1 日時 平成28年11月7日(月曜日)午後7時~9時20分
2 場所 市民センター(中央公民館)第一会議室
3 出席者

日向正文委員長、斎藤謙一副委員長、伊東静一委員、長谷川まゆみ委員、深井秀造委員、植村多岐委員、谷田部馨委員、冨永美奈子委員、飯田陽子委員

事務局・・・平林哲郎公民館長、矢野裕之副主幹

4 欠席者 石田寿彦委員、谷口愛実主事
5 傍聴者 なし
6 議題

 

1.開会

(1)前回会議録の確認

 

2.報告事項

(1)平成28年度中間答申について

(2)こまえの魅力創作展事業の実施状況について

(3)東京都公民館連絡協議会について

 

3.審議事項

(1)最終答申に向けた検討

 

4.その他

・公民館だより~第41号~

 配布資料

 資料1 前回会議録

 資料2 狛江市立公民館運営審議会中間答申

 資料3 こまえの魅力創作展事業実施状況

 資料4 最終答申に向けた検討資料

 資料5 公民館だより~第41号~

 資料6 第53回東京都公民館研究大会について

8 会議の結果

1 開会 

― 次第に基づき、事務局より説明 ―

 

前回会議録の確認

― 資料1に基づき、事務局より説明 ―

 全員承認

 

2 報告事項

(1)平成28年度中間答申について

 ― 事務局より報告 ―

 

 11月2日付けで公民館長宛に中間答申を提出いただき、11月11日の教育委員会に報告する。アンケート結果を参考に、早期に取り組むべき内容としてHPによる公民館情報の効果的な発信とWi-Fi環境の整備という2点について、狛江市立公民館運営審議会(以下「公運審」とする。)で議論のあった内容と併せて報告する予定である。

 

委員長)報告した内容に対し教育委員会の中で意見が出るか。

事務局)内容確認の意味で、意見が出ることは考えられる。

委員長)内容は賛同してもらえるものだと思う。事務局から次年度予算等も含め、現在の対応状況を報告していただきたい。

事務局)公民館の次年度予算編成事務に際し、これまで公運審で議論されたホームページの設置とWi-Fi環境の整備の2点について、どちらも早期に対応できるよう検討した。

 現在、市内の各学校はそれぞれホームページを持っており学校毎に編集し運用しているが、教育委員会全体として広報を戦略的に見直し、電子媒体であるホームページと紙媒体である狛江の教育の発行により効率的に情報発信できるよう教育委員会の各部署によるプロジェクトチームが発足し検討を進めている。検討にあたり、公民館としては公運審の議論も踏まえ対応しており、予算に関わらず今年度中に対応することを考えている。

 Wi-Fi環境の整備については一般的には機器の設置費用や通信費が生じるが、予算を掛けずに整備する方法として、公民館内に設置されている自動販売機設置業者のオプションサービスとしてWi-Fi機器を設置することを考えている。理想としては公民館全館で不自由なくWi-Fiが利用できることだが、まずは人が多く集まる場所を中心にWi-Fiが使えるようにしたい。業者には事前にアンケート調査を行い、Wi-Fi機器の設置対応が可能な業者と調整している。

委員長)予算要求をバックアップする形として中間答申を提出したが、予算を掛けずに対応できるよう動き始めたということである。答申した立場としては早期の実現を見守りたい。今年度末までの委員任期内にある程度形が見えてくればよい。

委員)ホームページについて教育委員会のプロジェクトチームで検討されているというが、教育委員会には今までは各学校のホームページはあったが公民館独自のホームページはなかった。今の話では教育委員会のホームページを新たに設置し、その中で公民館の情報を見るということか。それとも学校のように公民館独自のホームページができるということか。

事務局)教育委員会全体としてホームページを作成し、その中で公民館情報が見やすく整理される。

委員)方法としてはよいが、市民の中には公民館が教育委員会の管轄であることを知らない人もいるため、わかりやすくなっていればよい。

委員長)例えば市内の学校名をインターネットで検索すると教育委員会のホームページを開かなくても学校のホームページが見つかるため、狛江市公民館と検索した時に公民館のページが上位結果に出るようになればよいと思う。

 

(2)こまえの魅力創作展事業の実施状況について

― 資料3に基づき、事務局より説明 ―

 

 昨年から実施しているこまえの魅力創作展事業で、今年度は狛江の四季で魅力のある事業等を8つ題材とし、そこにふさわしい創作文章を応募いただいた。応募者は4歳から90歳までで411点の応募があった。展示と一般投票を兼ねて11月4日から11月22日まで中央公民館の1階ロビーにパネルを展示している。今年度は、創作による参加と現在展示中の作品から気に入った作品に投票する形で参加する機会を設けた。

