1 日時 平成29年1月16日(月曜日)午後7時~9時14分
2 場所 市民センター(中央公民館)第一会議室
3 出席者

日向正文委員長、斎藤謙一副委員長、伊東静一委員、長谷川まゆみ委員、石田寿彦委員、深井秀造委員、谷田部馨委員、飯田陽子委員

事務局・・・平林哲郎公民館長、矢野裕之副主幹

4 欠席者 植村多岐委員、冨永美奈子委員
5 傍聴者 なし
6 議題

1.開会

(1)前回会議録の確認

 

2.報告事項

(1)平成28年度中間答申について(進捗状況等)

(2)こまえの魅力創作展事業・作品選考結果について

(3)東京都公民館連絡協議会について

 

3.審議事項

(1)最終答申に向けた検討

 

4.その他

・次期委員募集について

 配布資料

 資料1 前回会議録

 資料2 こまえの魅力創作展事業実施作品選考結果

 資料3 最終答申に向けた議論素材

8 会議の結果

 

1 開会 

― 次第に基づき、事務局より説明 ―

 

前回会議録の確認

― 資料1に基づき、事務局より説明 ―

 全員承認

 

2 報告事項

(1)平成28年度中間答申について(進捗状況等)

 ― 事務局より報告 ―

 

  11月2日付けで公民館長宛に中間答申を提出いただき、11月11日の教育委員会に報告した。中間答申にあった各案件の取組状況として、教育委員会HPは教育委員会内のプロジェクトチームにより3月頃の運用開始を目途に作業を進めている。Wi-Fi環境の整備は自動販売機設置者のオプションサービスとして設置するよう調整を進めている。Wi-Fi利用可能エリアは平面階でルーター設置場所から半径30m程度であり、西河原公民館・市民センターとも公民館利用者の利用に供する範囲を選定し、設置する予定である。電波状況試験から1ヶ月半程度の期間で設置できるとのことで、今年度中の運用開始を目途に進めている。

 

委員長)中間答申の内容はいずれも今年度内に一定の目途が立ちそうな状況である。

 

(2)こまえの魅力創作展事業の実施状況について

― 資料2に基づき、事務局より説明 ―

 

こまえの魅力創作展事業の実施状況については前回説明したとおりであるが、12月15日に作品選考会を実施し、最優秀賞等の受賞作品の決定を行った。また、狛江市観光大使のハリセンボン・近藤春菜さんより近藤春菜賞も選定いただいた。受賞者には狛江産GAP野菜やふるさと友好都市の長岡市川口地域の物産品、市内障がい者就労施設の自主製品など狛江の魅力をPRするのに相応しい副賞を贈る予定である。

 

委員)子どもからの作品応募もあったのか。

事務局)昨年同様あった。また、今年度は応募者以外にも気に入った作品を選ぶ一般投票を行い、幅広い世代にご参加いただいた。

 

(3)東京都公民館連絡協議会について

 ― 委員長より報告 ―

 

1月22日に福生市で第53回東京都公民館研究大会が開催されることは前回案内したとおりであるが、期日が迫ってきたので改めて日程など含めお知らせするものである。

 

3.審議事項

(1)最終答申に向けた検討

 

― 資料3に基づき、事務局より説明 ―

 

委員長)今年度、残すところ2回の会議で最終答申をまとめたい。配布資料も参考に前回に続きフリートークで意見を出し合いたい。資料に記載のない意見でも構わない。また、今後の進め方として、今年度最終回となる次回会議前に正副委員長を中心として最終答申の素案を作成しメールで共有し、次回で内容を確定させたい。

 最終答申に向けた意見交換として、まず、公民館事業について何か意見があるか。具体的な事業内容でもよいし公民館事業全体の実施に向けた考え方に関する意見でもよい。

委員)狛江市の歴史や昔の街の様子について学ぶことは非常に魅力的だが、一方で昔の狛江を語ることができる人は次第に少なくなっており、次世代に継承することを目的として事業展開が考えられるのではないか。また、現在、公民館は趣味などのサークル活動の利用が中心であり、長い活動の中で施設利用について既得権を得ているような意識が団体にあるように感じる。そのため以前にも話題に上がったように曜日や時間帯を限定して若者優先で施設を利用できるような取組にチャレンジしてみることもよいのではないか。

