1 日時  平成27年2月17日(火曜日) 午後2時~3時49分
 2 場所 防災センター401会議室
 3 出席者

委員長  佐藤正志(学識経験者)
副委員長 長田輝男(学識経験者)
委員   山田龍彦(市民委員)
委員   川越洋子(市民委員)

事務局

宗像 秀樹(学校教育課長)
銀林 悠 (学校教育課教育庶務係長)
中川 昇永(学校教育課教育庶務係主任)
小島 希 (学校教育課教育庶務係)

4 欠席者 なし
5 議事

1.今年度の試行(校庭芝生化)について

2.その他

 6 会議録(概要)  

(委員長)第5回狛江市教育委員会の自己点検及び評価に関する審査委員会を始めます。
前回の会議を受けて,資料1について修正,再提出をお願いしました。事務局で,事業評価シートを訂正していただいておりますので,どのように訂正したのかをご説明をお願いします。

(事務局)資料1をご覧ください。ご指摘いただいた点を考慮して作成しました。
まず,枠組みについてご説明します。1ページ目中段,「◇芝生化の年表」平成18年度から26年度までのもので,下の方に金額を記載しております。これは,26年度が予算,それ以外は決算なのですが,これまでは3カ年分を記載しておりましたが芝生化の検討開始からこれまでの予算がわかるようにしています。
続きまして3ページですが,前回の意見で,総括に記載しているところですが,狛江市立狛江第五小学校の取組については,前段のところでわかるように書いた方が良いのではないかというご意見がありましたので,事業内容の続きで五小での取組を記載しました。
続いて4ページ,個別の視点での点検・評価です。まず「評価の視点�T」,その下に「評価の内容」とあったところが,わかりづらかったので一つにまとめております。その下の「成果・分析」の下に「(平成25年度)」という言葉を入れました。これは,内容について25年度の評価をしているというのがわかりづらかったので,ここに改めて記載させていただき,平成25年度の「成果・分析」をしているということです。
最後の9ページですが,前回までは左側にタイトルを同じように記載しておりましたが,その形式では総括をしていることがわかりづらかったので,ここでは枠組みとして,上部にタイトルを付け,「自己点検及び評価の総括」と記載しました。
その他の内容については,前回会議でご意見をいただいた個所について,見直しております。

(委員長)それでは,今の説明を基にご意見をいただきます。その前に確認をしたいのですが,これを事務局の見解としていただき,審査会としてこれに対して意見を述べるという形が従来の形ですが,今年度については,新しい試みであるということで,事務局で書かれた内容に対しても意見を述べさせていただくという特殊な事情がございます。前回のものを基に事務局案をいただいたのですが,本日ここでさらに意見が出て,この内容をさらに変えることは可能なのでしょうか。それとも,これは最終的なものなのでしょうか。

(事務局)対応できるものは訂正します。前回の会議で最後に確認していただいたかと思いますが,今回のこの場でご意見をいただいて,最後に委員長預かりとさせていただき,委員長と事務局で調整して最終案にしたいと考えております。

(委員長)では,来年度のサンプル作成という意味もありますので,事務局が書かれたものに対してもご意見をいただければ修正が可能ということですので,活発なご意見をお願いします。
まず最初に,枠組みを若干変えたというご説明がございました。評価の視点を視点とそれぞれの内容に分けて記載をしたという説明がございました。それから,最後の「自己点検及び評価の総括」の枠組みの修正のお話がありました。
いかがでしょうか。この枠組みについて,前回少々わかりづらい部分があるということを中心に修正をしていただいたと思いますが。

(山田委員)都補助金がなくなるとかなりの負担が予測されますね。

(事務局)はい,現在は3年で維持管理の補助金がなくなりますので,五小については現在,都の補助金はありません。

(山田委員)そのような部分を課題の一つとしてあげておく方が良いと思います。スタートからそうですが,補助金に頼って維持してきた部分があると思うのです。スタート時の施工の費用は100パーセント都が負担するからスタートしました。しかし,維持費が毎年かかってくると,3年経つと補助がなくなってしまうということが一つの問題点にあがってくるのではないかと思います。予算がないからやめるというのでは,これまで行ってきたことが意味がないことになってしまいます。その部分をもう少し適切な言葉で表現する方が良いと思います。
 それから,言葉遣いですが5ページ目の「◇学校緑化の比較」のメリット,デメリットでいう「コスト」とは何のことですか。

