1 日時

平成27年12月3日(木曜日) 午後6時~7時15分

2 場所

市役所5階 502会議室

3 出席者

委員   長田輝男、田淵晶子、山本和喜子、上野友子、田揚江里、伊藤栄司

事務局  加藤館長、前沢副主幹、鈴木司書

4 欠席者

委員   丸山英子、冨永由美   

5 議題

(1)第二次狛江市子ども読書活動推進計画の検証
(2)その他

6 提出資料

(1)平成26年度 図書館・図書室事業報告書(資料1)

7 会議内容

(委員長)
 定刻となりましたので図書館協議会第3回を開催いたします。
 今回初めて参加される和泉小の伊藤校長先生から一言お願いいたします。

(委 員)
 今年度より和泉小学校の校長として赴任してまいりました。よろしくお願いします。
 和泉小では、子どもたちにより多くの本を読んでもらい、言葉によるコミュニケーション能力を高めるための取り組みをしています。そのためには、読書は不可欠なものであると思っています。今年度から校長会を代表して参加しますので、よろしくお願いします。
 
(委員長)
 各自、自己紹介をお願いします
 (各委員自己紹介)
 それでは、事務局より本日の議題について説明をお願いします。
 
(事務局)
 本日の議題ですが、1 第二次狛江市子ども読書活動推進計画の検証 2 その他になります。なお、本日の配布資料は、平成26年度図書館・図書室事業報告書となります。第二次子ども読書活動推進計画については、事前に一読して頂いていると思いますので、各委員から意見をお願いします。

(委員長)
 来年度から取り組みを開始する改正作業に向けて、順番にご意見をお願いいたします。
  
(委員)
 第二次計画の作成時には、学校部分を担当していました。計画は教育委員会として策定しているものなので、教育委員会としての成果と課題を具体的に示さない限りは、次の段階に進めないと思います。具現化するためにはしっかりとした検討が必要です。パブコメの時に、市民からは、「子どもたちを取り巻く様々な団体や機関を全部含めて子どもたちの読書についての取り組みを考える必要がある。」との意見がありました。
 次回作成時には、学童や、関係機関を交えた議論をする必要があると思います。

(委員)
 第二次計画の60ページ14番の地域センター図書室児童サービスに関してですが、地域センター図書室の活用を中央館と同等にしてほしいという意見もあります。中央に行けない市民の方も多いので、各センター図書室での蔵書も含めたサービスをより厚くしてもらいたいと思います。
 63ページの20番で学校図書館についての意見がありますが、学校図書館の開放が中止になった経緯が知りたいと思います。実施が困難だとなっていますが、以前は実施していたのになぜでしょうか。
 
(委員長)
 当時市内中学校に勤務しておりましたので、わかる範囲で状況をご説明します。当初より学校図書館の利用者は少なかったのですが、ほとんど利用者のいない状況が長く続き、学校として図書館を開放する意味がなくなってしまったために閉鎖したものです。

(委員)
 第二次の結果が知りたいと思います。この計画がどの程度実行できたのか、子どもの数が減少していく状況を踏まえた取り組みを考えなければいけないと思います。例えば、高校生が自主的に実施するお話し会の開催など、自分自身が参加することにより、本のすばらしさを知るといった取り組みが必要ではないでしょうか。

(委員)
 自分自身の経験から中学校の子どもたちに対して取り組んできたことをお話ししたいと思います。過去10年間を狛江の学校司書として過ごしました。どうすれば子どもたちに本に関心を持ってもらえるようになるのか、学校は学校図書館をどのように考えているのか、施設の整備なども含め、試行錯誤しながら勤めました。委員会活動のなかで、おたよりの発行や紙芝居をはじめ、自主的に子どもたちが図書室に足を運ぶきっかけを作るための取り組みを行いました。狛江市では、学校司書の全校配置もいち早く実施され、その点については、とても恵まれた環境だと思います。しかし、小学校で取り組んだ内容が中学校で生かされていないことが多く、効果の継続が見られない点がとても残念に感じました。学校図書館は充実していますが、積極的に学校図書館を利用して授業を展開する機会が少ないことが残念です。その一方、各学校では様々な取り組みを行っていますので、全体的には良い方向に向かっていると思います。また、学校図書館の設置場所についても工夫してもらいたいと思います。市内図書館、図書室においては子どもの本の傷みが激しいので、買換えに必要な予算を組んでいただきたいこととカウンターの職員が多忙で声を掛けにくいため、いつでも声を掛けることのできるような、専任の職員を一人カウンターに配置してもらいたいと思います。

