子どもたち一人一人に基礎・基本を確実に定着させるためには、個に応じた指導を充実させ、一人一人のよさや可能性を認め、個人差をとらえ効果的な学習形態を工夫していくことが重要です。
 国及び都は、個に応じた指導の充実を図るため、教員の加配(定員を上回って配置すること)を行っていますが、狛江市教育委員会ではこれに加え市独自でさらに指導講師の配置を行っています。

 

(1) 少人数学習集団による指導とは

 例えば2学級を3つの学習集団に分割し、3人の教員でそれぞれ指導を行うといったように、学級の枠をはずし、少人数の学習集団を編制し、きめ細かな指導を行うものです。

 

 

  学習集団の編制の仕方

 〔1〕 学習速度のちがいに応じる
 〔2〕 達成度のちがいに応じる
 〔3〕 学習の仕方のちがいに応じる
 〔4〕 興味・関心のちがいに応じる

  
(2) ティーム・ティーチング(T.T)

 1つの学級において複数の教員で指導を行うものです。