(事務局)かかるお金と手間を含めてコストと表現しました。

(山田委員)お金と手間を含めてコストという表現をしたというのですが,そうだとしたら手間という表現も入れなくてはならないので,手間とコストをどういうふうに分けるのか,2つ入れるのか考える方が良いと思います。
もうひとつは6ページ目の「授業における活用状況はどうか。」の中の〈体育〉だけが「…芝生の上を走る授業がある。」という表現をしていて,あとは「…している。」「…行っている。」という表現になっていますので,統一して「…行っている。」という言葉が良いと思います。

(委員長)ありがとうございます。後ほど個別に確認する際に,山田委員のご指摘についても考えていきたいと思います。全体を通して何か質問等ございますか。では,個別に見ていきたいと思います。
まず,1,2,3ページに校庭芝生化に関わる事業内容について写真入りで説明がなされています。この3ページ内で何かご指摘,感想等ございますでしょうか。
私から何点かよろしいでしょうか。まず,「◇芝生化の年表」を入れていただきましたが,これは言葉としては「年表」ではなく「芝生化の経緯」でしょうね。
それから,3ページ目,下から7行目,「…他校の見本となっている。」とありますが,他校とは狛江市内の他校というイメージになるので,他地区のという言葉の方が良いだろうと思います。
それから,「PTAとの協力」の上から4行目,「・維持管理団体は芝生の維持管理だけでなく,地域コミュニケーションの形成…」となっていますが,「地域コミュニティ」という言葉が正しいですね。
五小の維持管理については,ここで入れてくれたので,全体の前提となる事業内容がはっきりしてきたという感じがします。他の委員の方はいかがでしょうか。

(山田委員)3ページで,「PTAとの協力」の中で「…市では支出しづらい予算を…」という表現が相応しくないように思います。「どうして市で行わないのか。」と聞かれた際に回答に困るでしょうし,逆にPTAの交流で実施してくださっていることでしょう。何か別の表現が良いように思います。ちなみにこれはどういう予算ですか。

(事務局)夏の芝生イベントで使用したかき氷や,近隣向けのお琴とお抹茶のイベントの和菓子等です。

(委員長)なるほど,逆にそうはっきり書いた方が良いかもしれませんね。ここは少し表現を工夫してください。他にいかがでしょうか。言い回しで気になる部分が多いのですが,例えば3ページ,下から6行目,「…芝生化後の運用していくにつれて…」の表現は,「…芝生化後,運用していくにつれて」とした方が良いと思います。

(副委員長)私もよろしいですか。例えば3ページ,上から2行目「…平成26年度からとなるため…」の「からとなるため」とは変です。
また,上から5行目,「…芝生が半年で無くなってしまうような例もある…」,これは前回も指摘したのですが,「他校では芝生が半年で…」というのは「他校では芝生が半年で全くゼロになってしまう。」ということですね。しかし,全くゼロになることはありえないと思うのです。例えば「半年で荒れてしまった。」とかではないでしょうか。
同じく3ページの6行目,「…芝生が保たれ取組のベースとできている。」の「とできている」の表現です。
それから9行目,「芝生化当初は学校や利用団体も芝生化当初は…」と重複しています。
それから,下から4行目「…芝生を活用しようと共通認識をもてるようになった。」という部分ですが「活用しようという共通認識がもてるようになった。」が良いと思います。
また,下から3行目,「芝生を安心して使用できるようになったことから…」の「安心して使用できる」という表現がおかしい。
「学校教育の視点について活発に…」の「学校教育の視点」の表現が良くない。「視点」という言葉が多すぎます。

