1.日時

令和4年3月28日月曜日午後6時から7時30分まで

2.場所

市防災センター4階402会議室

3.出席者

議長:稲葉和也

副議長:長沢利明

委員:高橋公子

事務局:宇佐美哲也(社会教育課)、松下祐三(社会教育課)

4.欠席者

委員:中島真里枝、堀井美智子

5.議題

  1. 古民家園の運営状況について
  2. 令和3年度の事業実施結果について
  3. 令和4年度の事業計画について
  4. 開園20周年記念事業について
  • 報告1.主屋茅葺屋根の葺き替えについて
  • 報告2.その他

6.配布資料

  1. 令和3年度古民家園入園者数
  2. 古民家園入園者数実績【月別内訳】(平成28年度から令和3年度)
  3. 令和3年度古民家園における新型コロナウイルス感染拡大防止への対応
  4. 令和3年度古民家園事業参加者数
  5. 令和4年度古民家園事業計画(案)
  6. 古民家園事業概要
  7. 古民家園開園20周年記念事業について
  8. 旧荒井家住宅主屋(狛江市立古民家園内)の屋根修繕について

7.会議の結果

会議に先立ち、文化財担当副主幹から挨拶がありました。

事務局から、本会議は原則公開とすること、会議録は発言者を議長、委員、事務局と表記する要点筆記とし、議長が確認した後、市教育委員会ホームページで公表することを説明し、各委員から了承を得ました。

議題1.古民家園の運営状況について

事務局から、令和3年度の運営状況について、入園者数の推移を基に、古民家園における新型コロナウイルス対策を含めて報告しました。

  • 新型コロナウイルス対策については、緊急事態宣言の措置期間(4月25日から6月20日まで及び7月12日から9月30日まで)において、4月26日から5月31日までは臨時休園の措置を取ったこと、6月1日から21日までは建物内(旧荒井家住宅主屋内)への立入りを制限し、その後10月24日までは、園内での飲食を禁止したこと、また、まん延防止等重点措置期間(1月21日から3月21日まで)は、園内での飲食を禁止したことを報告しました。
  • 入園者数について、令和3年度の総入園者数は、昨年度のコロナ禍の状況に比べると増加しており、特に8月以降は、コロナ前の実績に戻りつつあることを報告しました。
議題2.令和3年度の事業実施結果について

事務局から、令和3年度の事業の実施結果について、実施状況及び参加者数を基に報告しました。

  • 令和3年度は、新型コロナウイルスの影響で25事業を中止し、中でも「かまどでご飯」等の飲食を伴う事業はすべて中止になったものの、計43事業を実施したこと、実施した事業の大半は定例事業である「古民家園で遊ぼう」と「昔あそび体験」であったこと、実施した事業においては、ほとんどが定員を超える申込みがあったことを報告しました。
  • 新たな取組みとして、「むいからお月見音楽会」と題し、都立狛江高等学校箏曲部と連携した演奏会を実施したこと、この演奏会は、十五夜のお月見に合わせて実施したもので、開園時間を延長して、夕暮れ時から月が昇り始める頃まで、古民家の座敷を舞台に演奏が披露され、当日の天気と気候もあいまって、多くの来園者があったことを報告しました。また、正月に実施した「古民家園でも初春まつり」にもこの時期にしては多くの来園者があり、イベント型の事業については、コロナ禍の沈んだ雰囲気の中で、明るい気持ちになれる、前向きになれるといった感想も寄せられており、事業がもたらすプラスの効果が求められているのではないかと報告しました。併せて、コロナ禍におけるイベント型の事業の実施は躊躇するところがあるが、状況に応じた新型コロナウイルス対策を施した上で、取り組んでいく必要があるのではないかと報告しました。
議題3.令和4年度の事業計画について

事務局から、令和4年度の事業計画について、事業スケジュールと事業概要を基に、事務局の案を説明しました。

  • 令和4年度は、48事業の実施を予定し、基本的にはまずコロナ前の事業展開に戻すことを主眼に取り組んでいくこと、現時点では、飲食を伴う事業も予定しており、新型コロナウイルス対策の観点から、実施の可否も含めて、状況に応じた方策を検討する必要があるが、賑わいを創出することになるので、実施を目指して方策を模索していくことを説明しました。

