1 日時 平成29年3月6日(月曜日)午後7時~9時14分
2 場所 市民センター(中央公民館)第一会議室
3 出席者

日向正文委員長、斎藤謙一副委員長、伊東静一委員、長谷川まゆみ委員、植村多岐委員、深井秀造委員、谷田部馨委員

事務局・・・平林哲郎公民館長、矢野裕之副主幹、谷口愛実主事

4 欠席者 石田寿彦委員、冨永美奈子委員、飯田陽子委員
5 傍聴者 なし
6 議題

 

1.開会

(1)前回会議録の確認

 

2.報告事項

(1)狛江市教育委員会ホームページについて

   URL http://www.komae.ed.jp/

 

3.審議事項

(1)最終答申(素案)について

 

4.その他

・中央公民館のつどい(3月8日~12日)

 

 配布資料

 

 資料1 前回会議録

 資料2 最終答申(案)

 資料3 中央公民館のつどいプログラム

 

8 会議の結果

  

1 開会 

― 次第に基づき、事務局より説明 ―

 

前回会議録の確認

― 資料1に基づき、事務局より説明 ―

 全員承認

 

2 報告事項

(1)狛江市教育委員会ホームページについて

 ― 事務局より報告 ―

 

3月1日正午からリニューアルして公開された。今後も内容を充実させアクセスしてもらえるものを作っていく。これまでフェイスブックでも情報発信を行ってきたが、中間答申で受けた1点目に対して、1歩ずつ前進していく。

 

委員長)公民館の独自のHPではないが、図書館や学校に並んで公民館のページができたのは前進である。すでにご覧になった方の意見はあるか。

委員)これが出発点である。

委員長)内容はこれからだが、市のHPにある公民館関連ページから新しいページへのリンクはあるのか。施設予約システムのページがあるが、そこから公民館のページにリンクが繋がっているとよいと思う。

事務局)施設予約システムのページについては、他課との調整をしている最中である。今月中には出来上がる予定である。その他は外部リンクの設定が完了している。

委員長)これまでは、狛江市生涯学習サイトこまなびに公民館情報が掲載されることもあったため、そちらからも教育委員会サイトへのリンクがあるとよい。

委員)HPの情報更新は誰が行うのか。

事務局)両館にHP担当者がおり、更新作業は各事業の担当者が行う。

委員長)HPについては以上とする。中間答申で出したWi-Fiの状況はどうなっているか。

事務局)先週、業者が両館内の電波状況確認を行い、予定では今月内にWi-Fiのルーターを設置する。それに伴い西河原公民館はルーターが付属している自動販売機を1台追加設置する。Wi-Fiの電波とネットワーク関連を担う通信事業者と自動販売機の設置事業者が各社で手続き等を進めている。今月内に作業が完了するように要望を伝えており、進行具合は注視していく。

委員長)中間答申の内容が今年度内に実現できそうなのはよい状況だと思う。

 

(2)中央公民館のつどい(3月8日~12日)

― 資料3に基づき、事務局より説明 ―

 

 今週水曜日から中央公民館のつどいが行われる。先週、先々週にはいべんと西河原が終了し、例年この時期に西河原から中央へという流れで事業を実施している。今回はチラシを増量し配布したことで、チラシを見ての問い合わせが多く、例年よりも多い集客を期待したい。利用者団体の活動状況や公民館の利用のされ方などもご覧いただける機会だと思う。

委員長)中央公民館のつどいは5日間開催され、利用者団体が普段の活動内容を公開し一緒に体験できる。関心のある活動があれば見学してみるとよいと思う。私も実行委員になったこともあるが、11月から毎月実行委員会があり準備を行う。

事務局)今年は新規参加した演劇団体がワークショップを行う予定である。演劇団体は非常に熱心に活動しているところがいくつもあり、大人も子どもも参加してエコルマホールで公演している団体もある。若い方にも参加してもらえる機会を増やすため、実行委員会から声掛けをした。子どもや現役世代が活動する団体は、ボーイスカウトや青年教室、野外サークルが参加する。委員の方でもそれぞれの団体で活動されているので、ぜひご覧いただきたい。

委員)将棋をしているのでよろしくお願いしたい。

委員)コーラスでつどいコンサートに参加している。

委員長)中央公民館のつどいについては、以上でよろしいか。お知らせとして、3月20日に国分寺市本多公民館にて「公民館の可能性を広げる公民館運営審議会」という講演会である。ご都合がつけば参加いただきたい。

 

3.審議事項

(1)最終答申に向けた検討

― 資料3に基づき、事務局より説明 ―

 

