2024年12月
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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1 日時 |
令和4年8月4日木曜日 午後6時05分から午後7時20分 |
2 場所 |
本庁舎4階 特別会議室 |
3 出席者 |
委員 小刀稱進、小林年春、ガリドディアス智恵子、伊藤栄司 川北美智子、佐藤幸代、川口るり子 〈オンライン参加〉田揚江里、佐藤江美、中川信子 事務局 細川館長、山村副主幹、相川主任、 葛西主任、平澤主事 |
なし |
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5 議題 |
(1) 諮問について 第四次狛江市子ども読書活動推進計画の進捗管理と成果検証について (2) その他 |
6 提出資料 |
(1) 第四次狛江市子ども読書活動推進計画 取組状況シート(総括)(資料1) (2) 第四次狛江市子ども読書活動推進計画 取組状況シート(所管調査用)(資料2) (3) 狛江市新図書館整備基本構想(案)(資料3) (4) 分類別蔵書冊数(資料4) ※当日配布 とうきょうの社会教育 №145 その他 中間報告会資料 |
7 会議内容 | |
(事務局) ただいまより、令和4年度第2回狛江市立図書館協議会を開催する。本日は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、田揚副委員長、佐藤江美委員、中川委員の3名がオンライン参加となっている、ご承知おきいただきたい。 まず初めに、皆様の机上にお配りしている資料等の確認を行う。まず初めに、事前にお届けしたものと、本日お配りしている資料等の確認をお願いしたい。 ○ 本日の次第 1 第四次狛江市子ども読書活動推進計画 取組状況シート(総括)(資料1) 2 第四次狛江市子ども読書活動推進計画 取組状況シート(所管調査用)(資料2) 3 狛江市新図書館整備基本構想(案)(資料3) 4 分類別蔵書冊数(資料4) ※当日配布 配布資料は以上である。過不足等はないか、ご確認をいただきたい それでは、お手元にお配りした次第に沿って進行していくが、議事進行については、狛江市立図書館協議会規則第4条第4項の規程に基づき、小刀稱委員長にお願いいたしたい。 (委員長) それでは、議題の1、諮問について、事務局より説明をお願いする。 (事務局) 議題の1、諮問についてご説明する。 前回の協議会において、今年度の諮問・答申の流れをご説明しているが、確認を含めあらためてご説明させていただく。今回の第2回図書館協議会では所管部署への調査方法について事務局からお示しした案についてご意見をいただきたいと考える。第3回図書館協議会では、その調査結果を、第4回図書館協議会では各施設への調査を実施した結果をお示ししていく。両方の結果を比較し、意識のギャップ等、重点的に取り組むべき箇所等を見つけ、それを踏まえたうえで、最終回の第5回図書館協議会において答申を策定する。このような流れを想定している。 まず資料1 第四次狛江市子ども読書活動推進計画 取組状況シート(総括)をご覧いただきたい。こちらは最終的な答申の際にとりまとめるものを想定したものである。第四次狛江市子ども読書活動推進計画ではその内容が大きく7つに分かれている。「1.乳幼児期の読書活動推進」、「2.小・中学生の読書活動推進」…といった具合である。資料1では例示として、この4番目「4.地域における読書活動推進」についての記載をしている。一番上に「1 計画概要」として計画の概要と担当部署・施設を記載する形となる。一段降りて次の「2 計画に係る取組内容」であるが、ここが所管部署へ調査をする内容となる。その下の「3 施設アンケート等結果」には各施設への調査結果を記載している。そして最後の「4 総括」で、問題点や重点項目等を踏まえたまとめをすることを想定している。 これを踏まえて資料2 第四次狛江市子ども読書活動推進計画 取組状況シート(所管調査用)をご覧いただきたい。これは資料1の「2 計画に係る取組内容」を抜粋したものである。半分から左側の、計画の個別内容、取組の方向性、具体的取組については第四次計画の記載をそのまま転記している。そこから右側の部分が各所管部署へ調査を行う内容となっている。