1 日時

平成29年8月3日木曜日 午後6時00分から午後6時53分まで

2 場所

市役所防災センター3階 302会議室

3 出席者

委員   田揚江里、小林年春、上野友子、立道彩子、佐藤江美、伊藤栄司

事務局  西田館長、小川主幹、平尾主任

4 欠席者

田淵晶子

5 議題

(1)諮問事項 図書館事業について~今までの取り組みと今後の充実に向けて~

(2)その他

6 提出資料

(1)図書館この10年のあゆみ

(2)蔵書冊数・貸出冊数・登録者数の推移

7 会議内容
(委員長)
 定刻になりましたので、会議を開催いたします。
 それでは、議題1の諮問事項 図書館事業について~今までの取り組みと今後の充実に向けて~、今までの取り組みについて資料の説明を事務局からお願いします。

(事務局)
 図書館この10年のあゆみについて説明いたします。
《資料の内容について説明》

(委員長) 
 それでは、委員のみなさんご意見等ありましたら、発言をお願いします。

(委員)
 児童や、12歳から18歳の世代の中学生・高校生を中心とした世代であるヤングアダルトの部門は、少ないスペースですが誇れると思います。成人向けの部門でもっと工夫があるといいです。成人向けの文学関係や小説、知識が得られる本が多くあるといいと思います。大人と子どもの利用率はいかがですか。

(委員)
 成人向けサービスが平成25年で終わっていますが、なぜ終わったのですか。文学散歩は、児童・生徒の保護者向けにもいいと思いました。

(事務局)
 文学散歩の実施には、場所の選定、実踏、当日、振り返りがあるのですが、図書館の休館日が変動している時期で、担当職員の人数の問題がありました。また、参加者の高齢化で、安全面の問題もありました。大人と子どもの利用率ですが、登録率が1番高いのは10歳から12歳です。実際に利用率が高いのは7歳から9歳までと61歳から70歳までです。逆に利用率が低いのは16歳から18歳と23歳から30歳までです。児童と高齢者の利用が多く、働く年代は利用が少ないです。

(委員長)
 利用される方がよく読むから小説が多いのでしょうか。

(事務局)
 統計資料はないのですが、高齢者が借りられるのは、時代小説など小説が多いように感じます。

(委員長)
 他の自治体図書館でも、児童向けのイベントが多く見られます。成人向けのイベントでは、朗読会など、部屋の中で行うものがありました。

(委員)
 朗読会はいいですね。

(委員)
 イベントでアンケートはとるのですか。

(事務局)
 児童のイベントで、中身がわからないように絵本を包んで貸し出す「ひみつのこづつみ」で、包みの中にアンケート用紙を入れました。その中で多くの意見をいただきました。また、行事の帰りに意見をいただくこともあるので、書きとめて次に活かしています。

(委員)
 めまぐるしく進む時代に、気持ちをほっとさせてくれる資料があればよいかと思います。

(事務局)
 児童向けは、季節をとらえた資料の展示や貸出をしています。成人向けには、季節に合わせた資料の展示や貸出をしています。例えば、今年度夏に向けて、清涼感を与える植物の本や金魚の本を展示していました。利用者の中には、そこで普段あまり手にしない本を手にしていかれることもあります。図書館には、必要とされる資料を提供したり、情報を発信したりする役割があるわけですが、最近は、居場所として利用されることが多いです。少し前に鎌倉の図書館が情報発信して話題になりましたが、狛江では、比較的高齢者が多く、開館前からロビーにいて、一日図書館で過ごす方もいらっしゃいます。安心できる場所として利用していただくのも図書館の役割のひとつになっているのかと感じます。狭いスペースでゆったりとした時間を過ごすといった環境ではないかもしれませんが、毎日来てくださる方もいます。狛江の図書館は、持ち出し防止のためのゲートがありません。それなので、来館者数も手で数えない限りわかりません。カードを使って貸出した人数が利用者数ですが、年々減少しています。来館しても本の貸出しをしない方が増えているのではないかと思います。図書館を含む市民センターの改修もまだで、市のアンケートでは、古い、狭い、汚い、資料が少ないなどたくさん意見をいただいています。