以上の議題(1)から(3)までに対し、委員から以下のとおり意見がありました。

  • 委員から、「古民家園でも初春まつり」について、来園者が多く見られた要因について質問があり、事務局から、正月遊びや凧作り教室を実施したほか、市内の福祉作業所が作った洋菓子等のプレゼントを行ったことが大きい旨を説明しました。委員から、賑わいを創出する一つの方法として良いと思われ、飲食を伴う事業についても、行政が実施すれば安心感も生まれるので、取り組んでいって欲しいとの意見がありました。
  • 委員から、事務局の事業案について、子どもを対象とした事業が大半を占めているように見受けられる。もう少し大人を対象とした事業を企画して欲しいとの意見がありました。市内に在住している文化人や学識経験者はたくさんいると思われるので、例えばこうした人たちに協力を仰ぎ、地域の歴史や文化財、伝統芸能等について事業を企画していって欲しいとの意見がありました。また、委員から、大人を対象とした事業については、以前から課題になっているところであり、近年の事業参加者の年齢層からすると、子どもを対象とした事業に重点を置くのはやむを得ないが、大人を対象とした事業を徐々に増やしていくよう、取り組んでいって欲しいとの意見がありました。
  • 議長から、「むいからお月見音楽会」に絡めて、高校生が地域社会に出て活動する機会が増えてきているようであり、古民家園のこうした取組みは、活気も生まれお互いにとって良いものではないかと思う。狛江高等学校の他の部活動、例えば、文化部の活動の場として古民家園を活用してもらうことなどは、高等学校との連携の一つの手段だと思われる。今後も連携が途切れないように継続して取り組んでいって欲しいとの意見がありました。
議題4.開園20周年記念事業について

事務局から、開園20周年記念事業の実施候補日や実施方法、予定している事業について報告しました。

  • 平成14年4月27日に開園した古民家園は、来年度開園20周年を迎え、これを記念して事業を実施すること、開園した日付を踏まえると、本来であれば5月の大型連休中に実施するのが望ましいが、来年度は旧荒井家住宅主屋の茅葺屋根の葺き替えを予定しており、屋根の葺き替えが終わった後、お披露目も兼ねて記念式典を実施することを予定している旨を説明しました。
  • 現時点では、令和5年3月26日を記念式典の候補日とし、今後、記念式典を含めて記念事業の具体的な内容等については、実行委員会を立ち上げて検討していくことを説明しました。また、記念式典のほかに記念事業として施設の整備、園庭への梨の木の植樹と駐車場外周の植栽帯の整備を予定しており、記念式典にて植樹式を行うことを検討している旨を説明しました。

委員から、記念事業は1日だけを想定しているのかとの質問がありました。事務局から、記念事業の具体的な内容は、実行委員会にて検討していくことになるが、茅葺屋根の葺き替えも含めて、開園20周年は傷みが見えている施設の修繕や記念植樹を中心に展開していく旨を説明しました。委員から、単発ではなく継続的になんらかの事業が実施できないか検討してみて欲しいとの意見がありました。

委員から、実行委員会はどのような形になるのか質問がありました。事務局から、公募で委員を募るなどして進めていくことを説明しました。

委員から、梨の栽培は易しいものではなく、手間も掛かるので、指導者を考えておく必要がある。狛江市内には、もう梨を手掛けている生産者はいないと思われるので、稲城市と繋がりを築き指導者を招来するのも一つの方法になるのではないかとの意見がありました。

報告1.主屋茅葺屋根の葺き替えについて

事務局から、旧荒井家住宅主屋の茅葺屋根について、屋根の現況やこれまでの主屋の修繕履歴を説明し、開園20周年を契機に葺き替えを行うことになった旨を報告しました。

  • 茅葺屋根の現況については、棟部分の傷みが顕著で、大雨の後に雨漏りが認められる場合があること、茅の脱落・垂下が進んでいること、茅が全体的に痩せてきており縞状の段差が見られることを説明し、このまま放置して屋根の傷みが進むようならば、雨水等が小屋組や梁組に影響を与えかねず、建造物の保護・保存に悪影響を与える可能性があることを説明しました。
  • 一般的に茅葺屋根の葺き替えは、竣工後20年が目安になっており、近隣に所在する茅葺屋根を有する建造物も概ね竣工後20年で葺き替えを行っていることから、開園20周年は葺き替えのタイミングとして良いと判断し、本格的な修繕を進めることになったことを説明しました。
  • 修繕の工程は、予定では10月半ばから準備工、12月から3月初めまでは葺き替え工事とし、3月半ばに竣工となること、葺き替え工事の期間は園内への立入りが難しく、事業は見合わせ、開園するか否かは今後検討していくこと、葺き替えの様子は随時公開し、解説付きの見学会等の実施を検討していることを説明しました。

委員から、見学会を検討しているとのことだが、ただ見学するだけではなく、葺き替えに絡めて何か体験できるようなことも検討して欲しいとの意見がありました。また、屋根屋の道具のミニ展示を企画して欲しいとの意見がありました。

報告2.その他

次年度の会議は、8月下旬と3月下旬の2回を予定しているが、開園20周年記念事業、またその実行委員会の立上げ等もあるので、会議の開催時期については事務局で調整することになりました。

議長、閉会を宣言。

古民家園運営評議会委員名簿

議長
稲葉和也(学識経験者)

副議長
長沢利明(学識経験者)

委員
高橋公子(社会教育関係者)、中島真里枝(公募市民委員)、堀井美智子(公募市民委員)