まず取組内容・目標とある部分であるが、ここは「令和4年度に行ったもの、あるいは行う予定のもの」を記載し、その右側の取組達成予定時期とある部分には、「現時点では達成できていない具体的取組がある場合、どのような状況でいつまでに達成できる見込みであるのか」を記載することとしている。 記載例として一番上に図書館の取組を例示している。地域で読書活動に取り組まれている団体との連携を図るとの内容であるが、具体的取組は2つあり、「(ア)地域の団体の活動の把握に努め、近隣の子ども関連施設等に情報が届く仕組みを検討します」と「(イ)地域の団体と情報交換を行い、連携のあり方を検討します」を掲げている。これに対して図書館における取組内容は「近隣の子ども関連施設62施設に対し、市内で活動するおはなしグループ・ボランティア団体のうち情報提供を希望する3団体について、団体が作成したチラシを配布し活動内容の周知に繋げた」ことを記載している。これは令和4年度に図書館で実際に行っており、団体からは保育施設での活動実施に繋がったとの声が寄せられている。また、取組達成予定時期として、まだ図書館としては実施できていない部分になってしまうが、「地域の団体との情報交換については、令和4年度中に連携した事業の実施を検討し、その結果を踏まえて令和5年度に実施」することを記載している。 各部署への調査についてはお示ししたとおり、このように集めたいと考えているが、この内容について委員の皆様からのご意見等を頂戴できればと考える。 (委員長) 事務局より説明が終わったが、資料1、資料2に関して何か質問や意見はあるか。 (委員) 資料1と資料2の関係性について確認をさせていただきたい。 (事務局) 資料11の総括シート上の「2 計画に係る取組内容」の部分が、そのまま資料2の所管調査用に繋がる。先程もご説明したとおり、第四次狛江市子ども読書活動推進計画は7つの単位で構成されているので、その計画一つ一つに資料1の総括シートを作成し、調査を行った所管課から集められた資料2の内容が、資料1の「2 計画に係る取組内容」の箇所ににそのまま入ってくるという流れとなる。資料1の「3 施設アンケート等結果」では各施設に具体的取組の達成状況等について調査を行ったものを記載している。「2 計画に係る取組内容」と「3 施設アンケート等結果」とを見比べ、修正すべき箇所等について、「4 総括」に取りまとめて行きたいと考える。 (副委員長) 現在活動をされている保育園や団体は、第四次狛江市子ども読書活動推進計画の内容についてどのくらい熟知されているのか、またその内容に賛同してくれているところはあるのか。 (事務局) 子ども関連施設や地域の団体については、第四次狛江市子ども読書活動推進計画が完成した段階で一部ずつ配布を行っている。また、市内の保育園については園長会の場で計画の趣旨等について説明をさせていただいている。特に各団体や施設からは、こんなことは出来ないといったような後ろ向きな意見はなかったため、賛同いただけたものと認識している。こうしたことを踏まえて記載例に書いてあるような内容の取組については既に実施している。ただし、図書館で把握していない団体までの意向確認までは行えていない。 (副委員長) 各団体に賛同いただいたという事で、計画の実施について今後進めていくことになると思うが、進める中でそれぞれの抱える問題点などを共有し合うことが出来るような場を設ける計画はあるのか。 (事務局) 資料2の網掛け部分に記載された、第四次計画上の具体的取組の「(イ)地域の団体と情報交換を行い、連携のあり方を検討します」という部分がまさにご指摘の箇所となる。各団体に一堂に会していただき現状の問題点やご希望を伺ったり、現在図書館で実施している各事業にご協力をいただきながら、子どもの読書活動推進を進めていきたいと考える。資料2の中にも「地域の団体と情報交換については、令和4年度中に連携した事業の実施を検討し、その結果を踏まえて令和5年度に実施する」と記載させていただいている。 (副委員長) 了解した。 (委員長) 地域の団体についてはリスト化されているのか。また新しく入ってくる団体をどのように選定するのか基準は設けているのか。 (事務局) リストアップは出来ていない。ただし、狛江市のボランティア活動を取りまとめている、市民活動支援センター「こまえくぼ1・2・3・4」と情報を連携している。 この連携の中で子どもたちへの読み聞かせ等を行っている団体を確認した。