(委員)
 第二次計画の内容に関しては、学校ではすでに大部分を実行していると思います。朝読書などの実施をはじめ、学級文庫も充実していますので、子どもたちにとっての読書環境は整っていると思います。また、週に1~2時間学校司書が読み聞かせをしていますので、その点においても本に親しむ機会は増えていると思います。
 委員から話がありましたが、教科との連携といった点においても、小学校の段階では、総合的な学習の時間、社会、理科、国語や生活科など、調べ学習のために図書室に行くことも頻繁に行われています。IC機器の発達により本校にもIPADが40台ありますので、調べ学習のときにどちらを使うのか、本とインターネットそれぞれの良さがあるのでうまく使い分けていけるような指導も行っています。
 新1年生には、先生が来るまでの時間に6年生が教室で読み聞かせをするなどの活動も行っています。委員のご意見にもありましたが、改正の際には様々な機関に諮って多くの意見を吸い上げることで、より良いものが策定できると思います。

(委員長)
 乳児から小学生までの項目については、よく出来ていると思いますので特に意見はありません。第二次計画の10ページ「特別な支援を必要とする子どものための資料」については、内容が簡素すぎるため、より具体的に掲載していく必要があると思います。
 言葉の使い方についてですが、例えば、13ページの「子ども達」のように「子ども」だけでも通用する文言などがありますのでその点についても検討してください。
 20ページの「特別な支援を必要とする子どもたちの読書活動について」の部分でも具体的な記載が必要だと思います。25ページからは高校生は除外しても良いのではないかと考えます。高校生に関する記述については必要ないと思います。
 私の意見は以上になります。
(委員)
 東京都の表記便覧では、子どもの「ども」は漢字表記となります。
(事務局)
 「子ども」の表記については、東京都の計画では漢字に、国はひらがなになっています。統一性がないので狛江市はひらがなで表記しています。今後、第三次の策定時には関係各所の職員と連携し、多くの意見をいただきながら策定していきたいと考えています。次回2月の委員会でも、意見をいただきたいと思っていますのでよろしくお願いします。
 今後、設置委員会を立ち上げ、お互いに情報を開示しながら策定していく予定です。

(委員)
 特別支援教育の件ですが、来年度から合理的支援が義務付けられます。それについてはこの計画にも反映する必要があると思います。
 小中高連携がとれればすばらしいと思います。狛江高校の図書室を見学しましたが、1日滞在したくなるような素敵な図書室でした。

(事務局)
 中央図書館も、狛江高校とは本の宅配や配送便の協力や、学校図書館の行事に職員が参加するなどの交流を行っていた経緯があります。

(事務局)
 委員のご意見で、検証する場所がなかったという点についてはまさにそのとおりです。短い期間で決まってしまい、実際に第二次計画に盛り込めたものはその時期に実施可能なものだけでしたので、本来的な今後の取組計画というものではなかったというのが実情だと思います。施設も職員体制も小規模な狛江市ですが、他の組織や機関と連携しながらできることを含めた本来的な第三次計画になるように願っています。

(委員)
 狛江高校以外の高校に通っている市民の方や、狛江高校に通っている市外の方、高校に通っていない方も対象に含まれているのでしょうか。18歳までのすべての方が含まれるという考えでよろしいですね。

(委員長)
 事務局には高校についての対応を、具体的には狛江高校との連携について整理をお願いします。

(事務局)
 狛江高校の状況を含め、現場の生の声を聴けば、計画の内容としてボリュームが増えるかと思います。しかしながら、今までメンバーに入っていない方に、第三次で急遽メンバーに入ってもらうのも荷が重いかもしれません。国も東京都も、第三次は、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、大きなスケールで考えています。子どもたちが出来ることで、読書推進計画がどう関わっていけるのか、図書館としてどう取り組んでいけるか、大きな課題だと思います。