(委員長)
 他の市等から本の貸出ができると思いますが、年にどのくらいか教えてください。

(事務局)
 狛江市は、相互貸借が比較的多いです。中央図書館で他の図書館から借用したのはおよそ3,500冊、児童書でおよそ100冊です。図書館の規模が小さいので、他から借用しないと対応しきれない現状です。
(委員長)
 一般的に学校では、夏休みに自由研究等を出します。2年生くらいから、図書館には、レファレンスサービスがあることを子どもに教えるようにしています。一人で本を探して、見つからなくてあきらめてしまう子どもが多いので、探している本がどこにあるか訊いていいのだということ、図書館は無料の貸本屋ではないということを小さい時から教えていきたいです。

(事務局)
 夏休み近くになると、子どもの宿題のために、保護者が電話でこの本がありますかと聞いてくるケースが多くあります。先日、小中学生向けの点字の講習の際、夏休みの宿題のため障がいのある方にインタビューしたいと希望した親子がいました。図書館のサービスは、宿題の答えを出すサービスではないので、資料を提供する対応をするよう徹底しています。

(委員長)
 公立の図書館の利活用について、学校でも指導を必要とする点です。ぜひ学校図書館と連携しながら利活用指導を進めて欲しい点です。よろしくお願いします。

(委員)
 祝日開館は、利用者にとってはとてもありがたいと思うのですが、利用者数はいかがでしょうか。

(事務局)
 利用者数は、試行のときは数を数えていたのですが本格的に祝日開館をはじめてからは数えたことはありません。祝日の利用ですが、図書館が開館している時は常に利用者がいる状態です。本を借りるわけでもなく、居場所として、ただ来館するだけの利用者が多くなったのかもしれませんが、貸出冊数や利用者数は増えていないというのが、28年度の結果です。

(委員長)
 利用者数が増えない理由は何ですか。

(事務局)
 狭いとか、快適に過ごせない等、物理的な理由です。

(委員)
 市民センターの改築はどうなっていますか。

(事務局)
 市民の会から提案をいただき、昨年度1年間で市が調査をし、5月に結果が出たところです。これから結果を市民の方に報告して、意見をいただいて、今年度中に市の方針を決定していく予定です。

(委員)
 子どものために、多くのイベントを行ってくださりありがとうございます。売れ筋ナンバーワンの本は、図書館では見かけないのですが、取扱いしないのですか。

(事務局)
 人気のある本は、予約が入ってしまうため、書架に並ぶことが少ないです。

(委員)
 わかりました。図書館は古い本が多いイメージで、新しい本や人気のある本はないと思ってしまうのですが、お知らせはしているのですか。

(事務局)
 ホームページの新刊図書でご案内しています。人気のある本は、1年以上書棚に並ばないこともあります。

(委員)
 図書館にゆとりがあれば、この本は貸出中ですと表示できますが、その場所がありません。貸出がたくさんあるから、この書架で収まっているのです。みんなが借りなくなったら、図書館は倉庫になってしまうという事情があるのです。

(委員長)
 予約すれば、何番目かわかるので、それを見て、待つか買うか決めてます。本が発売されてからどれくらいで図書館に並ぶのですか。

(事務局)
 1ヶ月から1ヵ月半ほどです。

(委員長)
 狙い目は、学校図書館です。中学生や高校生は読書冊数を増やすことが大変なので、本が借りられずに在架しているので、人気の本を子どもに借りてこさせる親がいるそうです。狛江市の図書館のホームページにも、わかりやすい子どものページがあれば、夏休みの宿題も、自宅で子どもがそこから本を検索して、図書館に答えを求めに行くことも少なくなるのではないかと思います。

(事務局)
 図書館に来て欲しいので、自宅で本を調べると、本を借りるときと返すときしか図書館に来なくなります。図書館のパソコンで検索すればいいという考えもあるのですが、図書館で利用者が検索に利用できるパソコンは1台しかないので、スペースの問題がここにもあります。読書をする環境も整っていないし、読書をするための機能の充実もまだできていないのが、大きな課題です。

(委員長)
 それでは、他に質問等なければ平成29年度3回図書館協議会を閉会いたします。次回の第4回図書館協議会につきましては、10月5日木曜日午後6時からとなります。後日事務局の方から各委員へ通知いたします。
みなさん、お疲れさまでした。