1 日時 平成28年7月4日(月曜日)午後7時~9時5分
2 場所 市民センター(中央公民館)第一会議室
3 出席者

日向正文委員長、斎藤謙一副委員長、伊東静一委員、石田寿彦委員、長谷川まゆみ委員、谷田部馨委員、深井秀造委員

事務局・・・平林哲郎公民館長、矢野裕之係長、谷口愛実主事

4 欠席者 植村多岐委員、冨永美奈子委員、飯田陽子委員
5 傍聴者 なし
6 議題

 

1.開会

(1)前回会議録の確認

2.報告事項

(1)西河原公民館図書室の開室時間変更の試行結果について

(2)中央公民館40周年記念事業実行委員会について

(3)平成27年度狛江市公民館の活動の記録について

(4)東京都公民館連絡協議会について

3.審議事項

(1)諮問事項に対する意見交換

4.その他

 ・公民館だより~第40号~

 配布資料

 

   資料1 前回会議録

 資料2 西河原公民館図書室の開室時間変更の試行結果について

 資料3 平成27年度狛江市公民館の活動の記録

 資料4 公民館だより~第40号~

(参考資料1) 第2期狛江市教育振興基本計画(かんたんガイド)

(参考資料2) 狛江市人口ビジョン&総合戦略(概要版) 

8 会議の結果

 

1 開会 

— 次第に基づき、事務局より説明 —

 

前回会議録の確認

— 資料1に基づき、事務局より説明 —

 全員承認

 

2 報告事項

(1)西河原公民館図書室の開室時間変更の試行結果について

— 資料2に基づき、事務局より説明 —

 

 西河原公民館図書室の開室時間は、開館日の「午前10時から午後5時まで」とし、このうち、木曜日のみ「午前10時から午後7時まで」としていたところだが、ここ最近の利用実態を踏まえ、5月の1カ月間を試行期間として、現在午後7時までとしている木曜日の開室時間を1時間繰り上げ午後6時までとし、あわせて金曜日の開室時間を1時間延長し、同じく午後6時までとする開室時間変更を試行実施した。

 試行の結果、午後5時~6時は1日平均20名を超える利用があり、利用者からは開室時間変更に関する意見は特になかった。

 その結果を踏まえ、利用者の利便性を向上させるため、平成28年9月1日より木曜日の開室時間を1時間繰り上げ午後6時までとし、あわせて金曜日の開室時間を1時間延長し、同じく午後6時までとする開室時間の変更を行う。今後、広報こまえ8月1日号等で周知する。

 

(2)中央公民館40周年記念事業実行委員会について

— 資料4に基づき、事務局より説明 —

 

(3)平成27年度狛江市公民館の活動の記録について

— 資料3に基づき、事務局より説明 —

 

 各事業については例年どおり実施しているが、昨年度からは、新たに西河原公民館パソコン室利用の拡充とこまえの魅力創作展を実施した。どちらも次年度に継続・拡大して実施していきたい。

 

(4)東京都公民館連絡協議会について

 — 委員長より報告 —

 

 東京都公民館連絡協議会の委員部会研修会が今年度は東大和市で開催される。第1回研修会は9月3日(土曜日)の開催予定でテーマは未定である。

 8月25、26日の全国公民館研究集会について、狛江市からは狛江市立公民館運営審議会(以下「公運審」とする。)委員が7名、事務局が2名参加する。

 

3 審議事項

(1)諮問事項に対する意見交換

委員長)公民館長からの諮問に対する答申については年度末まで検討していくが、答申に対する公民館の取り組みに予算が必要な場合は、答申時期も早めにする必要がある。このことを念頭に、皆さんから意見を出していただきたい。

副委員長)平成22、24年度の諮問と答申と今回の諮問は、言葉は違うが内容は近い部分が多く、単に諮問と答申を繰り返している可能性がある。同じことの繰り返しではなく着実に進めていきたい。

委員)過去の答申の内容も共通する部分は活用し、より具体的に提案したい。

委員)前回の答申でも若い世代が公民館をより利用しやすいようにという意見が出されていた。館内の共用部分にテーブルを置いて集まりやすくするなどしているが、過去の意見も活かし訴え方も変えながら利用しやすい公民館について答申できればよい。公民館を使いたくないわけではないが、場所や時間などが使いにくいということもあるのではないか。利用している子どもたちに聞いてみるのもよいと思う。

委員長)過去の答申では、若い世代を小・中学生に限定して答申しており、現在はフリースペースを開放し利用してもらっている。今回答申するにあたり、小・中学生は過去に答申が出ているので別扱いとし、高校生、大学生および現役世代の社会人を対象に議論したらよいのではないか。その方向性も決めていきたい。

