1 日時 令和2年8月6日(木) 午後7時00分~午後8時10分
2 場所 狛江市防災センター 401・402会議室
3 出席者 委員:秋元会長、島本副会長、金子委員、須貝委員、
   並木委員、松葉委員、加藤委員

事務局:白鳥社会教育課長、亀井係長、原田主事

4 欠席者 五十嵐委員、武田委員、敦澤委員
5 議題 (1)狛江市スポーツ推進計画の見直しについて(諮問)
(2)市民意識調査結果について
(3)現行計画の進捗状況について
(4)スポーツの定義について
(5)スポーツ推進計画骨子案について
(6)委員報告について
(7)その他

6 提出資料

資料1   狛江市スポーツ推進計画の見直しについて(諮問)
資料2-1 狛江市のスポーツに関するアンケート調査報告書
資料2-2 狛江市のスポーツに関するアンケート調査報告書【概要版】
資料3   現行計画の基本理念・基本目標・計画の進捗について
資料4   『スポーツ』の定義について
資料5   狛江市スポーツ推進計画 骨子案

7 会議の結果
議題(1)狛江市スポーツ推進計画の見直しについて(諮問)
□柏原教育長より挨拶
□柏原教育長より秋元委員長へ諮問

 

議題(2)市民意識調査結果について
  事務局より資料2-2に基づき説明

 

議題(3)現行計画の進捗状況について
 事務局より資料3に基づき説明。
・委員からの意見等
○障がい者スポーツ教室の内容について教えてほしい。
→市では、ボッチャ教室、シッティングシューターバスケットなどを行っている。また、親子向けの体幹を鍛える教室も行っている。体育協会や狛○くらぶクラブに協力いただき、指導者講習会や講演会を行った。
○自分はSTT視覚障害むけの卓球で月1回体育館を利用して活動している。トラストスより紹介されSTTのパラスポ体験教室を実施した。講習会というのは、障がい者全般に対してのものなのか。(注:STTとはサウンドテーブルテニスのこと)
→体育協会として、今年度はまだ実施されていないが、昨年度はブラインドサッカー教室、観戦会を行った。その前はボッチャ講習会と実技を行った。
→狛○くらぶでは、シッティングシューターバスケットを市から委託を受けて行った。
どのような競技なのか、障がい者の方へのPRは必要だと感じた。また、普段あまり体を動かさなくなった年配の方からも、これなら楽しめるといった意見もあった。
○高齢障がい課として毎年「地球を蹴っ飛ばせ」という未就学の支援が必要な子ども対象に事業に取り組んでいる。ただこの事業を見ても参加者数が伸びていない。これは障がい者スポーツ全般に言える課題であるが保護者の送迎などのサポートが必要なため、なかなか難しい。一方で学齢期が終了する18歳を過ぎ、社会に出ると途端にスポーツに触れる機会が無くなる、つまり体を動かす機会が無くなるとご意見を頂いている。このような取組を対応する上で課題も多いが、ひとりでも多くの障がい者がスポーツに触れ親しむ機会を提供できるかを考えていかなければならない。
○スポーツサークルをやっているが、新規会員が入ってこない、高齢化が進んでいるという課題がある。情報が行き渡らないことや視覚障がい者は外出しにくいなどの問題がある。スポーツの楽しさが分かるまでがなかなか難しい。

 

議題(4)スポーツの定義について
 事務局より資料4に基づき説明。
□スポーツの定義については、「スポーツとは、余暇等を利用して意識的に身体動かすことであり、そこに「競う」という要素が加わるものもあります。身体を動かし、楽しむことを原点として、ルールに基づいて勝敗や記録を競う競技性の高いものから日常の中の散歩まで幅広いものとして捉えます。」とする。今後計画を審議していくなかで修正があれば柔軟に対応していくこととなった。

 