委員)最終答申も中間答申と同様に、今年度に実施した若者及び現役社会人へのアンケートに基づき内容を検討すべきである。改めてアンケートを見ると、まず、公民館全体について、公民館は何をする場所なのかが分からないという意見が圧倒的に多い。次に多いのが時間帯の意見である。こうした意見に対する取組を検討するべきではないか。HP開設は前者の意見に対する取組の一つである。次に、事業については興味と時間があれば参加するという意見が多い。過去の答申からも取組を進めるべきと読み取れるものがいくつかあるが、そのうちの一つが事業評価の実施である。全ての事業を評価することが難しければ、ポイントを絞って少年や青年向けの分野についてのみ評価を実施してもよいのではないか。中間答申の項目については既に一定の取組が進められており、最終答申も取組の可能性を含めた内容とするべきである。

委員長)事業評価に関しては評価の方法や体制、評価基準など検討すべき点がいくつか考えられる。

副委員長)事業を評価する際には、事業参加人数や実施状況などを書類上で確認するだけでなく、事業を見学することも必要ではないか。ここ数年、公民館の青年教室事業に年間講師として関わっているが、社会的な制度等に該当しない狭間の対象者をターゲットとしたイベントの場合、参加人数以上に内容の充実度を優先する場合もある。また、事業参加者がグループとして自主活動を開始することもあり、数値等で表せない部分の評価についても考えなければならない。

委員)定量、定性の分析が必要だ。公民館運営審議会(以下「公運審」とする。)が評価者となるべきかどうか、考え方の整理も必要だろう。

委員)評価についてはその方法など様々な考え方ができるが、今回の答申をきっかけとして公民館が事業評価の実施に向け舵を切るかどうかも注視すべきポイントとなる。

委員)多摩26市中、公民館が独自に事業評価を実施しているのは5市である。公運審が直接評価に関わる方式や公民館長が評価したものに対し公運審が意見を述べる方式がある。

委員長)事業に関して答申する場合、現在実施している事業について考えるのか、または新たな事業の企画検討とそのための体制といった視点もあり得る。具体的には事業への市民力の活用とそれに対する事務局の関わりということになろうかと思う。職員数や専門職員の配置など、以前と比べて状況は変わっている。こまえ市民大学など現在も市民が事業の企画運営に関わっているが、運営委員も事業参加者も高齢者が多く、若者向けに事業を実施するといった点では十分には取り組めていないといった状況にもある。公民館事業の企画等に若い人が入ることで新たな取組も考えられるようになり、今回実施したアンケートの回答者に呼びかけるなど対象を絞って呼びかけるよう提言することも考えられる。

委員)北区赤羽の商店街では、商店街運営者と学生を含む市民が商店街を一緒に歩き、各店舗や商店街全体について気付いたことや魅力を市民の視点で話し合う取組を生涯学習センターが中心となって実施している。また、長野県飯田市では公民館職員と高校生が地域や地元小学校の校歌の歌詞に書かれた場所や風景を辿る街歩き活動などを通じて、これまで見過ごしてきた地域の街並みや歴史を振り返り意見交換を行っており、その内容を高校の文化祭で発表したり公民館に展示したりしながら地域住民にも広めている。いずれも学生が積極的に関わっている事例だ。

委員)前回の会議では狛江市内にある学生寮への働きかけについて意見が出された。呼びかけることで先ほどの事例と同様の取組の対象とすることができる。街歩きをしてその内容を公民館に展示するというのは面白い取組だと思う。

委員長)若者についていくつか意見が出された。中学生や高校生は受験などで忙しくなることもあるが、若者に何かを伝えるというよりも自分自身で探し出してもらうといった角度から広がりを見せるかもしれない。公民館が取り組めばよいというのではなく、若者を取り込むための仕掛けについて答申することで新たな事業展開につながるとよい。他にも意見があれば出してほしい。

委員)東京オリンピック・パラリンピック開催が近づいているが、既存の日本語教室事業など外国人を対象としているものから新たな事業展開が考えられないか。また、狛江市には若い世代が多く転居してきている。地域で清掃活動などしていると声をかけてくれて参加してくれることもある。自分から参加したいと思えるような活動があるとよい。

副委員長)夕方から夜にかけて公民館で勉強している学生は結構いる。

委員)施設貸出時間帯など一つ取ってみても、全ての人に賛同を得られることはないので、最大公約数で意見をまとめて前に進めることが必要だ。

委員長)若い人が施設を利用したいといったときに、公民館事業として実施することで施設を先押さえするなど新しい方法も考えられる。

委員)現在は年配者が多く利用しているが、是非とも若い人が利用できる公民館であってほしい。また、若い人向けに何かを発信できる公民館であってほしい。長く将棋を行っており、昨年、公民館で市民将棋大会を開催したところ事前周知もあって小学生が50人程参加してくれた。その後、定例の団体活動にも参加してくれる小学生が増えたが、中学生高校生になると来なくなってしまう。また、子どもの付き添いで来ている親とも話す機会も増えた。子どもたちの様子を観察していると、実に様々な話をしているが家庭や学校など他の場所では話せないような会話が聞こえてくることもあり、何かと注意も必要である。

