校長室だよりNO.129 「長なわ」 ~令和5年2月6日 校長先生のお話~
寒い日が続いています。寒い中でも、明日・明後日に行われる長なわ大会に向けて、学級で練習に励んでいますね。なわを跳んでいると、きっと体がポカポカしてくると思います。みんな一生懸命に取り組んでいるからです。
さて先週、校長先生は長なわ大会に向けて5・6年生の人達が学級会で話し合う授業を見ました。その時に、素敵な意見がたくさん出されていたので紹介します。
まず「みんなで声を出そう。」という意見です。練習の時に、みんなで声を出して、気持ちやタイミングを合わせるということですね。とてもいい意見です。
次に上手く跳べない人もいるので、その人たちのことを考えた意見もありました。「跳ぶタイミングにやさしく背中を押してあげる」という意見です。実際にこれで跳べるようになったと話す人もいました。また「失敗しても励ましてあげる」という意見も出ました。そうすれば、安心して跳べると話してくれた人もいました。
そして、これは長なわを回す人の意見ですが「跳びやすいように、なわを回す」というものでした。しゃくるように回してあげると苦手な人も跳べるのだそうです。なるほど!と思いました。
最後に「全員で練習する」という意見も出ました。学級のみんなで練習することが大切、誰も取り残すことなくみんなで練習をしようという意見です。素晴らしいですね。
長なわの取組は、もちろん記録が伸びれば嬉しいです。でも、校長先生は緑野小学校のみなさんに、記録だけではなく「友達を思いやる気持ち」や「友達と協力する気持ち」をもってほしいと思います。そして「たくさんの人がいるからできること」を体験してもらいたいと思っています。長なわは一人ではできませんね。回してくれる人や跳ぶ人が何人もいるからこそ、楽しむことができるのです。この素敵な取組を学級・学年・緑野小のみなさんで、思い切り楽しんで、素晴らしい長なわ大会にしましょう。