 12月15日に作品選考会を行う予定である。選考委員は、有馬教育長が委員長となり、狛江市芸術協会会長と狛江市文化協議会会長にそれぞれ委員をお願いしている。

 作品選考後、1月以降に市役所2階ロビー、西河原公民館、中央公民館と市内を巡回して展示を行う予定である。また、表彰式は3月に行われる中央公民館のつどいの中で行う予定でいる。

 

(3)東京都公民館連絡協議会について

 ― 委員長より報告 ―

 

 来年1月に福生市で第53回東京都公民館研究大会が開催される。昨年は関東甲信越静公民館研究大会が東京都で開催され、東京都公民館連絡協議会(以下「都公連」とする。)事務局が開催に関わっていたため、東京都公民館研究大会は行われなかった。

 東京都公民館研究大会の内容は、全体会の基調講演と4つの課題別集会が行われる。都公連委員部会研修会も大会の一部として行なわれることになった。参加申込みについて、公運審委員の参加費と交通費実費は予算内で対応できるようにしているため、奮って参加をしていただきたい。また、来年度は狛江が大会の幹事市になるため、開催側としての準備にもなる。

 

3.審議事項

(1)最終答申に向けた検討

 

― 資料4に基づき、事務局より説明 ―

 

委員長)最終答申に向けて内容を絞りたい。

委員)資料4―1の運営面の課題の中で、以前から話題となっている施設予約や利用時間帯については見直す動きはあるのか。施設予約の調整会の話を耳にするが、予約が重なる時間帯が把握できていない。これまでにも公運審で話し合いを行っているため、まず先に解決して欲しい。他市状況の調査結果資料では、利用時間帯を3区分よりも細かくしている市もあり、狛江市が利用時間帯を変更できない理由があれば教えて欲しい。

副委員長)公民館の利用率は利用区分毎で集計するためとても高いが、実際には短時間で利用が終わるグループもいる。

委員長)2年前の公運審でも時間帯の件は話題に上っていた。ホームページやWi-Fiが進展したように、例えば現在3区分の利用時間帯のうち、午後を2分割する案があれば、答申がなくても公民館として対応できる可能性はあるか。

事務局)施設予約方法や利用時間帯については以前から色々な意見があったが、公民館としては、今のところはそのままでよいという判断であり、そのために見直しには着手していない。前期の公運審でも意見が出され他市の状況は調査している。現在の運用を見直すには公民館として方針を出さないといけないが、公民館から一方的に方針を示すのではなく、利用者が希望する内容を把握して公民館の方針を考える必要がある。具体的には、利用者が午後の区分を2分割することを希望しているのか、また、午後だけでよいのか、昼と夕方にそれぞれ貸出ししていない時間の扱いなど選択肢は多い。また、調整会に代わる方法としては機械抽選が考えられる。現在、テニスコートやスポーツ施設では機械抽選が採用されている。

 調整会については、今のところは調整できる数の予約申込件数なので対応が可能となっている。一方で、今年度の公運審の議論で若い利用者が少ないことと、平日の午前9時に学生など若い利用者が参加できない時間帯に調整会を開催している状況に食い違いが生じていることは大きな課題である。利用時間や予約方法など利用者が使いやすい方法を考えていく必要がある。見直すとした場合、それぞれの案について賛否両論の意見があり100%賛同いただくことはできない中で方向性を決めないといけない。またこの件については、現在検討中の市民センター改修や西河原公民館大規模改修で施設の状況も変わってくることとセットで考えるべきであり、そのタイミングも問題である。

副委員長)市民センター増改築の調査委託について、年度内に成果物が提出され、その後市民に対してアンケートなどを行う際に、施設だけでなく、貸出時間帯や予約方法についても市民の意見を聞ければよいのではないか。

委員長)これまで議論されていたことを中心に事務局から紹介してもらった。前期の公運審でもだいぶ議論したが、何がよいのか公運審として結論を出したわけではなく、他市の状況も調査してほしいという考えを意見として提出した状況である。公運審として貸出時間帯や予約方法の考え方を示したとしても、事務局と同様に、それが利用者や市民に100%受け入れられるものになるとは言えない。だが、少なくとも今年の答申は、高校生や大学生、現役社会人などの若い人たちにも公民館を利用してもらうという視点で、できることを答申してもよいのではないか。具体的な案を考える場として、公運審とは別に公民館利用者の会という団体が去年から立ち上がっており、少しずつ利用者の意見を取りまとめることで活動してきているので、そういう場所でも議論されればよいと思う。ただ、現在公民館を利用していない人たちも新たに呼び込むということで言えば、公民館利用者の会の議論だけではそうした意見を反映することができないので、そういうことも漏れないようにすることを答申に含めてもよいと思う。

副委員長)具体的な考えを示し、最終的に市民の意見を聞かないといけない。時間区分の変更についていくつか案を出して実現に向けて市民の意見を聞くよう対応を求めるといった答申もひとつの方法だと思う。ただし、今年度の公運審は今日を含めて残り3回であり、その中でまとめるには時間の制約がある。

