校長室だよりNO.122 「サッカーワールドカップ 日本代表のロッカールーム」 ~令和4年11月28日校長先生のお話~
サッカーワールドカップが始まりました。カタールという国で、世界各国の代表選手が戦っています。テレビで放送されているので、応援している人もたくさんいると思います。サッカーも素晴らしいのですが、今話題になっているのが、日本代表の試合後のロッカールームです。試合の後なので疲れているにも関わらず、整理整頓し掃除もしてきれいになっているのです。また、折り鶴がおいてあって「ありがとう」とメッセージが残されていたそうです。また、日本を応援する人たち、サポーターといいますが、日本サポーターの人達も試合終了後にゴミ拾いをする姿が見られ、世界から称賛されています。そして、この行動は今回が初めてではなくて、いつもやっているということなのです。これは、みんなで使う場所や物を大切にする気持ち、そしてその環境を作ってくれる人達への感謝の気持ちを表しているのです。素晴らしいですね。ある番組のニュースキャスターは、「これは、日本では学校で清掃を学んでいるから自然とできることなのだ。日本の素晴らしい文化である。」と話していました。確かに、毎日私たちは学校で自分の使った教室や道具を掃除の時間にきれいにしたり、整理整頓したりしています。校長先生もなるほどと思いました。
教室をきれいにすることや、自分の物を整理整頓することは、自分や友達の学習がスムーズに行えるようになり、がんばろうという意欲にもつながります。きれいな教室や廊下などを見ると気持ちもすっきりしますね。そして、この環境を整えてくださる人達への感謝の気持ちも芽生えてくると思います。校長先生も、朝いつもきれいな学校に来るとありがたいなあという感謝の気持ちと、みんながきれいにし続けているのだという誇らしい気持ちになります。緑野小学校のみなさん一人一人が、この気持ちを忘れず、今日教室を出る時「ありがとう。また明日がんばるね。」という思いで下校できるようになってほしいと思います。