校長室だよりNo.113 「災害に備える」 ~令和4年9月5日 校長先生のお話~
みなさんもニュースで知っているように、現在、沖縄県の辺りは台風11号に覆われています。台風が来ると大雨が降り、強風が吹きます。大雨が降ると道路に水がたまったり、川の水が一気に増えて洪水になったりすることもあります。また台風の強い風はトラックをひっくり返してしまうほどの勢いがあるそうです。外にいることは危険なため、家から外に出ることはできません。場合によっては停電になることもあります。そこで、みなさんにぜひお家の人と話し合って準備してもらいたい物があります。しばらく外に出られなったり、停電になったりした時のために、必要な物を揃えておいてほしいのです。例えば、このような懐中電灯は停電の時に役立ちます。また、外に出られなかったら買い物には行かれません。台風の時はお店も閉まっていることでしょう。そこで、しばらく買い物に行かなくても大丈夫なように食べ物や生活に必要な物を蓄えておいてほしいのです。これを備蓄と言います。お家の人と一緒に備蓄についても考え実行してください。
4年前の10月の台風で実際に洪水が起きました。その時は、狛江市に住んでいるたくさんの人たちが、家にいると危険なため緑野小学校に避難してきました。緑野小学校が「避難所」になったのです。そうなると、みなさんが使っている教室は避難して来た人たちの生活の場になります。また緑野小学校が避難所になるような災害は、台風とは限りません。大地震が来るかもしれないのです。それはいつ起こるか分からないのです。ですから、みなさんが学校から帰るときは、教室の机やロッカー等はきれいに使いやすく荷物をきちんと整理しておきましょう。いつ避難所になっても良いように整理整頓をしておいてください。自分たちでできる「災害に対する備え」を日頃から行ってください。