校長室だよりN0.213 「寝ている時に見る夢は、なぜめちゃくちゃなお話になるの?」 ~令和7年3月3日校長先生のお話~
今日は「寝ている時に見る夢は、なぜめちゃくちゃなお話になるのか?」というお話をします。実は、校長先生の叔父さんが、昨日夢に出てきました。その叔父さんは、高齢になったので今は施設に入っています。夢の中の叔父さんはとても若くて、校長先生にケーキをくれました。朝起きてこの夢を思い返して、なぜ叔父さんがケーキをくれたのか考えてみました。そういえば、一昨日、叔父さんが住んでいた家の前を通り、今どうしているかなと考えていました。また、今日のひな祭りのために、和菓子かケーキのどちらを買おうかと考えていました。だから、そのことが夢に出てきたのでしょう。
私たちの頭の中には脳があります。脳の中には、記憶の引き出しがたくさんあって、何年の前の記憶や、最近の記憶などが無数に入っています。この記憶は、全部自分が見たり聞いたり体験したりしたことです。このたくさんの記憶が寝ている間に、アトランダムに勝手に引き出しから出てきて、結びついたのが夢なのだそうです。だから、お話がめちゃくちゃになってしまうのですね。そして、夢を見ている時は「レム睡眠」という状態で、目はつぶって寝ていますが、目玉は動いているのだそうです。不思議ですね。また、怖い夢や嫌な夢を見ることがあっても、全く心配することはないそうです
今日は夢のお話をしました。今日はどんな夢を見るか楽しみですね。
登録日: 2025年3月11日 /
更新日: 2025年3月11日