令和2年度 第7回狛江市立公民館運営審議会会議録

 

 

1 日 時   令和3年2月15日(月)午後6時30分~7時15分

 

2 場 所   中央公民館 第4会議室

 

3 出席者   斎藤謙一委員長、馬場信義副委員長、土屋陽子委員、長谷川まゆみ委員、日向正文委員、深井秀造委員、細谷明美委員、宗像政子委員

        事務局(浅井信治公民館長、刈田美江子副主幹(兼)事業係長、髙橋公平主事)

 

4 欠席者   伊地知俊二委員、髙尾戸美委員

 

5 傍聴者   0名

 

6 配布資料      資料1 第57回東京都公民館研究大会について

        資料2 答申書(案)~狛江市立公民館事業評価のあり方について~

 

7 会議の結果

○審議事項

(1)答申書(案)について

委員長: 新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う緊急事態宣言により、1月の審議会は中止となってしまった。その代わりとして、事務局が作成した答申書(案)について、1月末を期日として各委員から意見を募ったところである。事務局宛てに委員からの指摘や意見等はあったか。

事務局:特になかった。

委員長:それでは、この答申書(案)を公民館運営審議会としての答申として決定してよろしいかどうかの採決をこの場で取りたいと思う。何か異議等ある委員はいるか。

委員一同:異議なし

委員長:異議なしということで、これを最終答申とする。それでは、これより私から公民館長宛てへ答申を行う。

 

委員長から公民館長へ答申

 

委員長:令和2年度の審議事項は、この答申をもって完了となるが、別件で狛江市民センター改修に関する委託事業者の選定について、各委員に意見を伺いたい。市のホームページ「狛江市民センター改修基本構想・基本設計及び新図書館整備基本構想策定業務委託の事業者を募集」でも掲載されているが、3月中旬に、委託事業者を決定するためのプロポーザルが実施される予定である。公民館運営審議会の代表として私が評価者に加わるのだが、評価の際に、重点的に見てほしい評価視点のようなものがあれば、是非この場でご意見いただきたい。

委員:委員長への一任で私は構わない。

委員:今年度の初め頃、喫茶店のようなスペースを設けることはできないか前館長に聞いてみたところ、そういったレストランと公民館の中間のようなスペースができるかもしれないという回答をいただいた。こういったことが実現できるかどうかについて、評価の際に意識していただくことはできるか。

委員長:基本構想を策定する事業者をこれから決める段階なので、そういった具体的な内容よりも「どのような市民センターにしたいか」、「どのように市民の意見を反映させるか」といったプレゼンテーションを各事業者にはしていただく予定である。そのため、喫茶店等のスペースの活用方法については、委託事業者が決まった後に行うワークショップで是非提案していただきたい。

委員:たとえば、市民が人種も性別も年齢も障がいの有無も関係なく、仲良くなれるよ うなスペースを設けてほしいといった提案を事業者選定の際にできるのか。

事務局:どのような市民センターにしたいかといった意見は、委託事業者が決定した後のワークショップで吸い上げることとなる。スペースのあり方についても、本ワークショップにおいて、意見を出していただき検討する必要がある。

委員:プロポーザルで各事業者が提案してくるのは、「こういった方向性、コンセプトでやりたい」といったような基本構想についてだけという認識でよろしいか。

委員長:そのとおりである。これから各業者のプレゼンテーション、資料(企画書)、強み等すべてを踏まえて選考を行う予定である。仮に、適正でない事業者を選定してしまった場合、今後の基本構想策定に大きく影響してしまうので、評価者は重責であると言える。

委員:プロポーザルで選定された委託事業者が、ワークショップの運営及び意見のとりまとめを行い、それらを基本構想策定に活かしていくこととなる。よって、市民の声を適切に汲み取ることができ、また基本構想にしっかりと反映できる事業者が選定されるような評価をしていただきたい。

委員長:了解した。

委員長:事務局に確認したいのだが、書類審査である1次審査はもう終わっているという認識でよろしいか。また、1次審査では何社の事業者が通過したのかを知りたい。

事務局:先週の時点で、1次審査の選考は完了している。通過事業者数について現時点で正確には伝えられないが、複数社であるとは聞いている。

委員:プロポーザルの開催日はいつか。

事務局:3月16日(火)を予定している。

委員:自分の意見を反映させるためには、ワークショップに参加しなければならないということか。また、ワークショップへの参加はどのように公募されるのか。

委員長:基本的にはそのとおりである。ワークショップでどのように参加者から意見を吸い上げて、基本構想に落とし込むかは委託事業者によって異なる。そういった評価視点も意識しながら、プロポーザルには臨みたいと考えている。

事務局:ワークショップの公募方法については、まだ具体的に決まっていないが、公民館の関係者の方はもちろんのこと、あまり公民館を利用したことがない方々にも、参加者に加わってもらいたいという市の意向がある。

委員:今回は、ワークショップの運営、意見抽出、基本構想策定、基本設計策定と様々なノウハウが求められるので、過去の実績等も、評価するための視点としては重要である。

委員長:本日、委員からいただいた意見を踏まえてプロポーザルには参加したいと思う。答申がすでに完了しているので、今年度においては特に目立った議題はないが、来月の審議会では、来年度の新しい審議会、委員に向けての引き継ぎや、申し送り事項等について検討できればと思う。

事務局:それでは、来年度に向けての引継ぎや申し送り事項等があれば、2月28日(日)までに事務局まで連絡いただき、とりまとめたものを3月審議会で資料にして配付させていただく。

委員:新しい諮問事項に、事業評価が加わるので、来年度からはそれらを平行して行っていくという認識でよろしいか。

事務局:そのとおりである。審議しなければならない事項が増えるので、来期の委員への負担は増えることが予想される。ただ、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴い、中止となった公民館事業も多くあるので、評価できる事業数については、来年度は少ないこととなる。

委員長:もし、評価する事業が少ない場合、「事業が何も出来なかった」で終わってしまうので、その中でも「新規事業として何かできたものはなかったか」、「コロナ禍でも、何かできたのではないか」という視点で、事業評価に取り組んでも良いと考える。

事務局:事業評価の対象事業については、一度事務局でも整理させていただき、改めて提案させていただきたい。

委員長:他に意見がなければ、以上で本日の会議は終了する。来月の審議会は、令和3年3月22日(月)の第4会議室にて開催する。また、緊急事態宣言がこれから延期・解除等どうなるのか不明であるので、開催時間については今回と同様、午後6時30分からとする。