校長室だよりNo.214 「修了式」 ~令和7年3月25日校長先生のお話~
今日で令和6年度が終わります。みなさんも一年間本当によく学び、よく遊んで、心も体も大きく成長しましたね。校長先生が特にそう感じたのは、先週、今週あたりで行っていた、各学級や各学年のお別れ会やお楽しみの様子を見たからです。どの学級でもこの一年間を振り返って、自分たちが学んだり成長したりしたことを認め合っていました。そして友達の良いところもたくさん褒めていました。良いところを見付ける力も身に付けて本当に素晴らしいと思いました。また思いやりのある行動もたくさん見られました。緑野小学校の子供たちは本当に素晴らしいと感じて、校長先生はとてもうれしくなりました。
さて、今朝、昇降口に大きな花瓶に生けられたお花に気が付いた人もいたことと思います。そうです、昨日は卒業式でした。96名の6年生が緑野小学校を元気に巣立っていきました。そこで、昨日の卒業式でお話をしたことを紹介します。
「貴為和以」この言葉をみなさんは、緑野小学校で見たことがありますね。そうです、以前は雲梯のそばにあった記念碑です。緑野小学校の前身である狛江二小の創立50周年記念に建てられたもので、今は移設されて校舎の北側にあります。これは「和を以て貴しと為す」と読みます。元々は聖徳太子が制定した十七条の憲法の第一条に書かれている言葉です。「和」とは仲良くすることや平和という意味です。「貴し」とは貴重で価値があるという意味です。つまり「和を以て貴しと為す」とは「人と人は仲良くすることが何より大切だ」ということです。緑野小学校のみなさんは、もうすでにこの言葉を実践できていると思います。4月からもこの言葉を思い出しながら、ぜひみなさんで新しい学年で友達をたくさん作って、素晴らしい学校生活を送れるようにしましょう。
登録日: 2025年3月28日 /
更新日: 2025年3月28日