校長として着任しました、鷲見(すみ)真太郎と申します。

私事ですが、7年前までの9年間、本校の教諭・主幹教諭として在任しておりました。着任が決まり改めて本校の敷地に足を踏み入れた時、故郷に帰ってきたような、懐かしい感覚に包まれました。

和泉小学校10周年の式典及び関連行事は、主幹教諭として関わらせていただきました。子供たちや地域の皆様とお祝いした、記念式典や記念集会、西河原公民館で行った祝賀会で市歌「水と緑のまち」を教員全員で合唱したことなど、今でも鮮明に覚えております。あれから10年、校舎や校庭、近隣の町並みは大きく変わっていないものの、積み重ねてきた教育活動によってより発展した学校として増した重みを、ひしひしと感じております。

昨年度より小学校は本格実施となった、学習指導要領、GIGAスクール構想によるタブレット端末の導入、35人学級や教科担任制など、教育は大きく変わっていきます。和泉小学校でもタブレット端末の活用をはじめとしたICT機器の活用やSDGs実現に向けた教育など、新しい教育に挑戦し始めています。こうした新しい挑戦が、子供たちの成長や将来の幸せにつながるよう、より充実させていこうと考えております。本校の教職員一同、全力を尽くしてまいります。

私を教員として育ててくれた、和泉小学校への恩返しをするために、再び働けることに大きな喜びを感じています。お世話になった和泉小のため、和泉小に通う子供たちのため、その保護者のため、また、常に本校を支えてくださる地域の皆様とともに、21年目の第一歩を踏み出していきます。未だ、新型コロナウィルス感染症も予断を許さない状況が続きますが、今後とも本校をお支えいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。