校長室だよりNo.224 「睡眠時間」 ~令和7年6月23日校長先生のお話~
だんだんと暑くなってきて、夜寝苦しいと感じている人も多いと思います。昨日はよく寝られたでしょうか。寝ている時間を睡眠時間と言いますが、今日はみなさんの睡眠時間についてお話をします。
さて、みなさんは昨日何時に寝ましたか?8時?9時?10時?それとも11時過ぎ?ですか。実は、小学生が必要とする睡眠時間は9~10時間と言われています。低学年の人と高学年の人では少し長さが違うかもしれませんが、例えば、9時に寝て朝6時におきると9時間です。10時だったら朝7時となります。みなさん、どうでしょうか、寝れていますか?
では、なぜ9~10時間の睡眠が必要になのでしょうか。小学生であるみなさんが寝ている間には、体の中に成長ホルモンという物質が出てきます。成長ホルモンは、みなさんの成長に欠かせないもので、例えば、背が伸びたり脳の働きがよくなったり、勉強したり、考えたり、遊んだりすることにつながっていくのです。でも成長ホルモンは、寝てからすぐに出てくるのではなく、寝て1~2時間してから少しずつ出てくるのです。ですから、9時間くらいの睡眠時間がないと、みなさんの体に必要な量の成長ホルモンが出なくなってしまうのです。
「寝る子は育つ」という言葉があります。まさにしっかり寝る子はしっかり育つというわけです。みなさんも今日から自分が起きる時間から逆算して、9~10時間寝るためには何時に寝ればいいかを考えて寝てほしいと思います。そして、しっかり寝て、すっきり起きて学校に来てくださいね。
登録日: 2025年6月23日 /
更新日: 2025年6月23日