(委員長)今ご指摘いただいた部分は,言い回し,言葉の使い方も含めてご検討ください。このように直したらという示唆もいただきましたので,よろしくお願いします。また,私もゆっくり読ませていただき,言い回し等については確認いたします。では,基本的に事業内容についてはこのような形でよろしいでしょうか。
それでは次に3つの「評価の視点」からの取組について修正していただきましたので,それぞれの視点でのご意見をいただきたいと思います。事務局が書いた文章の内容の表現,あるいはここに書かれている内容についてのご指摘もあるでしょうし,また今度は本来の審査会として実施事業に対して,こうするべきではないかという指摘もここでいただいておくと,後で審査委員会の意見をとりまとめる時に大変楽になりますので,是非両方の視点からご意見をいただきたいと思います。
では,私からよろしいでしょうか。少しわかりづらい部分が4ページです。左側は〈学校緑化の取組〉として緑化全体を書いています。そして右側は〈市の緑化計画〉として進めるのかと思いましたが,狛江五小の部分からは芝生化の内容となっています。つまり,右側の最初の9行までは「市の緑化計画とは何か」と言っているわけです。そして,「狛江第五小学校の芝生では…」の部分から下は市の緑化計画の説明ではありませんね。これはどういう位置付けになっているのですか。

(事務局)狛江市緑の基本計画の「将来像の実現に向けた施策」の中で,「緑を育む人材育成の仕組みづくり(多様な主体で育む緑の活用)」「緑を通したコミュニティの場の創出(人のネットワークを育む緑の活用)」といった施策が盛り込まれており,五小で取り組んでいるこういうことが合致する部分だということを書いています。

(委員長)そうすると,このタイトルは「市の緑化計画と狛江第五小学校の芝生化の取組」というタイトルにならなければ,事務局がおっしゃる意図がタイトルからは見えない気がします。前半は緑化計画の説明で,その中における狛江第五小学校の取組ということがわかるようなタイトルにしてください。〈市の緑化計画〉があり〈学校緑化の取組〉があり「狛江第五小学校の取組」という流れではないでしょうか。
 市の緑化計画というのは,この2つだけですか。

(事務局)いくつか示されている中の2つの施策に,校庭芝生化の取組が合致するものです。

(副委員長)緑化計画というのは,教育振興基本計画の中にはないものですね。

(事務局)市長部局で作成している市全体の中のものです。

(川越委員)左側の〈学校緑化の取組〉の中の狛江市学校緑化基本方針というものと,右側の狛江市緑の基本計画というのは別のものでしょうか。

(事務局)別のものです。狛江市学校緑化基本方針は先につくったものですが,教育委員会でどのように緑化すべきかというのを書いたものです。

(委員長)何か入り組んでいるように感じます。ではこのように考えてはどうでしょうか。〈市の緑化計画〉の最初の3行を左側の一番上に移動する。これが大前提ですね。そしてそれに基づいて〈学校緑化の取組〉が行われているということで左側が続いて,そして右側にきて,「狛江市緑の基本計画で定められている施策の内,「校庭芝生化」で実施されている施策は以下の2つである。●緑を育む人材育成の仕組みづくり(多様な主体で育む緑の活用)●緑を通したコミュニティの場の創出(人のネットワークを育む緑の活用)」。このようにすると,流れが少し整理できるように思います。そして,狛江第五小学校でどのように行ったかが右側に続くというのはどうでしょうか。
それから,3ページの手間とコストをはっきりしましょう。コストと言うと,一般的にお金のイメージですから,市民の方に分かりやすくするために分けて記載してください。

(副委員長)コストというのは,資料を見ると環境政策課が負担するように受け取れます。関係課は環境政策課が話をしているわけですね。しかし,維持管理をしていくコストは違いますよね。

(事務局)学校であり市です。「狛江市緑の基本計画」の緑化等をつくっている関係部署としては環境政策課なのですが,行っている事業としては学校の話になります。

(副委員長)この緑化計画を進めているのも環境政策課ですが,何か矛盾するようなケースになりますね。

(委員長)つまり,この文章を書く課はどこかということになります。五小の芝生化のことまで細かく書くのは,環境政策課だけでは書けません。そのように考えると「環境政策課・学校教育課」という書き方ではだめでしょうか

(事務局)最初1ページに「事業所管課」と記載しておりまして,芝生化については学校教育課が事業所管課です。4ページ以降は「関係課」としております。これは見せ方の問題なのですが,学校教育課は常に関係課にも付随して付いてくるという考え方です。