(委員)
 スポーツの歴史や様々な国の文化に触れていくことで、東京オリンピック・パラリンピックに向けて取り組んでいます。
 狛江高校では、来年度から、三中と部活を介しての交流や職員同士の交流を始める予定です。その中で図書館の活用の取組みも可能ではないかと思います。和泉小、三中、狛江高校とうまく交流していければいいのではないかと思います。

(事務局)
 委員長からありましたように、今年度の目標として、今日からスタートした第二次の検証を、次回も引続き行いたいと考えております。

(委員長)
 その他について、事務局からお願いします。

(事務局)
 まず1点目ですが、中央図書館の祝日等の開館についてです。5月の連休も開館してほしいという利用者からの要望を受け、今年の5月3日については祝日開館を、閉館時間を午後6時から午後5時に1時間繰り上げて試行実施しました。利用者からは閉館時間を1時間繰り上げたことなどについて、特に意見はありませんでした。その結果を踏まえ、図書館では土・日・祝日、12月28日の閉館時間を午後5時に繰り上げることで、現在関係課と最終調整をしています。その後、平成28年4月実施に向けて、利用者への周知をしていく予定です。
 2点目は平成26年度の事業報告です。予算については、3ページをご覧ください。平成22年からの図書購入費について1900万円を維持しております。平成23年度については交付金をプラスすると2000万円となっております。次に19ページをご覧ください。インターネットの普及で予約受付の内訳中、ウェブの予約が7万件から9万件に増加しています。25ページには、子どもの読書活動推進計画をふまえ、事業を展開した流れを記述しております。31ページでは、学校図書館との協力貸出の実績を記述しております。また、職場体験では、中学校だけでなく、高校生の職場体験も受け入れ、職場体験の幅を広げております。ヤングアダルトの関係も継続して行いたいと考えております。次に33ページをご覧ください。ブックスタートについてです。平成25年度からはセカンドブックの事業もはじめましたが、平成28年度からは図書館として事業の見直しを行う予定です。学校の負担や、アンケートの結果から、見直しを検討しております。34ページの成人へのサービスとしては、季節に応じた図書の展示などを展開しております。次に35ページをご覧ください。利用支援サービスとして、身体に障がいのある方、図書館に来ることが出来ない方について、図書館が出来るサービスを展開しております。市内4箇所の高齢者施設に大活字本を届け、利用者の方に読んでいただいております。36ページの市民向け講演会では、「『てんじつきさわるえほん ぐりとぐら』が生まれるまで」を実施しました。39ページでは図書館活動を支える人たちについて、図書館運営において欠かせない存在であるボランティアの方々の活動を紹介しております。また、41ページでは、各地域センター図書室の取組みを紹介しております。
 3点目は、図書館システムの障害について、報告をいたします。図書館システムのリース契約が満了に伴い、7月から地域センターも含めたすべての図書館のシステムをバージョンアップしましたが、7月8日以降、貸出や返却作業において、システム障害が発生しております。その改善に向けてシステム業者と回線業者が原因の究明と改善に向けた対策を行っております。利用者の方にご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。
 4点目は、イベントのお知らせになります。平成27年度の図書館大会が、平成28年2月2日(火曜日)から2月4日(木曜日)まで「三多摩の図書館これまでこれから~未来に知識をつなぐために」をテーマに実施されます。詳細については、後日資料をお届けします。
 最後に、市民センターの改修についてのお知らせです。今年度、市と協定を結んだ「市民センターを考える市民の会」が3月までに提案をまとめて市へ提出します。内容等につきましては、ホームページや広報でお知らせする予定になっています。事務局からは以上です。

(委員長)
 次回の図書館協議会は2月4日(木曜日)午後6時から開催する予定です。本日検証を行いました第二次計画について次回も引き続き検証して行きたいと思いますので、よろしくお願いします。
 それでは、皆さまお疲れさまでした。