委員)平成25年度の答申では子どもに焦点を絞って非常に詳しく調べている。審議会の回数が限られているため、今回は高校生以上に焦点を絞ったほうがよい。

副委員長)平成22年度の答申の中で、ホームページを作成し情報発信を行うと記載されているがこれが未だにできていない。若い世代はポスターやチラシよりもホームページを参考にするという意見もあるため、平成22年度に答申があったとおり実行して欲しい。

委員)平成25年度の答申は簡潔でわかりやすくまとまっている。今回の答申も簡潔にまとめたい。年代は、高校生から働いている60才ぐらいまでの現役世代に焦点をあてて、公民館活動はいかにあるべきかについて議論していきたい。

副委員長)勤務地が住んでいる地域と異なる場合、住んでいる地域の公民館を使いにくいという意見がある。

委員長)そこをどうするかが問題だ。

委員)高校生になると地元から離れた学校に通うこともあり、公民館を利用するのはかなり難しい。

委員長)住民の関心事項も様々なので、対象を限定して議論を進めていくことが必要だ。

副委員長)平日夜間や土日に公民館サービスが充実していると来館する可能性が高くなる。日中は利用できないならば、閉館時間の検討も必要になるかもしれない。

委員)平日夜間や土日に実際に活動しているサークルは、昼間でも使える人たちなのか、その時間帯しか使えない人たちなのか。

事務局)昼間と同じようなサークルもあるが、働いている人が多い団体は平日夜間や土日に活動が集中している印象はある。

委員)資料3を見ると、青年教室の参加者は若い世代が多いのか。

副委員長)写真は市民まつりでの様子である。参加メンバーには市内のフリースクールに通う青年もおり、青年教室を自分の居場所としている。今年度は参加者がとても少なく限界も感じる。

委員)来ている人は、居場所を探して来るということか。

副委員長)青年教室の参加者は二十歳前後が多い。中には、就職したが時間に都合がつく限り参加している人や居心地がよいといって来ている在日外国人もいる。

委員)公民館の利用促進に向けた議論にあたり、実際の使用例や公民館を利用したい動機がわかると議論が進めやすい。

副委員長)公民館の利用には大きく二通りあり、ひとつは貸し部屋として使う場合と、もうひとつは公民館主催事業に参加する場合である。どちらに来てもらいたいかが議論の根本にある。サークル活動ならば多くの部屋が必要であり、事業参加者ならば事業内容を充実させるためのアイデアが重要となる。社会教育の専門家が必要かどうかも大事な視点だ。

委員)かつて勤務していた会社にはいくらでも参加してみたいと思う活動があり、地域に出る必要がなかった。そういうものがあるといくら公民館が頑張っても人は来ない。学生や社会人はどのような公民館ならば利用したいと思うのかがわからないと議論ができない。

副委員長)実際に学生に聞いた話では、自由に使える場所が欲しいということだった。

委員)学生は、学校の図書館や部活動などより公民館に来たいと思うのか。

副委員長)孤独は嫌だが、知り合いがいたり束縛されない空間であれば利用するという意見はあった。

委員)昔の会社では福利厚生や余暇活動が多くあった。今は会社で準備されることは少なく、人間関係も希薄。自由に公民館を使いたいという気持ちもわかる。

委員)例えば、会社の慰安旅行に対しても世代によって考え方が違う。

委員)私たちの世代とは求めるものが違い、また、違う世代のことを考えるならば場所の中身よりも、どのような使い方ができるかが重要だ。図書館を見ても、座って本を読んでいるのは高齢者で母親世代も少ない。考え方を大きく変えないと有益な答申は難しいと思う。

委員)例えば、公民館の利用を若者に限る時期を設けたり、若者の時間を作るなどの工夫も必要。高齢者世代の利用が多すぎる。

委員)中央公民館のつどいの反省会でも、高齢化により人が集まりにくいという課題が出されていた。高齢の利用者には自分たちの部屋の確保を優先するような意識を変えてもらう必要もある。今の利用実態から見ると、公民館の施設予約も100%埋まっているわけでもない。そこを整理しないといけない。

委員)自分たちの活動場所探しも大切で、私も団体に所属してから公民館をよく利用するようになった。その活動で新しい出会いもあり、交流も増えた。そうした機会も大切だ。

副委員長)パブリックスペースは交流が生まれる大切な場所である。

委員)上野公園などでは、屋外ベンチに多くの人が集まっている。

副委員長)公民館で現在未活用のスペースを利用出来たらよいのではないか。例えば2階のベランダのベンチや裏の池付近などは未活用である。

委員)市民ひろばの市民センターに近い部分にテントやベンチがあると居場所や集いの場所になるのではないか。タブレット端末で読書などもできる時代だし狛江市で始めると話題になるのではないか。