(副委員長)納得しました。

(委員長)表現については,後ほど副委員長からご指摘をいただきたいところですが,私もひとつ気が付いたのですが,5ページ,「今後の課題」の下から4行目「狛江第五小学校での取組は,地域に理解のある人員が多数いたことが大きな要因である」というのは,主語と述語が合っていません。「狛江第五小学校の取組が成功したのは」とか「円滑にいっているのは」というふうに主語を変えた方が良いかもしれません。副委員長,ご指摘をお願いします。

(副委員長)「人員」という言葉に違和感があります。

(委員長)そうですね。2カ所出てきます。

(副委員長)「狛江第五小学校における取組の成功は…」としてはいかがでしょう。
それから4ページ,〈市の緑化計画〉の下から11行目,「また,新たに狛江第五小学校へ入学してきた家庭にもこの活動が引き継がれている。」は,家庭が入学するというふうに解釈できます。入学するのは子どもであり,その親達にも活動が引き継がれているということですね。
同じく下から9行目,「市では,グリーンプロジェクト…諸問題に一緒に対応している。」の「諸問題に一緒に対応している。」という部分がこれでは説明不足です。
「芝生会議に市が参加する。」というのも違和感があります。「市では,…毎月出席し,諸問題に対し…」としてはいかがでしょう。

(委員長)そうですね。「諸問題の解決に向けて協力して対応している。」とか,そのような表現ですね。

(副委員長)先ほども言いましたが,5ページの「今後の課題」の「人員」という言葉が馴染みません。

(委員長)「地域に理解のある方々…」,「次世代で中心となって活動できる人材」とする方が良いかもしれません。
それでは,芝生化に関してはこのような見解で,今指摘した点は修正していただくとして,審査委員会として芝生化の中の緑化という視点について,どういう見解,考え方を持つかということを,少し整理したいので,ご意見をいただきたいと思います。

(副委員長)お聞きしたいのですが,六小でも,そのような校庭緑化に理解がある人を集めて協力要請のようなことをするのですか。

(事務局)芝生化前の検討の段階から準備委員会を立ち上げて,そこに地域の方に入っていただき,芝生化した後は「狛江第六小学校グリーンエコプロジェクト」という団体名で活動されています。
活動はまだそれほど活発ではないのですが,これからという段階です。

(委員長)面積は五小の半分以下ですね。

(事務局)半分以下で,なおかつ2カ所に分かれています。

(山田委員)例えば,これには六小のKoKoAの方々が今後関わってくるのですか。

(事務局)KoKoAはまだ関わっていません。

(副委員長)KoKoAの子ども達も放課後そこで遊ぶことになるわけですね。それなら,KoKoAや学童等,そのような部分も考慮してはいかがでしょうか。ですから,五小の維持管理団体と同じようなことに拘る必要はないと思います。地域の特性があり,六小の学区であれば町会等のバックアップも期待できるかもしれませんし,その地域の人達の独自性というのを尊重することが大事かと思います。

(委員長)今の副委員長のお話は,全体に関わってくることだと思いますが,やはり固定的な考え方ではなく,地域の状況によって柔軟に対応していく必要があるだろうというご指摘だと思います。どこに書き込むかは別として大切なご指摘だと思います。
それから,先ほど山田委員も触れられた部分ですが,コストと手間がかかるというのは非常に大きなことなので,「これで良かった。緑化の為には是非芝生化を。」というように繋げるのは難しいのではないか。簡単にはいかないということに触れておく必要があると思います。

(山田委員)五小は本当にうまくいっていますが,リードしてくださっている方が転居された場合に,次にリーダーになる方がいなければ,ダメになる可能性もあります。芝生は生き物ですから,いつ何が起るかわからないこともあるので,なぜ今まで芝生が発達しなかったかというのは,コストと手間の問題だと思います。