既に狛江おはなしの会「くーすけ」とは深く連携をしているので、それ以外に3団体にお声かけをさせてもらっている。これ以外に「こまえくぼ1・2・3・4」に登録のない個別の団体がいくつあるのかまでは把握できていないが、可能な範囲ではピックアップをしていきたいところである。 (委員) 6月に「こまえくぼ1・2・3・4」でイベントが実施され、6月団体が参加している。この時は、「くーすけ」ではなく「コンティーゴ」という別の団体で参加させてもらった。振り返りの会を実施し、その時に5団体でコラボしたイベントをやりたい、という話も出ている。今は無くなってしまったが、過去に人形劇の「カバ」というサークルがあったが、その活動に倣ったようなものが出来たらよいと話をしている。8月終わりころにもう一度集まって話し合いをする予定でいる。 図書館にもこのような動きがあることを伝えると図書館には負担となってしまうのではないかとの危惧もあるが、一方で何らかの形でバックアップして貰いたいという希望もあったりする。 (事務局) 図書館もできるだけ関わっていきたいと考える。具体的な話は別途また調整をさせていただきたい。 (委員長) 他に何かご意見はあるか。 (事務局) 事務局から質問を。通常、計画に対する成果・検証には指標、予算額といった数字的なものが記載されることが多いが、第四次狛江市子ども読書活動推進計画の策定の際には、指標を記載してしまうと、指標に囚われすぎる事もあるというご意見もあったため敢えて数値目標的なものを記載していない。 今回の調査に指標を盛り込むか否か、という点に関して、事務局としては第四次狛江市子ども読書活動推進計画の策定の際と同じ考えでいきたいと考えるが、委員の皆様のご意見があれば頂戴したい。 (委員長) 特にご意見も無いようなので、事務局からの提案でよろしいかと考える。 (事務局) 承知した。 (委員長) 他に質問がなければ、議題の2、その他について、事務局より説明をお願いしたい。 (事務局) 議題の2、その他の事項についてご説明する。全部で2件である。 まず1件目。資料3 狛江市新図書館整備基本構想(案)をご覧いただきたい。 逐次ご報告してきたが、こちらは狛江市新図書館整備基本構想検討委員会へ諮問し、令和3年7月より6回にわたり検討を進めてきたものである。別途開催したワークショップやアンケート等の意見等を踏まえて、検討委員会にて取りまとめ、7月15日に検討委員会委員長から素案の答申がなされ、7月22日の教育委員会において狛江市新図書館整備基本構想(案)として審議・決定したのでご報告する。 (以下、内容説明) 構想案の概要については以上である。なお、本構想案は7月22日の総合教育会議にて、教育委員会の案として市長へ報告している。今後は市長部局にてパブリックコメント等の市民参加手続きを行ったうえ、10月中に市の基本構想として決定する予定である。 続いて2件目。資料4分類別蔵書冊数をご覧いただきたい。 こちらは事前に資料のご要望をいただいている、学校図書館の学校別・分類別の蔵書冊数を一覧にしたものである。現時点の数値となるので、年度末の値とは若干の相違がある。 文学の次に自然科学が多いのは図書館の児童書とも同じ傾向だが、中学校になると2門・3門・7門の割合が増えてくるというのは興味深い結果である。 説明は以上である。 (委員長) 事務局より説明が終わったが、資料3、資料4に関して何か質問や意見はあるか。 資料3については、これはあくまでもまだ「案」の段階という事なのか。 (事務局) こちらは表紙下段にもお示ししているとおり、狛江市教育委員会の案という状態になる。これを今後市長部局においてパブリックコメントを実施し、市民参加手続きを取ったうえで策定される、という流れになる。 (ガリドディアス委員) パブリックコメントについては市の広報等で通知されるものなのか。 (事務局) 教育委員会で行うのは教育委員会案の策定までで、今後は市長部局が執り行う。第四次狛江市子ども読書活動推進計画の策定の時と同じ流れで、市報やHPにおいてパブリックコメントや市民説明会の実施については周知されていくことになる。 (委員) 資料4について。学校間でこのような蔵書冊数の差が生じるのは何故なのか。児童数が一番多い一小よりも緑野小がはるかに蔵書が多いのには何か理由があってのことなのか疑問に思っている。 (事務局) いずれの学校も、文部科学省が定める学校図書館図書標準の蔵書冊数は満たしているが、学校ごとに図書室の大きさが明らかに異なっていることは要因の一つであると考えられる。 (副委員長) 緑野小の所蔵冊数が多いのは、以前に、学校図書館を活用した事業を行った場合にどのくらい学力が上がったのかという文部省の学力調査を実施した。全国学校図書館協議会が委託を受け、この調査に参加する学校の募集を行った。三小と緑野小が応募し緑野小が採用された。その際に600万円相当の現物支給ということで図書を大量に購入したことで蔵書の増加になったのではないだろうか、と考えられる。 (委員長) 他に何か質問や意見はあるか。 (委員) 先ほどの説明の中では、指標を設けないということであったが。例えば資料3、17ページの「望ましい基準の目標基準例、全国の人口同規66市及び多摩地域26市の平均との比較」を見ると、床面積は目標基準例、人口同規模市、多摩平均と比べるとどの区分においても非常に劣っているように見受けられる。このことについては新図書館整備基本構想には盛り込まれないのか。小さい、狭い、ということについては特に問題はないとお考えなのか。それともこの結果を踏まえ、新図書館を建設する際に解消されるものであるのか。 (事務局) 先ほどのものは、主体的に動いてもらうというという意味で第四次狛江市子ども読書活動推進計画の中では指標を設けないという説明であったと思う。 新図書館基本構想は指標を設けないわけではない。31ページにお示ししている「市全体の蔵書冊数の考え方」では、人口同規模(8~10万人)66市平均で、人口一人当たり蔵書冊数3.93冊に狛江市の人口83,013人を掛け合わせて、約33万冊を狛江市全体での蔵書冊数とするものしている。この数字が十分か不十分であるかについての議論は検討委員会の中でもなされてきたが、狛江市としては蔵書33万冊を目指すことを結論とした。 (委員長) この説明でよろしいか。 今後、電子図書館と紙媒体の蔵書との関係はどのように考えているのか。 (事務局) 昨年度からこの件については話題になっているが、電子図書そのものがまだ過渡期のサービスであることが前提となっている。図書館としては電子図書を増やしていきたい意向ではある。一方で、電子書籍になっている図書の絶対数が少ない。昨年度の事業報告書でもご報告しているとおり、中央図書館の蔵書17万7千冊に対して、電子書籍は1万1千冊ということで10パーセントにも満たない現状である。図書館向けの電子書籍として出版されている絶対量が少ないという事に因るものである。利用者からもベストセラーなどの書籍は電子化されていないとの指摘もお受けしている。こうした状況を踏まえつつも図書館としては、図書館に足を運ばない方や、印刷物の紙の本を読まない方は一定数いると思うので、そういった方に対して図書館に関心を持ってもらうための扉の一つとなるであろうと考える。 (委員) 個人的には、電子書籍はまだ期待できないのではないかと考えている。現状では出版社によって電子化に対しての姿勢が大きく分かれている状態である。ワークショップの意見からも電子書籍に期待をしている方はとても多いのであるが、特に中小の出版社は紙媒体の図書をもギリギリの経費でまかなっており、電子書籍に取り組める余裕がない実情を抱えている。一方で、雑誌のサービスは期待ができる。実用的な雑誌も徐々に増えてきている。しかし業界全体として電子書籍の充実を期待できる状況になるまでにはもう少し長い目で見ていく必要がある (事務局) 狛江市では電子雑誌の閲覧サービスも開始している。現在、雑誌に関するアンケート調査を行っているが、需要のあまり多く無い雑誌については、スペースに限りのある図書館では導入しにくい実情がある。こういった事情を踏まえ、場所の制限なく、貸し出すものを整備することができるメリットが電子雑誌にはあると感じている。 (事務局) 電子書籍は、新図書館整備基本構想においてはハイブリッドサービスとしている。また、費用をかけずに狛江市の独自資料を掲載していくということも行っている。 (委員) 前回の図書館協議会の中で、今年の6月で電子図書のライセンスの期限切れとなるタイトルが一定数あると伺っているがその件についてはどうなっているのか。 (事務局) 予算上は1万冊を確保するように毎年組んでいる。ライセンス切れのタイトルを継続するか否かについては貸出実績などで読まれているかどうかを判断材料に、司書が検討しているところである。 (委員) いつまで検討していくのか。 (事務局) ライセンスが切れたものについて、利用見込のあるものは継続する形で検討をしている。今年の6月でライセンスの切れたものについては、すでに検討し必要なものは継続の手続きを済ませている。 (事務局) 補足をすると、例えば、実用書や旅行のガイドブック等については、情報の入れ替わりが早いこともあり、新しく刊行された同様のものと入れ替えを行うよう一冊一冊確認をしながら判断を行っている。 (委員) 新図書館整備基本構想は、使いやすくサービスを充実をすることに重きを置いていると考えてよろしいのか。 (事務局) 基本的には仰るとおりである。 (委員) 新図書館整備基本構想の後に具体的な計画が示されてくることを期待している。例えば、推進サービスにおいて、コンシェルジュによるレファレンスサービスの提供、と記載されているが、今現在はそういったサービスは行われてないのではないかという気がするが、今後かなり充実されるものになっていくと期待してよいのか。具体的にどういう体制を想定しているものなのか。 (事務局) 41ページに記載されている推進サービスにコンシェルジュ(司書)による対応は、基本的には「調べる、学びなおす」にあるもので、図書館の基本的機能であるレファレンスサービスを想定している。図書館として本を活用して学びなおすことは現在も行っており、新図書館においても核となるサービスとして推進していく考えである。 (委員) こういったサービスは突然お願いして享受することができるものなのか。 (事務局) 図書館としての基本的機能であり、開館している時間帯にいつでも受けていただくことは可能である。 (委員) では、新図書館においてはそのサービスがもっと充実するということなのか。 (事務局) 図書館の機能を振り分けることによって生まれた時間を有効に使い、現在行っているサービスに加え新しい機能を加えることで、さらに充実したサービスに繋ぐ機能を目指していきたいと考えている。 (委員) 37ページから44ページにかけての、(3)サービス計画は、今行っているものについての記載となっているのか。44ページについては新図書館においての目標というように読み取ることが可能であるが、。 (事務局) 37ページから43ページに記載の「推進サービス」には、現在行っているものと、現在の人員や予算上の考え方で十分行うことが可能であると思われる事項について記載をしているものである。44ページについては未来を見据えての展開事例としてサービスの導入の検討を行うものとして掲げさせてもらっている。 (委員) わざわざ司書のことをコンシェルジュのようなカタカナ表記にする必要性が判らない。すでにデジタル化とかボランティアのようにすでに日本語として定着している用語は良いが敢えてここで使う必要性を感じない。図書館だからこそ、漢字や日本語でもわかるような表現をしていただきたいと思う。 (委員) 漢字で書いてもらえると視覚的にもすぐわかるが、横文字やカタカナ表記は分かりにくい要素が多いと感じている。 (事務局) 最後のページに用語説明をつけさせてもらっている。横文字が多いというご指摘は理解はできるが、司書とコンシェルジュでは、ニュアンス的に聞き手の捉え方が変わってくるという効果を期待してものである。 (委員) 司書という仕事の範疇を広げていこう、という趣旨ということなのか。 (委員) コンシェルジュ(司書)と表記しているが、図書館には利用者対応をしない司書というものもいる。一方でバックヤード図書において発注対応に専念する司書職も存在している。こういった司書は利用者対応は行わないということを考えると、「司書=利用者対応をする」という考え方は実情とだいぶ違っていると思う。カウンターにいる司書は常に忙しくしていること多いので、何かを聞くことがためらわれる場面が多々ある。そのためには暇そうにしている司書を一人配置することが必要である。また、ボディランゲージをうまく活用するなどして利用者の方に使いやすい、尋ねやすい図書館を目指すことが必要となる。 (委員長) 他に質問等がなければ、以上をもって令和4年度第2回狛江市立図書館協議会を閉会とする。次回の第3回図書館協議会は、10月6日(木)に開催する予定である。開催通知は、後日事務局より各委員へ通知する。
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