委員)学生や仕事をしている人たちは平日に公民館を利用できないので、若者優先の時間を設定してうまく使えればよいと考え前回発言した。若者優先の時間を設定すると、自分たちが困るという意見が出てしまっては、折角の若者優先の考えが活かされない。若者が使える場をどうにかして設定できないかというところからの発想である。

委員長)それを答申に盛り込めるかどうか。若者優先は考えられることであるが若者の定義など細かい設定も必要。公民館利用に関しては高校生以下のグループは料金が半額になっており同様に整理できるのでは。

副委員長)公運審の本来の役割は公民館事業に関する調査審議であるが、事業の評価や見直しには事業内容を十分に把握しなければ適切に対応できない。来期の公運審にその役割を託すという答申も考えられる。

委員長)次期の諮問内容にもよるが、事業評価の方向性を答申するならば評価基準等の検討も含め2年間はかかるだろう。

委員)委員任期の2年目で理解できることも多く、次期も同様と思われるので、無責任な答申はよくない。今期については、今回の諮問に対する取り組みとして実現可能な内容で最終答申を出せればよいと思う。特に今回は全ての世代の公民館利用促進からスタートし若者中心に議論することに決めたのだから、そこに焦点を当てて答申しなければぼやけたものになってしまう。ホームページとWi-Fiについては進展が見られそうなので、あとは、若者が利用しやすい公民館のあり方や時間設定など、アンケートにある希望をどのように受けていくか、責任を持って議論したい。企画委員会の設置ということも若者に関連する話題だと思う。若者をどのように応援したらよいか具体的に議論し答申したい。

副委員長)事業の刷新や若者を取り込む方法として、市民のノウハウ等を活かした事業や企画を提案してもらうことも考えられる。現在、こまえ市民大学が同様の方法で実施しており、公民館はバックアップの役割を果たしている。新たに魅力ある事業を企画、実施していくためには、現在の職員体制では限りもあり、市民協働を積極的に推進するべきではないか。

委員)前回、狛江市の近隣にある大学と連携できないかという意見があった。都公連の研修会でも具体的な実践例について聞く機会があったが、若者が集まるにはどのような企画が必要か、また、事業の実施日や時間帯など具体的に検討し、既存事業の継続や見直しも含めて考えてみたい。

委員長)若者向けに新規事業を立ち上げる際に既存事業は削らないといけないのか。

事務局)人員や予算にも限りがある。公民館事業の対象は大きく分けて、少年、青年、成人、女性、障がい者などがあり、その他に公民館利用者全体で実施するようなものもある。このような分類から見ると実施しなくてもよい事業はない。ただ、内容の見直しで事業を活性化させることは考える必要がある。公民館主催事業では、参加者数など効率面だけで継続を判断するのではなく、事業の必要性、予算等全体を見ての判断が必要とは考えている。

委員長)以前、公民館事業の実施にあたり職員のマンパワーを補う方法として、ボランティアや公民館利用団体と連携して事業を継続したらどうかという意見が出たこともある。今回の答申で触れるべきものは、若者向けの事業内容ではないか。これらを総合したものが今回の最終答申の肝となるのではないか。

副委員長)事業の業務委託という考え方もできる。例えば子ども向けにサイエンス教室を実施している団体に事業を委託することにより、社会教育専門職でなくても魅力ある公民館事業が実施でき、新たな集客にも繋がるのではないか。

委員長)子ども向けや高齢者向けのパソコン教室などはすぐにイメージが浮かぶが、普段公民館を利用しない人たちに呼びかけることも考えて最終答申を検討する必要がある。事業を実施する時間帯なども大切だが、やはり中身が重要。公運審の答申だけで有効な方法が提案できるとは思わないが、仕掛けとなるアイディアは考えられる。

副委員長)西東京市にある多摩六都科学館は、民間委託を導入して来館者数が大幅に増加した。専門的な視点で事業を実施でき、魅力ある運営に繋がっているのだと思う。公民館でもかつては社会教育主事など専門職が行っていた内容である。

委員)現在実施している事業ありきで参加者数の増などを考えるのではなく、新たに若者を集客する視点で事業を展開できれば既存事業に置き換えることもでき、公民館の新たな価値につながる。専門職員を採用する経費などを考えれば、ボランティアの活用や業務委託を考えるべきではないか。狛江市にもいずれ人口減少の時代が来た時、世代を超えて市民が繋がることができるということが公民館らしさとなる。市庁舎で保育展を実施した際、市民ひろばのベンチで色々な人が座っておしゃべりをしていた。公民館を身近に感じていない人がいて、一方で市民ひろばは自転車置き場のようになっている。公民館に集まりおしゃべりできる場ができれば、それをきっかけに公民館を知ってもらう機会にもなるのではないか。