(委員長)補助金の問題もあるでしょう。では,ここではそのようなことを押えておきます。
次に,学校教育の視点です。6,7ページにわたって左側に「授業における活用状況」,「効果」という言葉をとるべきだろうという前回のご指摘を受けていただいて,「活用状況」ということで整理をしてもらいました。左側に「授業」,右側に「授業以外」と順序性もはっきりしてきたと思います。6,7ページでご意見をいただきたいと思います。先ほど,山田委員から〈体育〉の段落の語尾を,「…はだしで芝生の上を走る授業も取り入れている。」というような形にしていただくと良いというご意見もありました。他にいかがでしょうか。
私から1点,6ページの下から9行目と下から2行目の2カ所,「児童たち」という表現があります。児童という言葉で複数を表していますので,「児童たち」という表現ではなく「児童」で十分です。

(川越委員)理科や体育の取組は,平成25年度の評価ということで毎年同じ様な取組がされるというような意味でしょうか。それとも,この年はこうしましたということなのでしょうか。

(事務局)理科や体育は平成25年度に初めて試みをして平成26年度も行ったと聞いています。

(川越委員)「学んでいる。」「行っている。」というような,現在進行形の表現なので,毎年決まったこととして取り組んでいることは進行形でも良いかもしれませんが,平成25年度の評価ということで,この欄に書くということで平成25年度だけの活動があるのなら,過去形で記載する方が良いのではないかと思いました。

(委員長)表現をどうするかということですね。

(川越委員)もし,毎年の活動であれば,「行っている。学んでいる。」という表現でも違和感はないのですが。

(山田委員)先生も慣れてくると,色んな展開を考えてこられるでしょうからね。

(川越委員)少し変わっていくようなことであれば,この年はこのような取組であったという前年度の評価,報告でも良いのかもしれないと思いました。
経年で行っているようなことが多いと思うのです。

(委員長)これは,後で申し上げようと思っていたのですが,審査会としての意見として,もっと多様な取組を考えてほしいというものを入れていただきたい。今,このようなことを行っているのだが,これらを基に多様な活用方法を創意工夫していってほしいという感じがします。

(山田委員)6ページの総合学習のところでよろしいですか。「環境のことを考える時間として5年生の時に…」の「5年生の時」という言い方はどうでしょうか。

(委員長)5年生が環境のことを考える時間として活用しているという表現にしましょう。前回,クラスづくりに役立っているというところで意見が出たところを,アンケートを入れて補足していただいていますがいかがでしょうか。

(副委員長)そのアンケートの上の文章ですが,「優しい関係を築けることに繋がり,クラスづくりの一助となっている。」とあり,「優しい関係」というのは,非常に曖昧ですね。「保護者も参加出来ることから,幅広い関係が築かれている。そのことが,クラスづくりの一助となっている。」ではどうでしょう。「優しい」というのは情緒的な表現です。

(委員長)そうですね。他にいかがでしょうか。「学校教育の視点」に関わって,私は,もっともっと多様な活動を創意工夫してと申し上げましたが,他に何か委員の方からご意見はございますか。
前回,教育的効果をできるだけ客観的なデータで載せられたらという意見が出ました。聞くところによると,芝生化している六小は今年度から体力づくりの研究に取り組んでいるという話を川崎校長先生から聞いているのですが,つまり,ここはそのような客観性がほしいですね。芝生化することによって,こんなふうに子ども達の体力や運動量が変わってきました等,非常に難しいことですが。

(山田委員)走るトレーニングで,はだしで走った時のスピードと靴で走った時のスピードでは,やはり足できちんと走った方が速いというデータがあります。ですから,子ども達にそのようなトレーニングを繰り返し行って測定すれば,芝生をいつもはだしで走っているような子は運動能力が上るというデータが出ると思うのです。小学校だと短期間では出ないでしょうが,ある程度定期的に行わせることにより効果が期待できます。しかし,今は怖くてはだしで走らせることができないと思います。結局そのようなことをすることは,このような安全な場所でしかできませんので,先ほど言っていた中での教員の発想に繋がればと思います。体育なら体育,国語なら国語で,どう生かしていくか工夫してほしいと思います。
ただ,何かして終わるのではなく,その先生なりに考えていくと,おもしろい授業展開ができるのではないかと思います。本一冊読むにしても,芝生の上で読むのと教室の机で読むのでは全然違うでしょうし,そのような取組が,先生方からわいてくると効果があったことが実証できるのではないでしょうか。