委員長)素案に対して本日欠席の委員からも意見を頂いている。追加資料の社会教育法の抜粋も議論の参考にしていただきたい。答申案について、追加する重要な項目があれば先に提案していただき、削除した方がよいという内容があれば指摘して欲しい。変更が無ければこの内容で議論を進めていく。答申案の構成は、前回の公民館運営審議会(以下「公運審」とする。)で挙げられた4項目を踏まえ、前文には諮問内容と対象世代を高校生以上から現役社会人とした理由を明記した。狛江市の総合戦略の中で、世代を超えたつながりを生む交流の拠点として公民館が取り上げられている。今の公民館は若い世代の利用が少ないため、市の政策に照らし合わせこの世代に焦点を当てたという裏付けになる。2ページ目には今年度のアンケート結果から、若い世代には公民館が身近でないことを盛り込んだ。答申の体裁や構成に関しては、冒頭に答申する項目をあげて、その説明や主張は分かりやすく簡潔なものにした方がいいと意見があった。意見を参考に構成を修正する。

内容に関していただいた意見は、利用が多い年配層には公民館が馴染みのある身近な場所になっているためその世代が公民館に多く集まる。そのこと自体が、若い世代から見ると馴染めず入りづらいことから、公民館は若い世代が必要とする事業や利用をする必然性が無いとなるのでは、という指摘があった。

委員)学生との会話で感じることは、地域の繋がりの必要性について私たちの世代の認識と大きく違う。実際に学生は上京してきている人が多く、数年間だけなので隣近所に誰が居ても関係なく、大学生ならば4年間だけで帰郷する人も多い。そのため地域の意味や必要な理由を考える機会がなく、関心がないと感じる。地域の繋がりを必要としていた約50年前は、地域の繋がりで手助けし合い、一つの作業を大勢の人でやって完結していた。まさに農作業は広い面積を大勢でやった方が効率的だった。今は人が集まりやらないとならない事の渦中に居る必然性がない。例えば50代であっても、集団で知らない人も含めて合意をした上で行動に移すという経験をほとんどしたことがない人たちが増えた。日本は1960~70年代に人口増加に伴い急遽インフラを整備した時代から、生活や精神的にも孤立する人が増えた。その背景がある中で現状を批判しても解決しない。現状を理解した上で、若い世代が公民館を必要と感じていない、興味がある事業がないと思っているのをどうしたら目を向けてもらえるか、という提案が必要である。

副委員長が一生懸命取り組まれている青年教室(狛プー)があるように、公民館は、狛江に限らず若い世代に限らず、人と人が繋がる場所や経験するチャンスがない人たちに対して事業を職員が真剣に対応して行う必要がある。委員長の案にもあったように、職員が一生懸命やっているところに、市民は対等な立場で参加・共同ができると思う。

逆の事例では、福生市にある「ゆうあいふっさ」という団体は、外国人が自主的なグループで勉強会をしている。自らが勉強して日本語教師の資格を取り、外国に行って実態を学んできて、福生市で活動している人もいる。行政職員よりも住民側のレベルがずっと進んでいるため、行政の直接の支援は必要とされていない。

この答申は、若い世代が公民館に接触してくれて、公民館のネットアクセスも増加し来館が増えるところを目指していると書けばよいと思う。若い世代が必要とする公民館作りのために、これから実験的な取り組みを増やしていく入り口になればよいと思う。

委員長)今のような視点はどうか。

副委員長)実際に関わっていて、利用者がお客様化し公民館がサービス業になっているように感じる。本来の目的の学び合う公民館でなく、学ばせてもらうという受身では価値観の根本的な違いがあり、世代に関係なく公民館に来ても楽しくない、サービスも無いとなり継続しない。

委員)若い世代も能力や関心はもちろんある。私は、月一回昭島市にあるアウトドアビレッジで友人が開催している事業に手伝いにいく。アウトドアで自分が使う道具を参加費千円で作るという事業である。刃物の持ち方・使い方を知らない人たちは、わからないことは聞いてからでないと出来ないことに気がつく。教える側は、怪我をしそうでなければ口を出さず、わからない時に指導している。学習する方法や場所、教わる人を知らないだけで、わかればきちんと学習する能力は持っている。公民館は人や場所や事業の中身を提供できるからこそ、色々な分野や事業ができ、若い人も沢山来ると思う。

委員長)その事業の周知はどのように行っているのか。

委員)インターネットの告知を見て参加する人が圧倒的に多い。ホテルも併設されている場所のため、イベントが毎週開催されている。

副委員長)その事業は指導者のぶっきらぼうな人柄に人が集まっている。

委員)質問だが、中学校での子どもたちの様子を知りたい。教員側も大変であり、子どもたちが自由に考える場面よりも安全性を重視して、クラス内での学力差も間を取って授業を進めているのか。

委員)中学校内では、個別・集団がある中でできる限り個別の指導ができるように意識している。子どもたちが考えて発言する機会を作るように、学校は変わろうとしている。

教員の講習会でも、上手な説明でも聞くだけでは緊張感が無くなる。自分たちで考えてグループ発表をするとなると緊張感が出る。そういうことをいよいよ学校授業でもやっていかないといけない。

また、コミュニティーが無いから繋がりが薄いという面はあるが、最近の子どもたちの中では東日本大震災の影響が大きく、みんなで助け合わないといけないという意識は強く持っている。

