校長室だよりNO.121 「秋の発表会」 閉幕式
緑野小学校のみなさん、「秋の発表会」が終わりました。2日間のお休みで、お家の人に頑張ったことをほめていただいた人もいることでしょう。本当にみなさんが今回の発表会のテーマ「ひとりひとりの努力でみんなの思い出に残る秋の発表会にしよう」を目標に自分の力を出し切ったと思います。
1年生の「長ぐつをはいたねこ」はそれぞれの猫の表情がかわいらしく、はいている長靴もとても工夫されていました。また、「がらくた宇宙船」は本当の宇宙船のようで、1階の廊下が宇宙かと思うくらい素敵でした。これががらくたから作られているのかとびっくりしました。
4年生の「みどりのジャングル」はダイナミックな動物がいっぱいで、本当のジャングルに迷い込んだような気持ちになりました。また、「自分色紙で描こう」は、個性的な色紙で切り取られた生物が生き生きとしていました。そして「中庭不思議空間」は、不織布で繋げる不思議な空間が現代美術の美術館のようで、いつまでもここにいたいと思う気持ちになりました。
2年生の「さんぽ」は、みなさんの元気な伸びのある歌声や、テンポをしっかり合わせた演奏に、会場のみんなが元気をもらいました。思わず一緒に歌いたくなりました。「ありがとうの花」は、歌詞を考えながら歌う様子に校長先生も心が熱くなりました。
5年生の「風になりたい」は、難しいリズムがたくさんある曲なのに、一人一人が歌詞を味わいながら歌う姿が素敵でした。また、「カントリーロード」は、ミュージックベルの演奏でしたね。ミュージックベルは一昨年6年生のブラスバンド活動ができなくて、それに代わるものはないかと考え、PTAの方々の協力で購入していただいた物だというお話をしました。新しい緑野小の伝統として5年生が引き継ぐことになりました。温かい思いがたくさん詰まったベルの音に心がぽかぽか温まりました。「銀河鉄道999」は大迫力でした。息のピッタリ合った演奏が見事でした。
えのき学級の「えのきなほうがっこう」は、手に汗握る劇でした。セリフをしっかり覚えて自分の出番に、はっきりと言うことができました。なんとこのお話は、えのきの5・6年生が作ったものなのです。校長先生も参加させてもいましたが、一人一人が協力して最高のえのき魔法学校になりましたね。
3年生の「モチモチの木」は学年の心を一つにして、目標に向かって全員が練習を重ねてきたことがよく分かりました。一人一人のセリフもはっきりと、そして感情を込めて言っていました。6色の画用紙で情景を表すことができると知り、すごいなと感じました。この学習を通してまた、学年の絆が深まりました。
6年生の「Welcome to Midorino elementary school」では、みなさんの英語の発音の上手さにびっくりしました。また、それぞれのチームが趣向を凝らして、タブレット端末を活用したプレゼンテーションを作成し、発表していました。タイミングもぴったりで、一生懸命練習したのだということがよくわかりました。最高学年として、下の学年に立派な姿を見せることができました。
秋の発表会は終わりましたが、この発表会で身に付けた大きな力を、自信に変えて、2学期の学校生活を最後まで充実させてください。素晴らしい秋の発表会をありがとうございました。