先週は、4~6年生の校外学習での「すごい!えらい!」についてお話しました。今日は緑野小学校のみんながすごい!えらい!と感じたことがあるので、そのお話をします。

 先週の木曜日に予告なしの避難訓練がありました。火事が起きた想定で校庭に避難しましたね。緑野小学校のみなさんにとっては、予告なしで避難訓練をすることはよくあることなので、当たり前になっていると思います。実は、この訓練の様子を見ていた外部の人達がいたのです。そう、「ポニーの来る学校」でポニーを連れて来てくださっているナナの家の方々です。「予告なしでこんなに静かに、スムーズに避難できるなんて、すごいですね。日々の積み重ねがあるからこそ、子供たちも自分で考えて行動できるのですね。」と言って驚いていらっしゃいました。一人一人がきちんと考えて行動する力が身に付いているからこそ、みんなが安全に学校生活を送ることができているのだと改めて感心しました。

 そして、金曜日には緊急対応がありました。地域の方が学校の正門の所で怪我をしてしまったので、救急車や警察車両を呼ぶことになったのです。放送で、カーテンを閉めてくださいという指示があったと思います。これは、みなさんを驚かせないためにカーテンを閉めてもらうようにしたのですが、校庭や図書館にいてこの様子を見た学級の人達もいました。でも、驚くことなく、騒ぐことなく先生の指示に従ってしっかりと授業を進めていました。緊急なことがあると大人でもパニックになってしまうことがありますが、誰一人としてそのようなことにならずに、無事に救急車は病院に向かうことができました。「有事の際の平常心」ということを校長先生はいつも心がけていますが、大きな事件や事故が起こっても、いつも通りの気持ちで対応することが重要だと思います。そうすれば、慌てず状況にあった対応ができるからです。緑野小学校のみなさんはこれができているのです。

  本当にすごい!えらい!緑野小学校の子供たち!