(川越委員)先生の取組は大きいかもしれません。芝生をどう生かすかという視点を持って行う授業を考えてくださると良いですし,そこにあるだけと思えばそのようにしかなりませんので,先生が芝生という環境をどう生かすかということを考えてくださると,教育という部分で色々な使い方があると思います。

(委員長)私が渋谷区の小学校に勤務していた際には,「お弁当給食」というのがありました。日替わりで学年を決めて,お弁当箱に給食を入れて出してくれるのですが,給食を屋上で食べるとか,近くの公園に行って食べる等の取組を行いました。せっかく狛江の小学校は各学校に給食室があるわけですから,そのようなこともひとつの工夫として取り入れてみても良いかもしれません。
あとは,怪我のデータもほしいですね。擦り傷等が減ったということは,色んな芝生化した学校で聞いています。そのようなことがあるのかどうか。
学校教育についてはよろしいでしょうか。では最後に進みます。「地域との連携の視点」として,8ページにまとめられています。「地域との連携は図られているか。」「地域の活性化に寄与できているか。」という内容で整理していただいておりますが,いかがでしょうか。

(山田委員)「地域の活性化に寄与できているか。」の項目で,写真のすぐ上の文章,「…ゲーム等のイベントを楽しんだ。」とありますが,「…だ。」で終わっているのはここだけです。だいたい「…いる。」になっているのですが,上のお琴の部分は,「…給仕した。」と「…た。」で終わっている。全体を統一すると,だいたい「…いる。」ですね。

(委員長)これは,継続的取組ですか。

(事務局)継続です。

(委員長)それは,お琴とお抹茶を含めてですか?

(事務局)はい,平成25年度が初めてだったのですが,平成26年度も行いました。

(委員長)継続しているということですね。それなら,先ほど副委員長がおっしゃったように,前のページとの整合性も考えて現在形の方が良いかもしれませんね。審査会としての意見も含めてご意見をお願いします。

(山田委員)左側の休日の校庭利用での関わりの中で「野球やサッカーの校庭利用団体…維持管理に参加している。」とありますが,「ウォーミングアップやクールダウンに使用しており」のあとに,きっとトレーニング的なストレッチのようなものを,芝生の上で行っていると思うので,ここに「トレーニング等に利用しており,利用団体も…積極的に参加している。」というような文章の方が良いのではないかと思います。

(委員長)今の山田委員の意見を取り入れると一文が長くなるので,文章を分ける方が良いですね。

(山田委員)7ページに記載されていますが「ボールがはずまない」というのは,芝目が粗いのでしょうか。

(事務局)芝目は非常に細かいのですが,土のグラウンドと比べるとやはりはずまなくなります。あとはラインが引きづらい点がありますので,どうしても体育の授業にでてくるような球技にはむかないことがあります。

(山田委員)せっかくなので,あのようなところでサッカー等をさせてあげると,芝生の上でサッカーをするのはこういうことなのだと経験ができて良いのかなと思います。フットサルを半分だけにして行う練習があります。ゴールだけ置いて,攻める練習だけとか,そのような風に使えばさほど広くなくても使えます。これは,先生が工夫すると良いと思います。ゴールには椅子を使って代用しても良いですしね。

(副委員長)今後どんな利用法が良いのかとか効果的なのかということも研究していくことが課題ですね。

(委員長)別の視点ですが,ここを借りて「お琴とお抹茶を楽しむ会」や「餅つき大会」をしているのですね。これは利用する時は学校に申し込むのですか。

(事務局)普段,何もなければ社会教育団体に開放していますが,優先順位では学校のイベントが先にあるので,その学校のスケジュールに芝生のイベントを入れて行っている状況です。そのため,気が向いたときに利用できるものではありません。

(委員長)校庭開放は社会教育課の管轄ですね。芝生の開放は学校ですか。

(事務局)校庭開放の枠組みです。芝生だけ切り離して貸しているわけではなく,校庭として一体で貸し出していますので,校庭として通常の手続きで借りられます。

(委員長)そうすると,芝生があるからちょっとしたイベントを行いたいという色んな市民団体があった時に,校庭の活用ということで申し込むのですね。

(事務局)通常の野球,サッカーの団体と同じ手続きで申込みができて借りられます。最初に社会教育団体に登録していただいて,手続きを踏めば借りられます。申込みが重なったら抽選となります。