委員)そこにも高齢者が集まるのではないかという懸念がある。青少年が集まるかどうか。

委員)一息つける場所があるとよい。上野のように、建物の外にベンチが置いてあるのはよいと思う。

委員)こまえ市民大学のテーマの一部を若者向けにすると、その流れでスペースに若者が集まるのではないか。若者が好きなテーマや若者しか来ないようなことをするのも一案だ。

副委員長)青年教室では、人を集めるにはオフ会をやればよいという意見があった。

委員)議論のために申し上げるが、本当に若者や現役世代を公民館に呼ぶ必要があるのか、来なければ来ないでいいのではないかという考え方もできる。高齢者や主婦に大いに活用してもらうという意見があってもよいのではないか。無理にやらなくてもよく、公民館を有効活用してもらうならばどの世代でもよいという考え方もある。

委員)若者は、インターネットを利用したつながりが生活の中心になっている世代であり発想が全然違う。外に出なくてもインターネットで交流や勉強ができるという考えもある。

委員)例えば、公民館事業で人気声優が来れば若いファンの人は多く集まるだろう。

委員)それで年配者の機会が奪われると非難がくる。

委員)若い人向けの事業をいくつか考えるなど、事業内容を検討するのはよいと思う。

委員)今は電車の中でもどこでもスマートフォンを見ていて会話がない。若い世代の目を公民館に向けるのは難しい。市民の4分の1を占める高齢者をどうするか。五十歳前後の現役世代には余裕がなく、わざわざ公民館に来るとは思えない。土日は休んだり旅行へ行ったりするだろう。ただ、面白いテーマがあれば来ると思う。情報発信のキーポイントを探して、それをきっかけに公民館事業を認知させることはできるのではないか。

委員)会社でも隣り同士でメールでやり取りするような時代である。

委員)地区防災委員として市役所に行く機会があるが、誰からも挨拶されない。基本的なマナーができていないような世代と感じる。これを根本的に変えることは難しいと思う。

委員長)生身の人間同士の交流が減っている。

副委員長)かつて、高度経済成長期に金の卵と言われた世代を対象として青年教室が全国に存在した。狛江市は現在も継続して活動している数少ない事例であるが、その後、青年教室は減少し、一方で家庭用コンピューターゲームが普及し反比例するような状況となった。

委員長)今までに出された意見も認識した上で今後の議論を進めていきたい。事務局としては、現在、公民館をあまり利用していない若者世代の公民館の利用促進やその必要性を目的として、今回の諮問内容を検討したのか。

事務局)若者世代の利用促進はどこの公民館でも同じ課題であり、非常に大きなテーマだと認識している。何かしら実践できるものがあればと考えている。

副委員長)公民館情報を発信するためのホームページが必要だということについては、満場一致で賛成でよいのではないか。

委員)若い世代が公民館を利用してみたいと考えるためにホームページで情報が得られることは有効だが、発信する内容も重要である。既存事業には若者向けのものが少なく、これを発信しても若者の利用促進にはつながらない。

委員)青少年や現役世代が一体何を希望しているのかを把握するために、無作為抽出で高校生や大学生、現役世代の社会人にアンケートを実施することはできないか。

事務局)実施時期や実施方法などでいくつか選択肢は考えられるが、実施自体は可能である。

委員)ニーズを把握しないことには今後の議論が進まない。

委員)人形劇KAPA公演事業のように短時間でチケットが無くなる人気の事業もある。事業内容に興味を持ち情報を得て参加している事例だと言える。

副委員長)20代で初めて青年教室に参加したときはポスターを見て内容に関心を持った。そこで仲間ができ今も関わりを持っている。グループ活動でもメンバーが高齢化の傾向にあり新陳代謝は少ない。先ほどの例では人形劇を見に来たお母さんが、やる側に回るかどうかが大事だ。青年教室でも自分から楽しもうという人と、お客さんで終わる人がいる。例えるとモーターの役割を担う人と歯車の人に分かれ、歯車の人は活動も長続きしないように思う。

委員)エコルマホールを使用するミュージカルグループでは、主婦の他に中・高校生などが中心となって多数集客していると聞いており、こういう事例は他にもたくさんある。高校生や大学生、現役世代の社会人は一体何をどう考えているのかを把握した上で、公民館に来てもらう必要があるのかないのか検討すべきである。

委員)現役で働いている人と公民館を結びつけるのは相当難しい。公民館に対するニーズがないのならば、極端に言えばこうした世代向けの取組は実施しなくてもよいかもしれないが、何も把握せずに結論を出すわけにはいかない。

委員)別の切り口だが、狛江市の合計特殊出生率1.02%は全国ワースト2位とのことで驚いた。こういう数値も事業内容を検討する際の参考になるのではないか。

委員長)今後の議論に向け、何らかの方法でアンケートを実施したい。

委員)アンケート数は少なくてもよいが、公民館を利用していない人の考えを聞くため無作為でなくてはならない。他の各種意識調査などでも一定数で物事の傾向を探るものがある。無作為アンケートであれば一定の有意性はある。

