今日は、みなさんにぜひ見せたい写真があります。

 先週の金曜日に、校長先生が家を出ると何と、この動物が道路にいたのです。分かりますか?そう「たぬき」です。丸々として毛並が良く、じっとこちらを見ています。校長先生が歩き出すと、隣の家の庭に入って行ったので、駐車場までそっと追いかけて行って写真を撮りました。まさか、こんな都会にたぬきが出てくるとは夢にも思わずびっくりしてしまいました。

 実は、たぬきは「夜行性」と言って、私たちが寝ている夜などに行動することが多いのです。また、雑食で小動物や魚、草や木の実など、何でも食べるのだそうです。ですから自然の中に食べ物がたくさんあるのか、または人間が食べ残した物なども食べ、都会にも住みついくようになったのかもしれません。そこで校長先生は狛江市の隣の調布市に住んでいるので、きっと狛江にもたぬきがいるかもしれないと思い調べてみたところ、やはり狛江市にもいるということが分かりました。また、狛江にはイタチも住んでいるというのです。都会だから動物園にいるような動物はいないと思ってしまいがちですが、意外に身近なところに野生動物もいるのです。だんだん暖かくなってきているので、こういった動物も植物も行動が盛んになったり、成長し変化をみせるようになったりします。みなさんも、大きな変化があるこの季節に、いろいろなことに興味・関心をもって、何か発見することがないか、探しながら生活をしてみてください。