令和4年度 第7回狛江市立公民館運営審議会会議録

 

1 日 時   令和5年1月24日(火)午後6時30分~8時

 

2 場 所   中央公民館 第4会議室

 

3 出席者     斎藤謙一委員長、都築完副委員長、長岡智寿子委員、長谷川まゆみ委員、内海貴美委員、

        中野潔委員、深井秀造委員、細谷明美委員

        事務局(浅井信治公民館長、刈田美江子副主幹(兼)事業係長、髙橋公平主事)

 

4 欠席者   小松香織委員

 

5 傍聴者   0名

 

6 配布資料  答申書~新しい生活様式を踏まえた狛江市立公民館事業のあり方について
        今後の展望
        平成28年度答申書
        平成28年度答申書(公民館に関するアンケート調査結果)
        平成28年度答申 進捗管理一覧
       
  

7 会議の結果

(1)報告事項

 ・東京都公民館連絡協議会委員部会について

委 員:10月から12月までの委員部会にそれぞれ出席したが、主な議題は共通して「第59回東京都公民館研究大会」に関するもので、当日のタイムスケジュールや役割分担等について話し合った。その他としては、「公民館調査の調査項目」について検討を行い、「リモート環境」に関する調査項目を新たに増やすこととなった。狛江市では両館で公衆Wi-Fi環境がすでに整備されていると思うが、他市では未整備であると回答している公民館が複数あった。また、委員部会の配付資料を、各市の審議会でどのように扱っているかについても議題が挙がった。重要度の高い資料は優先的に回覧しているつもりであったが、取扱いの基準をどうすべきか、時間があるときで構わないので改めて調整できればと感じた。

事務局:了解した。

 ・狛江市民センターの改修に関するアンケートについて

事務局より資料に基づき説明

事務局:12月下旬に、「狛江市民センター改修に関するアンケート」を公民館登録団体等の各代表者へ発送した。アンケートの中には、基本構想で決定した利用区分の変更に係る具体的な案を示したものも含まれる。回答期限は令和5年1月末を予定しており、アンケート結果の集計が完了でき次第、本審議会でも情報共有させていただく予定である。

委員長:問2の利用区分の①~④案で、「夜間22時まで」との記載があるが、これは午後10時までに、利用団体は鍵を返却しなければならないということか。

事務局:そのとおりである。

委 員:午後10時に閉館とした場合、午後9時30分までには、利用団体に鍵の返却をしていただかないと、閉館準備が間に合わないのではないか。また、「夜間22時まで」と聞くと、実際に利用できる時間は午後9時30分までであると勘違いする回答者がいるかもしれないと感じた。

事務局:もし、夜間区分が午後10時となった場合は、利用団体からの鍵の返却後に、館内の巡回作業等を行うこととなる。よって、実際に閉館する時刻は、閉館準備を考慮して、午後10時15分から30分頃までとなることを想定している。また、回答者の誤解を招かないように「※空き時間の有無にかかわらず、鍵の貸し借りは時間内で行うことを想定しています。」とアンケートの下部分に注意書きしているところである。

(2)審議事項

 ・新しい生活様式を踏まえた公民館事業の答申書(案)について

事務局より資料に基づき説明

委員長:6ページに「利用区分を3区分から4区分への増やし、若い世代の新たな利用者が増えることを願うものである。」との記載があるが、平成28年度の答申「狛江市立公民館の魅力を高め、すべての世代にわたる市民のための学習の場とするために必要な公民館事業等のあり方について」では、「開館時間の延長(夜間)」という言い方をしているので、区分変更だけではなく時間の延長についても追記をお願いしたい。

事務局:了解した。

委 員:事業の周知をする際に、市内の各小・中学校と連携して、ポスターの掲示やチラシの配布等をすることはできるか。また、学校のカリキュラムの中で、生徒に公民館事業に参加してもらうということはできるか。

事務局:周知については可能である。すでに公民館事業である学習フリースペースでは、ポスターの掲示等について、学校側に協力いただいている。学校とのカリキュラムの連携については、これまで事例がなく、学校側の考えや負担等を考慮し、慎重に検討する必要がある。

委員長:今回、平成28年度の答申に対する振り返りを行ったが、こういった形式で、過去の答申に対する進捗管理を行うことは重要であると考える。

委 員:確かに「答申だけしておしまい」とならないように、その答申が翌年度以降にどれぐらい公民館事業に反映されているのかについて、本審議会で確認することは大切である。

事務局:過去の答申の振り返りは重要であると考えるが、答申内容が大きい範囲に及ぶものもある。短期的ではなく、長期的な視点で進捗管理を行う必要がある旨、ご理解いただきたい。

委 員:配付いただいた答申書(案)は、すでに非常によくまとまっていると思う。残りの細かい部分については、事務局で微調整していただいて構わない。

委 員:今回の答申で平成28年度の振り返りをしているが、本審議会のグループワークで出された意見と重複するものも多く、これはあくまで参考程度で良いと考える。そのため、できている部分、できていない部分といった形でそこまで具体的に内容を詰めなくても良い。それよりも、振り返や進捗管理を行い、今回の答申に活かしたという姿勢が大切である。

委 員:3ページの「(3)改めて公民館に求められる機能やポイント」については、公民館の役割を整理する上で重要となるので、もう少し強調して表記する方が良い。

委 員:1ページ「1 はじめに」には「つどう」「まなぶ」「むすぶ」の3つが記載されているが、3ページでは「むすぶ」の文言のみの記載となってしまっている。1章と3章を紐づける意味でも、3ページにも「つどう」「まなぶ」の文言を追記した方が良いと考える。

委員長:あわせて、「つどう」「まなぶ」「むすぶ」が、4ページ以降の重点事項の展望や方針に、どのように紐づけされているのかも分かりやすく記載した方が良い。そうすれば、第3章と第4章がつながり、より分かりやすくなると考える。また、「新しい生活様式について」の軸となる本質的な部分について、まだ検討があまりできていないと感じる。次回の審議会で、議論を深め、「5 さいごに」において「最終的には、こういった公民館を目指していきたい」といった視点を盛り込んでいければと思う。

事務局:了解した。各委員からいただいた意見のとりまとめを行い、反映させた答申書(案)を次回審議会までに配付させていただく。

委員長:それでは、本日の審議会はこれをもって終了とする。第8回審議会は、令和5年2月14日(火)午後6時30分から第4会議室にて開催する。