(委員長)芝生があるから使いたいという団体は増えそうですか。

(川越委員)フットサルみたいなサッカー関係は,芝生で行いたいという気持ちはあるようですが,そんなに広く開放されてはいませんので,五小関係の方は使えるときもあるでしょうけれど,それ以外の他の市内の学校で普段活動している団体はというと,まだまだこれからという気がします。サッカーは芝で行ってみたい,感触が違う,というのはよく聞きますが。

(山田委員)社会体育で行っている教室のようなものを,小学生を対象にしたフットサル教室みたいなことを芝生の上で行うというのは効果的かもしれません。他の小学校の子どもも含めて募集して,サッカーのできる人が来て,芝生の上のサッカーをどうやってするのかを教えるのは,とても勉強になると思います。

(委員長)市財負担が公表されれば,使わせてほしいという人も出てくるかもしれません。そうなると,利用規則を整理していかなければなりません。

(副委員長)それは課題ですね。校庭と一緒とは考えず,校庭と芝生の面を分離して,どう利用していくかと。同時にサッカーをしている子ども達がそこを利用するというのは,それはそれで良いのですが,芝生を使わない団体もあるわけです。それこそ,子ども会みたいな組織がここでお昼を食べましょうということで申し込んでくることもあるかもしれない。そのような時に対応できるようにしておくといいと思います。

(委員長)夏休みに空いているのだから,保育園はそこで子ども達を遊ばせたいということになるかもしれないですね。

(山田委員)KoKoAとの兼ね合いも考えなくてはいけません。KoKoAが土曜日に校庭開放をするわけでしょう。土曜日に芝生に来て遊ぶ人がいたとしたら,管理するのはKoKoAになるわけでしょう。

(副委員長)誰が管理するのかと,KoKoAのコーディネーター会議で出ました。KoKoAがノートに名前を書いてもらうことにしたようです。

(委員長)いずれにせよ,貸し出し,利用のシステムを今後検討していく必要があるでしょう。「地域との連携の視点」は以上でよろしいでしょうか。
では最後,「自己点検及び評価の総括」ということで,このように書かれております。視点�T,�U,�V,最後にまとめて整理をされています。4行の総まとめですが,いかがでしょうか。

(事務局)色々,ご指摘いただいたように,効果があるとはいいながら,維持管理に非常に手間とコストがかかる中で,熱心に維持管理に御協力いただける方々がいらっしゃったので現在このような体制で活発に活用できております。そして東京都の中の成功例にもなっているのですが,どの学校にでも当てはまるかといえば,必ずしもそうではない現実もあり,そのことを念頭においた上で最後の総括とさせていただきました。

(委員長)教育委員会としての市の方針,考え方はあるのですが,学校がどんな活動をしていきたいのか,それぞれ学校で特色ある教育活動をしていくように指導室は指導していると思うのです。ですから,「学校の要望や考え方も踏まえて」という言葉をどこかに入れてほしいです。ですから,評価の総括の中に入れていただいても良いし,審査委員会の意見の部分にでも良いのですが。

(事務局)それは,まだ芝生化を行っていない学校も含めてという意味でしょうか。

(委員長)そうです。学校の意見,地域の考え方を踏まえてという感じです。他にいかがでしょうか。それでは,審査委員会の意見ということで,随時お話をさせていただき,委員の皆様からもご意見をいただきましたので,それを整理して審査委員会の意見ということで,まとめていただけますでしょうか。
それでは,今年度の試行,校庭芝生化全体について何かご意見はありますでしょうか。
では,その他ということで何か事務局からございますでしょうか。

(事務局)今回は,試行としての評価でしたが色々とありがとうございました。最後は委員長と事務局で本日の意見をまとめて本年度の試行を完成させた後,教育委員会に報告し公表するという流れで進めます。

(委員長)いつごろの教育委員会にかけられる予定ですか。

(事務局)おそらく3月27日になるかと思います。

(委員長)承知いたしました。事務局の皆様及び委員の皆様,お疲れ様でした。では,第5回狛江市教育委員会の自己点検及び評価に関する審査委員会を閉会します。