副委員長)公民館には排除の理論はなく、行き場のない人を受け入れることが大切だ。子どもたちへの対応では公民館で過ごすための最低限のルールを大人が伝えることで関わることが大切だ。

委員長)公民館のあり方として重要なことである。公民館は何でも出来る場であることを知って子どもたちが集まってくれればよいし、そこで大人がきちんと関わることで世代を超えた出会いにつながる貴重な場となればよい。

委員)子どもと親をセットと考えて何らか働きかけられるとよい。

委員長)子どもが多く集まっているサークル活動は他にもあるか。

事務局)子どもが親と一緒になって熱心に活動している団体はいくつもある。

副委員長)公民館がパブリックスペースとして居心地がよいので来館する人が一定数はいると思う。

委員)貸出時間帯について、若い人に利用してもらうためにはどうすればよいか。午後の時間帯を2分割したり夜間の開館時間を延長することも一案である。

委員)午後の時間帯を2分割した場合、利用しやすさなどはどうか。

委員)公民館の活性化につながることならば実施すべきだと思うが、その結果が今も利用している年配者に影響するだけならばあまり意味はない。

委員)自身の活動では月2回で場所が取れないこともある。活動は午後1時から3時までで後半の2時間は利用していない。また、少人数で大きな部屋を利用しているケースもある。場所が取れない人たちにとっては、時間コマ数が多い方がありがたいのではないか。

副委員長)現在も、正午から午後1時までと午後5時から6時までの各1時間は各貸出時間帯の引継ぎ時間としてロスタイムが生じており、貸出時間帯の整理と併せて検討すべき事項である。

事務局)今年度、市民センター増改築等調査委託の中で実際の利用時間や利用人数などを市として分析を行っている途中であり、委託業務終了後、資料として提供できるものがあると思う。

委員)市民センター改修までしばらく時間があるようならば、改修を待たずに運営面の見直しに取り掛かってもよいと思う。

委員長)既存の1コマを2団体でシェアするなど運用の中でできることもあるのではないか。

事務局)条例等や施設予約システムなど影響が大きい。

委員)施設改修等に併せて貸出時間帯や料金など見直しされることが多いと思うので、今から課題を整理し、意見を出しておくことは有益である。改修までの間は試行など暫定的に運用することも可能だろう。

委員)自分自身は公民館事業の女性問題講座を通じて公民館を利用するようになったが、若いお母さんなどがどのような場を求めているのか、公民館がそういう場所になればよいと思いながら会議に参加している。

委員長)今でも子ども向けの講座や事業が多く実施されている。そこに参加している子どもたちが自主的に公民館を利用してくれるような取組ができるとよい。

副委員長)公民館が居心地のよい場所ならば人は自然と集まる。パブリックスペースとして居心地を求めている人は多いし、今でも実際に集まってくる人がいる。

委員長)公民館事業として将棋教室を行う際、公民館利用団体に依頼するなどしてつながりを生み出すこともよい。地域の人が関わる機会を増やすことが出来れば、そうした活動が広がりを見せるだろう。

委員)公民館には小学生は来るが中学生以上は来ないというのが現状である。小学生には魅力的だが中学生以上にはそうではないということだと思う。翻って何が魅力なのか考えると人が魅力ということになるのではないか。公民館の戦略として、将来の成人である子どもたちを今から育てるといった視点は重要。職員は人事異動等で入れ替わるが公民館が学び、交流し、連帯する場であるという公民館の機能は変わらない。また、そうしたことに取り組めるのが公民館である。今回の答申で、子どもこそ将来の狛江を担うといった視点を加えるべきだと考える。

委員)今回の答申に子どもに関する記述を含めるという今の意見には反対である。過去の答申でも触れられており、今回は子どもは除いて、若者や現役社会人を対象とする話し合いを行ってきた。アンケートもそのように実施してきた。答申の対象を拡げると際限がなくなるので、以前から議論してきたとおり高校生や大学生、現役社会人といった対象に絞って答申すべきである。

委員長)今、公民館を利用してくれている子どもたちが高校生や大学生、社会人になっても公民館に来てくれることを願って一定の記述はしたとしても、答申の主題は高校生、大学生、現役社会人に絞った内容としたい。正副委員長で最終答申のたたき台を作成してメールで共有し、次回の公運審では最終確定としたい。

 

4.その他

1月15日号の広報こまえで次期公運審の公募委員募集記事を掲載した。今後必要な手続を進めていく予定でいる。

 

委員長)次回は3月6日(月)午後7時から開催する予定である。以上で、本日の審議会を終了する。