委員)駅構内などでもちょっとした休憩スペースやベンチが増えている。以前はイベントなどで利用していた場所をそういったスペースとして活用しているものだ。公民館を知ってもらい、利用してもらうには様々な方法があり、簡単にはいかない面もあるが、常に居場所となるスペースがあることは大切なことだ。今後、東京でオリンピックやパラリンピックなど大きなイベントも予定されており、車イスでも利用できるようにするなど考えなくてはならないことはたくさんある。

委員長)最終答申に向け、他にもご意見があれば出していただきたい。

副委員長)館内の未利用スペースについては、今回の答申に含まなくても公民館として考え方を整理すれば利用することができるようになるのか。未利用の理由は何か。

事務局)施設の老朽化や管理の都合上、利用を制限している場所がある。

委員長)現状で利用することが難しければ、施設改修の際には利用できるようにするなど、公民館の貴重なスペースであるということを答申に含めることは考えられる。

委員)公民館として近隣大学と提携を探ってみたことはあるか。他の部署での事例はどうか。

事務局)公民館では連携はないが他部署では連携している事例はある。また、インターンシップなど一定の繋がりはある。

委員)相模原市の公民館では学生と子どもたちが遊びを通じて交流する機会があり、学生たちも充実した表情で過ごしている。聞くと何年も継続している取り組みであり、学生も多くのことが学べるので好評だそうだ。そうした事例に公民館に若者を集めるヒントがある。

委員長)狛江でもそのような可能性を探りたい。例えば狛江駅周辺にある学生寮や喜多見方面にある南灯寮など、きっかけとなる場所がある。

委員)学生にとっても他世代と関わることは意味のあることだ。

副委員長)過去に青年教室事業で打診したが、その時は繋がりが持てなかった。

委員)今回の諮問では多世代の公民館利用をターゲットとしたが、学生や事業所に対し、興味深いアンケートが実施できた。良い意見は更に活用したい。また、アンケート結果は答申の裏付けにもなる。業務委託も良いアイディアだと思うし導入してみてもよい。若者とともに議論することが意味のあることだと思う。

委員)これまでの事業を振り返ることも大事だが、これからの事業がどうあるべきかや公民館のハード面やソフト面がどうあるべきかを、アンケートを元に答申するべきではないか。これからの公民館を考える上でベースとなるのは、パブリックスペースとしての役割は何なのかということである。事業があり、スペースがあって、居心地のよい空間が生まれる。年配者の様々な経験と若者のパワーやエネルギーが交流し合う場が必要。人と知恵が交流し連帯が生まれ、新たな知恵が生まれる。公民館がパブリックスペースとしてその役割を果たす。そのために今までの事業のあり方を振り返ることも貸出時間を考えることも重要だが、これからの公民館のあり方をイメージするのに今回の答申が重要となる。東京学芸大学の学生の多くは、地域の公民館に研修に出ており、公民館も喜んで受け入れている。学生も様々な世代と交流し知恵が身につきコミュニケーション能力も身についたと言っている。人と繋がるきっかけは多くある。

委員)狛江市にも子ども食堂を運営している団体があり、地域の方もボランティアとして参加しながら活動している。学生も参加していたので学生を巻き込めないか。

委員)高校生は日中に市内にいる若者であり、いわば狛江市にとって全日制の若者だ。連携すべき相手である。学生は地域に戻れば一人の働き手として期待されることもあり、実用的な知識や技術を公民館で身に付ける、そのための取り組みなども考えられる。

委員)繋がりを作った後、継続して次に繋いでもらえるような仕組みがあると良い。

委員長)最終答申は実現可能な内容としたい。

委員)アンケートでは料理についての意見も見られる。女子学生や外国人を取り込み外国料理や日本料理を作ったり、また、年配の方は料理を教えることもできる。そういう場を職員が作ることができるとよい。

委員)狛江産の食材を使った食育や、おにぎりを子どもたちと作るなど体験型の事業もよい。今年の1月頃から子ども食堂で活動している。

委員)貧困や障がいなどを当たり前と捉え、誰しもが参加できるよう間口を広げて実施することが大切だ。

委員)狛江の農業など、人の繋がりをきっかけにした事業展開が考えられる。

委員)自分でも参加したくなるような事業や魅力的な公民館が大事で、人と人との繋がりから新たな興味が生まれることもある。

事務局)公民館が地域や市民と繋がれば、繋がりの継続が生まれてくる。それぞれの市民が持つ経験や得意な分野を公民館が繋げる役割を担えればよい。

委員長)様々な意見が出されたが、整理して次回にも具体的な議論をして答申に向けてまとめていきたい。次回は1月16日(月曜日)午後7時から開催する予定である。以上で、本日の審議会を終了する。