委員長)無作為アンケートが可能ならば議論が深まるし是非実施したい。それがなければ全て想像での議論となる。公民館の存在意義として、若い人のニーズがなければ相手にしなくてもよいとも言えるが、公共施設、特に社会教育施設である公民館がそれでよいのか、若い人が公民館を利用することにどのような意味があるのか。

委員)今回の議論は有意義で、このような議論を続けていかれるとよい。公民館の設置目的は学び合い、交流し合い、連帯し合う場所であり、そのことにより地域を担う主体と成長する場となる。公民館が設置されてから今日までの間、コンピューターが発達し家族構成も大きく変化した。孤立化という言葉も出現した。1962年には地域で均衡ある発展を目指し全国総合開発計画が策定され、この時代に人口と環境が変化した。

 公民館は、公の施設である以上、公共性が求められており、公民館の設置目的の実現と時代に合わせて変化することについては異論はないと思う。公共空間やスペースへの要求と対応が変わってきており、ハードとソフトの両面の充実に向けた議論は永遠のテーマである。青年学級振興法が1999年になくなり青年学級が各地から消滅し十数年たつ一方で、狛江では続いており評価できる。そのままでよいのかはこれからの問題だが、なぜここまで続いてきたのか、また、今後どうあるべきかについて若い人の意見を聞く必要がある。東京都では約1200万人に対し500人への聞き取り調査で有意性があると言われており、狛江市の人口に当てはめれば20人程度である。その人数でよいのか検討の余地はあるが、調査することには意味がある。内容や実施時期も重要だ。また、調査も必要だが、今の若い人に足りないのは裏方に参加する機会と経験だ。裏方に回るような取り組みに、小・中・高生を参加させられるかは大事なことで職業体験施設などが人気なのもこのせいだ。公民館がそうした機会を提供できるのではないか。大人が様々な役割を担っていることを経験させ知らせることは重要で、若者の要求の中に何があるのかリサーチすることも必要。公運審として議論するためにアンケート調査し、その結果をもって答申を作成することはよい。その結果を、例えば若者応援隊と命名してインターネットで発信すれば大きな反響があると思う。リスクをとればリターンも高い。そのことをどう考えるか。

 公民館の設置目的を再認識した上で、時代や考え方の変化をどう捉えて何をすべきかを、公運審としてテーマ設定し答申する。若者の要求がないならばそれが答申ともなる。

委員長)それでは今後の議論に向け若者の意見を把握することとしたい。

事務局)設問をどうするか。複雑にするか単純にするかも含めて公運審として決めてアンケートを行いたい。無作為抽出アンケートは個人情報の取扱いで一定の手続きが必要となる。

委員)公民館利用者に聞けるのでは。

委員)無作為であることが必須であり、むしろ公民館を利用していない人に聞かなければ意味がない。

委員)駅前での聞き取り調査も考えられる。

委員)選挙制度などでは電話アンケートを受けることがある。電話アンケートは狛江市で実施したことはあるか。

事務局)把握していない。

副委員長)個人情報の取扱いも含めて事務的な検討をした上で、場合によっては市内の高校や大学生、企業や事業所などに直接お願いにいって協力してもらうことでもよいのではないか。無作為の意識調査には十分な資料となる。

委員)よい考えだと思う。

委員)郵送するよりも直接お願いに行ったほうが、一定の対象を想定してのアンケート集計になるので、使える情報が集まるのではないか。

委員長)設問内容の検討も重要だ。早急にアンケートを実施するためメールで意見交換することでどうか。

委員)たたき台を元に意見交換したらよい。

委員長)正副委員長と事務局とでたたき台を検討し、皆さんに確認しながら早急に詰めていきたい。

委員)自身が関わっている学生にも参考に意見を聞くことができる。その場合は夏休み前がよい。メールでの聞き取りも可能だ。

委員長)アンケートはできれば今月中に実施したい。次回の会議ではその結果をもとに議論をしていく。また、アンケートと並行して事業等の充実について検討を進めていきたいが、公民館の魅力を高めるため、現在、未活用となっている場所の利用や公共空間として心地よい居場所づくり、ハードとソフトの両面について意見をいただきたい。

副委員長)西河原公民館についても検討すべきだ。

委員)Wi−Fi設備がない。若者を戦略的に取り込むためには必須の機能だ。

委員)そのことも答申に盛り込めばよい。

委員長)多摩市の小田急永山駅前にある複合施設はフリースペースの居心地がよい。先日利用したが、満員だった。

委員)そういうスペースは随所にある。

 

4 その他

・公民館だより~第40号~の発行(7月1日発行)

— 資料4に基づき、事務局より説明 —

 

委員長)次回は9月5日(月曜日)午後7時から開催する予定である。以上で、本日の審議会を終了する。