議題(5)スポーツ推進計画骨子案について
 事務局より資料5に基づき説明。
・委員からの意見等
○目標について令和6年度末までにスポーツ推進率70%とある。計画の期間には令和3年度から7年度となっている。計画期間4年で70%達成という理解でよいか。
→基本計画に合わせるかたちで目標を設定している。令和6年度までにスポーツ推進率70%に引き上げ、それ以降はそれを維持していくということで考えている。
○70%とは途方もない数値だと思う。どのようにお考えか。
→今後は第4次基本構想前期基本計画の指標の現状値を把握するための市民アンケートでモニタリングをしていきたいと考えおり、直近の数字は令和2年3月に公表しているもので60.1%となっている。ここから数字を上げるのは簡単ではないが、達成できないものではないと考えている。
どの範囲をスポーツとして捉えるかも大きく影響してくると考えている。
○昨年の会議においても東京都と狛江市の定義について議論があったと思う。当時40%だった時と同じ条件でアンケートをした結果60%まで上がってきたのか、質問内容が変わってきたのか。
→令和2年3月に公表したアンケートから東京都の定義に近づけるかたちで質問の仕方を変更した。その変更が数字に与えた影響も大きいと思っている。
□骨子案に基づき次回会議時に素案を提示することとなった。

 

議題(6)委員報告について
○今年度は新型コロナウイルスの関係で多くのマラソン大会が中止になってしまった。狛江市でもわんぱく駅伝も来年へ延期となってしまった。スポーツする機会が減っている。
10、11、12月で小さなマラソン大会ができないか検討している。先ほどのデータの中で、運動していると答えた人の1/3ほどがマラソンをしており、それは手軽に始められるからではないか。
普段運動していない人たちが一歩踏み出して運動するためにはコミュニティが重要であると考える。また、スポーツというのはコミュニティを作りやすいものでもあると思っている。今回の計画改定のなかでスポーツを通してコミュニティを作っていくという視点も入れていければと思う。
○体育施設については新型コロナウイルスのため3月から6月7日まで全館閉館が続いていた。6月8日から団体の利用をスタートし、6月22日からは規制は有りつつも個人利用も再開した。今年は何をするにも難しい状況であるので、いい方向に向いた時に何が出来るかを考えていきたい。アンケートにある「スポーツをするきっかけがない」という、自分の意思がないこともどのように払拭するか考えなければならない。体育館を利用するのはほぼ決まった方が週何回か使っている現況だが、一般の方が突発的に利用できる時間帯を作る、子どもたちが何でもやっていいような室内広場を設けるなどのきっかけ作りをできたらと考えている。
運動は楽しくないと続かないと思う。運動が終わった後に交流ができるような場も提供できないか考えていきたい。
・委員からの意見等
○狛江には自由にフラッと走れる場所が少ない。体育館・市民グランドなどは登録や予約が必要で簡単に利用できる施設が少ない。
フラッと走れる場として多摩川は非常によい場である。腹筋台を設置するなどの施設を作り、誰もが利用できる場として充実させて欲しい。


議題(7)その他
○前回の会議時に多摩川河川敷の工事について聞かれていたが、このたび工事のスケジュールが決まったので説明させていただく。8月中に事業者と契約を行い、出水期明けの11月から本格的に現場の工事に着手する。年度内に竣工し、内野部分については供用を開始する。外野部分については、芝生の養生を3ヶ月程度行った後、供用を開始する。
○多摩川は国土交通省から借りているのか。
→多摩水道橋から堰の辺りまでを国土交通省から占用している。
○先日体育施設を利用した後、新型コロナウイルスの陽性反応が出た方がいらっしゃった。日常的に消毒をしていることや利用から日にちが経っていることから休館はせずに、改めて開館前に改めて消毒を行い、開館をした。
○他人を装って体育施設を利用しようとする事案があった。その日の利用はやめていただき、後日、利用者登録を抹消させていただいた。今後は広報や現地での掲示等で適切な利用を呼びかけていきたい。
○次回の会議については9月を予定しているが、詳細な日程は改めて調整させていただく。
□次回会議時の委員報告の人選について事務局一任となった。