校長室だよりNo.219「みんなのためが自分ためになる」 ~令和7年5月12日副校長先生のお話~
今日は、校長先生が3・4年生と一緒に祖師谷公園へ遠足に出かけていますので、副校長先生が全校朝会の話をします。
前回の副校長先生の全校朝会の話では、「共に生きる」とは、どんなことか、それは自分以外の誰かと一緒に生きるということで、共に生きるために大切な三つのことを話しました。今回は、皆さんが「共に生きる」ために頑張っているなと副校長先生が感じたお話をします。
副校長先生は、先月は5・6年生と生田緑地へ、先週は1・2年生と喜多見ふれあい広場へ遠足に行きました。緑野小学校の遠足は、文字通り「歩いて遠くまで行きます」大人の先生も長い時間・長い距離を歩くのはとても疲れます。みんなも歩いている時に「まだ着かないのかな」「もう歩きたくないな」と思った人が多いと思います。そんな時に6年生や2年生が中心となって、「もうすぐだから頑張ろう」とか「あそこを曲がればもう少しだよ」と言って励ましている姿をたくさん見ることができました。
また、スタンプラリーや班での遊びでは、班で協力しながら楽しそうに遊んでいました。もしかしたら、遠足の時に初めて話したり、遊んだりする人たちも多かったと思います。それでも一人一人が遠足をみんなで楽しむためには、班の中で自分がどのように行動したり話したりすればいいのかを考えていることに、副校長先生はとてもうれしくなりました。
もし、自分のことばかりを考えて、班の友達をおいて先にどんどん歩いたり、自分の好きな遊び以外はやらないといって一緒に遊ばなかったりしたら、遠足は楽しいものにならなかったと思います。それは、遠足だけでなく毎日の学校生活でも同じです。班や学級での話し合い活動や係や委員会活動など、みんなで学習や生活する場では、自分だけがよいという考えでなく、みんなのためを考えて行動することが必要ですね。
このように、自分は何をするか、自分はどうするかと考えるときに、「みんなのためになること」を是非考えてみてください。みんながよくなるためにはどうするかと考え行動すると、結局は自分のためになっていることがよくあります。
みんなもよくなり、自分もよくなると毎日が楽しくなり、緑野小学校がどんどんよくなり、楽しい学校に行きたいなと思います。「共に生きて」みんなで楽しい緑野小学校つくっていきましょう。