1.日時

平成31年4月15日月曜日午後7時から8時30分まで

2.場所

市防災センター302会議室

3.出席者

議長:稲葉和也
副議長:長沢利明
委員:鶴壽子、中島真里枝、堀井美智子
事務局:白鳥幹明、宇佐美哲也、松下祐三(社会教育課)

4.議題

1.議長・副議長の選出について
2.平成30年度下半期の事業について
3.平成31年度の事業計画について
4.その他

5.配布資料

・狛江市立古民家園運営評議会委員名簿
・平成30年度狛江市立古民家園(むいから民家園)入園者数
・平成30年度古民家園事業参加者数
・平成31年度古民家園事業スケジュール
・平成31年度古民家園事業計画

6.会議の結果

・事務局で開会を宣言
・社会教育課長から挨拶

議題1.議長・副議長の選出について

・議長については稲葉委員が、副議長は長沢委員が、全会一致で選出されました。
・進行を稲葉議長に交代し、議題2へ。

議題2.平成30年度下半期の事業について

・事務局から、平成30年度の入園者数と平成30年度下半期の事業の実施結果について報告しました。
・平成30年度の入園者数は20,012人で、10月以降は盛り返したものの、前年度に比べて落ち込んでいます。入園者数は、気象条件に影響されるところもあり、特に昨年度のような猛暑になると入園者数減少に繋がってしまうことを説明しました。
・事業の実施結果については、事業の概要や参加者数等を報告し、「音楽の街-狛江」実行委員会と共催した「邦楽トワイライトコンサート」などについて説明しました。

議題3.平成31年度の事業計画について

・事務局から、平成31年度の事業計画案について、イベント型事業、継続事業、新規事業に分けて報告しました。
・これまでの会議にて、各委員から、生涯学習を意識した大人向けの事業、市教育委員会で保存・管理している民具を活用した事業、賑わいを生むような飲食を伴う事業等について、検討を進めてもよいのではないかとの意見をいただき、平成31年度は、飲食を伴う事業について、取組みを進めていくことを説明しました。
・イベント型事業については、昨年度と同じく「むいから能楽鑑賞会」、「古民家園でも『桜まつり』」、「こどもの日は古民家園で楽しくすごそう!」などを計画しています。「こどもの日は古民家園で楽しくすごそう!」では、試行的に主屋内のカマドを使用して蒸かしたジャガイモの提供を考えています。
・継続事業については、定例となっている「古民家園で遊ぼう」と「昔あそび体験」を引き続き実施していくほか、染物関係の事業として、園内に植生する植物や畑で栽培した植物を使った体験教室、伝統的な柿渋染めを体験できる教室を実施していきます。また、伝統文化を学ぶ事業として、生け花教室を季節ごとに実施するほか、夏休みの期間には、「むいから寺子屋」と題して、子ども達を対象に夏休みの宿題に役立つ体験教室を実施していきます。
・新規事業については、あくまで企画段階のものであり、今年度の事業として実施していくか又は課題等を摘出して引き続き検討していくか、各委員から意見をいただきたいと思います。
・「七夕の夜に管弦楽器の音色を聴きながら星空観察」、「夏の夜にこわ~い話」、「お月見コンサート」は、開園時間を延長し、年中行事等に絡めながら、古民家園のロケーションを生かす事業になります。「夏の古民家でカフェ」、「お月見コンサート」、「古民家園のふかし芋」、「古民家園の七草粥」は、飲食を提供し、古民家園に賑わいを生むことを企図した事業になります。
・飲食を伴う事業については、アレルギーや衛生面への十分な配慮が必要となるほか、「夏の古民家でカフェ」については、市内の飲食店に協力していただくことを考えており、飲食店の選定条件や選定方法など、公平を期すためにクリアすべき課題があります。
・「お月見コンサート」、「古民家園のふかし芋」、「古民家園の七草粥」については、園内の畑や主屋内のカマドを活用し、昔の生活文化を学ぶことができるなど、古民家園らしい事業になると考えています。また、アレルギーや衛生面に十分配慮することで、今年度の事業として実施に移すことが可能なものと考えています。
・委員から、「夏の古民家でカフェ」については、大人が来園する機会になると考えます。また、提供するものに狛江野菜を使ったメニュー等を採用すれば、狛江ブランドを高めることになるとも考えます。よって、飲食店の選定においても、その基準として、狛江野菜を使用することを設定してもよいのではないかとの意見がありました。
・委員から、「夏の古民家でカフェ」は、実際に飲食店を経営している方の視点等も重要になるので、実施方法等のアイデアを募る段階から始めることも検討してよいのではないかとの意見がありました。
・委員から、カマドを備えていることは、古民家園の特色の一つであり、飲食を伴う事業等で積極的に活用してほしいとの意見がありました。
・委員から、令和に改元し、新時代を迎えるに当たって、古民家園でも実施できる事業等を検討してほしいとの意見がありました。
・委員から、新規事業として、市内在住で文化・芸術活動に勤しんでおられる方や市内の学校、小田急沿線の大学等と連携して実施できることを検討してほしいとの意見がありました。
・事務局から、イベント型事業及び継続事業については、基本的に事業計画のとおりに実施していくこととし、新規事業については、試行的に取り組んでいくことを説明しました。特に、飲食を伴う事業については、クリアすべき課題等について引き続き検討していくとともに、アレルギーや衛生面に十分配慮した上で安全性を確保できる事業については、試行的に取り組んでいくことを説明しました。

議題4.その他

・次回の会議については、次年度予算の編成前に開催することとし、9月26日に開催することになりました。

・情報交換

・議長、閉会を宣言。

古民家園運営評議会委員名簿

議長
稲葉和也(学識経験者)

副議長
長沢利明(学識経験者)

委員
鶴壽子(社会教育関係者)、中島真里枝(公募市民委員)、堀井美智子(公募市民委員)