司書教諭、各学年の学校図書担当により毎月会議を開催し、授業として読書以外にも何を行うのかを確認しあい、国語であったり総合であったり様々なプログラムを作成し実施をしてきた。そのため、誰がどうやって指導・助言を行うのかがはっきりしていないと、同じ学年でも図書館の資料を使う指導を行う場合と、タブレットだけで完結してしまう指導を行う場合とが混在してバラツキが生じ、小学校で6年間経ったときに子ども達に同じような力が備わっていない事態を生じかねない。狛江市では、「学校図書館活用ノート」作成しているので、それをどのように活用していくのかを、そのまま各学校に丸投げしてしまうと、やる学校とやらない学校とばらばらになってしまう危険性が高い。最低でも、これだけは取り組むように、またそれはどのように行うのかは明記すべきと考える。 (事務局) 図書館協議会では、最終的には答申という形で取りまとめることになる。資料1の表は、ここには便宜上割愛して表示されていないが、1 計画概要 2 計画に係る取組内容 に続いて、3 各組織の調査 4 最終的な総括 として取りまとめることになる。なお、総括の部分には図書館協議会としてのご意見を盛り込んでいくことになる。ぜひこういったご意見を積極的に出していただきたい。 (委員長) 学校も人事異動により人の入れ替わりがあると、各学校で取り組んでいたことが継続されなくなることも多々ある。図書に関する課題などが、しっかり新体制へ継続される事は今後の課題であろう。今まで積み上げてきた狛江市の財産を引き継いでいけるようにしていきたいものである。 他にご意見が無ければ、引き続き事務局からの説明をお願いしたい。 (事務局) 引き続き、諮問についてご説明をする。 資料2をご覧いただきたい。先ほどの資料1は各所管部署への調査の結果であるが、こちらは子ども関連施設を対象とした調査となっている。具体的には、保育園・小中学校・子ども家庭支援センター・児童館や児童センター・学童保育所・地域センターや公民館が対象となる。こちらについては、網掛けの部分を各施設から回答いただきたいと考えている。まず子ども読書活動推進計画のうち、担当する具体的取組が現状できているのかできていなのか、そして「できている」の場合はその現状を、「できていない」の場合はその理由や課題等を記載していただくことになる。 各施設への調査についてはこのように集めたいと考えているが、この内容についてご意見等いただきたい。なお、今後はこの調査結果を資料1と比較し、各部署と施設の間の意識のギャップや課題等詳らかにし、総括として答申に繋げる予定である。 ご説明は以上である。 (委員長) 事務局より報告が終わったが、何かご質問等はあるか。 (委員) 資料2は、これから各学校等に依頼をするもの、資料1は指導室が各学校からとりまとめたものを基に作成したのではなく、指導室の把握している範囲で作成したものであるという認識で間違いないか確認をしたい。 (事務局) 委員の仰る通りで、資料1については所管する部署が作成したもの、資料2については、所管部署を通さずに図書館が各施設に直接依頼をしていくものである。資料2で集まった内容を資料1と比較し、各施設が抱えている問題と所管部署から問題点として挙げられている点が合致しているか、もしくは乖離が生じているのかを確認したうえ、検証・協議・解決をしていきたいと考える。 (委員) 各施設や学校から出された内容については協議会の委員は知ることなく事務局がまとめてしまうことになるのか。 (事務局) 今回資料1としてお示ししたものと同様に、資料2についても調査シートの内容等について委員の皆様へお示しし、ご意見をいただいきたいと考えている。 (委員) 所管部署に先に調査の投げかけを行っているが、各施設に対してはあとから実施することの意味はどこにあるのか。同時に実施した方がスピーディに進めることが出来ると考えるが。 (事務局) 調査の効率化については、引き続き検討させていただきたい。 (副委員長) 資料2に記載のある、子ども家庭支援センター、とはどういうことを行う部署になるのか。 (事務局) 生後57日から3歳未満の乳幼児の一時保育、12歳以下の児童のショートステイ、産前産後の育児支援ヘルパー対応、子育て相談などを行うほか、ネグレクトの対応等、に対応する部署である。 (委員長) 他にご質問等なければ、議題2 その他 について事務局より説明をお願いしたい。 (事務局) 議題の1、その他の事項についてご説明する。全部で2件である。 まず1件目であるが、新図書館整備の関係でご報告する。前回の協議会でも説明しているが、「狛江市民センター改修基本構想(案)」及び「狛江市新図書館整備基本構想(案)」について、パブリックコメント及び市民説明会が実施されているので報告をする。市民説明会は9月7日水曜日午後7時から、及び9月10日土曜日午前10時から実施し、7日は42名、10日は33名の方の参加があった。参加者からは、基本構想(案)の内容そのものよりも、基本方針の見直しや、その意思決定についての疑問や意見を多くいただいたが、一方で中央図書館休館中の図書サービスの対応や利用についてなどの意見も頂戴している。また、市民説明会の回数を増やすことやパブリックコメントの期間延長の要望も寄せられたが、市民説明会については、基本構想案の説明動画の配信にて対応すること、パブリックコメントは当初予定より1週間延長し、9月1日から10月7日まで実施することとしている。今後はパブリックコメントで寄せられた意見を踏まえ、10月中旬に市長部局にて両基本構想を決定する予定である。説明会において出された、新図書館整備基本構想(案)についての主な意見としては、「図書館の情報拠点に続く表現として、郷土資料的な言葉遣いに偏っていると感じる。課題解決の役割からは『狛江のまちの現状を把握し、問題解決の手掛かりとなる資料や、まちの歴史資料、まちの特色である音楽・絵手紙、これらの資料を充実します。』とするべき。」といったものや、「蔵書の少なさから、多数の本を使って調べ物をするような人は他市図書館を使っている場合もある。そうした利用者を呼び戻すということも考えてほしい。」といったもの、また「図書館休館中でも本を手に取って読むことができるような対応を検討してほしい。」といったご意見をいただいた。その他の主な質問等として、「図書館蔵書数、開架と閉架の割合や冊数について」、「書棚の幅や車椅子での利用について」、「市民センター図書コーナーの子育て世代向けの蔵書について」、「休館期間や休館期間中の代替施設等について」、「図書館の閲覧席について」、「図書館レファレンスカウンターの設置について」等が挙げられた。1件目のご説明は以上である。 続いて2件目。資料3をご覧いただきたい。こちらは本協議会の今年度の日程である。すでに第1回協議会でお渡ししているものから変更が生じたのでお伝えした。資料の網掛け部分、最終第5回の開催場所が「狛江市役所4階 特別会議室」に変更されたので、ご承知おきいただきたい。 最後3件目になるが、次第には載っていないが、図書館だよりの最新号である第75号が本日完成したので配布させていただく。現在展示中の秋の読書週間、利用支援サービスで募集をした川柳の応募作品、電子雑誌等についての記事が載せられているので後ほどお目通し願いたい。 ご説明は以上である。 (委員長) 事務局より報告が終わったが何かご質問等はあるか。 質問等がなければ、以上をもって令和4年度第3回狛江市立図書館協議会を閉会する。次回の第4回図書館協議会は、12月1日木曜日に開催の予定、なお開催通知は、後日事務局より各委員へ通知する。 |