そのため公民館で災害・防災への学習があったら興味を持つだろう。

先日開催された4中スペシャルというイベントでは、地域の方が開く講座で中学生が自分の興味ある講座を体験した。バク転講座をやりたいと言う生徒もおり、魅力ある講座があると中学生は飛びつくと思う。主体的になる方向に学校も変わっていく必要がある。

委員)それは子どもたちの受身が目立つからか。

委員)グローバルな時代に対応するためである。例えば、日本文化の良さを言えることも必要である。

委員)日本の高齢化している農家も若い人への引き継ぎ方が話題になっている。若い世代をどうやって公民館に呼び込むかという提案が必要である。

委員)狛江は外国人が多い。日本文化を学ぶ外国人がいる一方、学ぼうとしない日本人が多い。若い世代が関心のある事を伝える人と場所があれば、そこに人は集まる。

委員)企画のテーマとして防災はよいと思う。狛江は人口密度で見ると1.2万人と高く、災害が起きたら大きな被害が出る。年齢層に関わらず防災への関心・ニーズはあると思う。阪神淡路大震災でも隣人に救出された人が沢山いる。

委員)東日本大震災以降に防災教育と災害教育ができてきた。災害教育とは、災害が発生した後に被害を最小にする対応力を付ける。阪神淡路大震災の被災地域は町会の力が強かった。

委員)特に狛江では、休日に父親が子連れで出掛ける姿をよく見かける。公民館で父子が参加できるイベントがあるとよい。答申案の事業対象者に母親だけでなく父親も入れて欲しい。

委員)子どもが来れば親も来る。例えば防災など戦略的に子どもが社会とつながる企画ができれば公民館に人は集まると思う。

委員)防災は、市でも避難誘導を行うが、地区ごとに防災訓練を冬夏で行っている。防災訓練には高齢者は来るが若い人が来ない。防災を補足的に公民館でピックアップできれば、市とは別の方面からアプローチできる。防災訓練は地震対策をしているが火災と水害に対しては未実施である。そういう点では、若い人の認知度を上げるのは賛成である。

副委員長)防災訓練は町会・地区・防災センターでやるが、啓蒙活動は公民館で出来る。

委員)マンションやアパートの転入者は町会に入らない。「町会は何をしてくれるのか」と言われる。そういう方でも地域の祭りに来てくれると交流を持てるきっかけのひとつとなる。

副委員長)私は狛江に転入してきたが、当時は地域の中に入れてもらうのに苦労した。敷居が高いと感じる人もいると思う。

委員)私は、ターゲットバードゴルフを月水金でしている。参加者は70歳以上ばかりだが、運動や交流のきっけかになり参加してよかったと言われる。きっかけを与えることが大切である。

委員長)公民館は日常的にアンテナを張って、時代に合ったテーマを探す取り組みができているのか。

事務局)十分には実行できていない状況である。全て自分でやらなくてもコーディネートができればと考えている。

委員)こまえ市民大学の1回分を若者向け講座にしてはどうか。

副委員長)サイエンス講座のワークショップは人気がある。

委員)現役世代が公民館に来るには時間の制約が大きいのではないか。

委員長)働く時間も働き方とともに多様化しているため、土日に限定することはない。

副委員長)参加者の中から作る側になる人が増える仕組みづくりがあるとよい。

委員)こまえ市民大学の企画運営も最初はそういう人たちから始まったのかもしれない。

委員)中野区や杉並区の生涯学習センターは参加者が次の支援者になる仕組みができているため、参加者もその前提で学びを深める。同じような仕組みを導入しても、必ず地域らしさが出て狛江独自のものができるはずである。公民館はアドバイザーとして、一緒に考えていかないといけない。

課題は、狛江特有のものや世界共通のものがあり、ジャンルごとにどう振り分けていくか職員が提案していく必要がある。

委員長)公民館事業は年代別の分け方だけでなく、課題別の分け方もある。

委員)課題別とは年代で分けることができない、震災など全ての世代に関係する課題も出したらいいと思う。その課題をプラス思考で考えることもできる。例えば子どもの貧困対策として、市内で流通しない食材を集める人がいたら、その食材を子ども食堂に供給する取り組みも考えられる。

委員長)他に検討する項目として、利用時間帯は検討しなくてはいけないという意味で答申案に入れる。事業評価については公運審が評価する立場ではないとの指摘があった。

最後に、今回の答申案は社会教育法に基づいており、第27条からは事業検討委員会ができたとしても実行と運営は公民館が行う。第28条の2からは、現在も公民館職員の研修はあるが、異動で新しい職員が入った際は必ず研修を受けられるように確保していただく。第32条から、事業を廃止・立ち上げる際には事業評価に当たるものが必要である。法律面を意識することで説得力がある答申案ができる。本日の議論を踏まえて、今月中に答申を作成する。内容の議論は以上とする。

事務局)内容を整理していただき、館長へ答申書を出していただきたい。その後に教育委員会に報告する。本日で今期の任期終了に伴い、委員も入れ替わりがある。2年間ありがとうございました。

委員長)2年間ありがとうございました。以上で、本日の審議会を終了する。