1 日時 平成28年9月5日(月曜日) 午後7時~9時5分
2 場所 市民センター(中央公民館)第一会議室
3 出席者

日向正文委員長、斎藤謙一副委員長、伊東静一委員、石田寿彦委員、長谷川まゆみ委員、深井秀造委員、植村多岐委員、冨永美奈子委員、飯田陽子委員

事務局・・・平林哲郎公民館長、矢野裕之係長、谷口愛実主事

4 欠席者 谷田部馨委員
5 傍聴者 なし
6 議題

 

  1. 開会
    前回会議録の確認 
  2. 報告事項
    全国公民館研究集会神奈川大会(8月25日・26日開催)及び東京都公民館連絡協議会委員部会研修会(9月3日開催)について
  3. 審議事項
    諮問事項に対する意見交換(答申のための討議)
  4. その他
 配布資料

 

資料1 前回会議録

資料2 公民館に関するアンケート調査結果

8 会議の結果

1 開会 

 ― 次第に基づき、事務局より説明 ―

 

前回会議録の確認

 ― 資料1に基づき、事務局より説明 ―

 全員承認

 

2 報告事項

(1)全国公民館研究集会(8月25日・26日開催)及び東京都公民館連絡協議会委員部会研修会(9月3日開催)について

 ― 委員長より報告 ―

 

 全国公民館研究集会神奈川大会には、狛江市からは狛江市立公民館運営審議会(以下「公運審」とする。)委員7名と公民館職員2名が参加した。

 東京都公民館連絡協議会(以下「都公連」とする。)委員部会研修会には、狛江市からは公運審委員3名と市民3名が参加した。都公連の加盟市が減少している中、今回は加盟市以外の自治体にも呼び掛け、非加盟市から7市15名の参加があり、全体では100名ほどの参加があった。それぞれ参加して持ち帰ってきた意見等は、今後、審議の中で出していただきたい。

 

3 審議事項

 

(1)諮問事項に対する意見交換(答申のための討議)

委員長)議論の進め方として、今回の答申のうち早期に対応すべきため次年度の予算に関わる事項については10月中頃を目途に考え方を整理し、最終的な答申は年度末までにまとめることとしたい。議論にあたり、事務局でアンケートを実施してもらった。短期間の取り組みだったが非常に参考になるものであり、アンケート結果も踏まえて議論していきたい。公民館としてのあるべき姿の全体像について、様々な意見を出してもらいたい。

副委員長)アンケート結果の中で、こんな公民館なら参加したいというアイデアや公民館への要望については世代別に意見がまとまっている。

委員)事務局への確認として、予算要求にあたり公運審からの答申はあった方がいいのかなくてもいいのか。Wi-Fi環境の整備については大賛成であり公運審委員の意見も一致しているので、予算を後押しできるのなら、そこに絞って答申を出した方がよいと思う。

事務局)諮問に対する公運審の意見は、本来、答申という形で提出されることが望ましいが、今年度の議論全体を踏まえた最終的な答申も考えると、現時点までの議論は答申内容の一部であるため、答申ではなく中間報告という形でもよいと考えている。

委員)答申でも報告でも同じだと思うので、答申した方がよいと思う。Wi-Fi環境の必要性だけに絞るかなど、内容についてはこれからの議論となる。

委員長)中間答申や部分答申という形は可能なのか。

事務局)答申を受けた場合、公民館としては教育委員会に報告する必要があると考えている。内容にもよるが、現時点では中間答申とせずに、これまでの公運審の議論を事務レベルで反映させるための中間報告という考えもできる。

委員)狛江市教育振興基本計画では教育におけるITの活用の推進を掲げており、Wi-Fi環境の整備もその一環と言える。現状は環境が整っておらず、アンケート結果から見ても大きな意見として捉えて、公運審の答申として教育委員会に報告していただきたい。

委員)答申の形式については、できるだけ簡潔にまとめ長い答申は不要である。答申を相互的にする必要はなく第1回答申、第2回答申として、それぞれを正式な答申として提出することも考えられる。

委員長)早期に答申を提出する場合も正式な答申として出してはどうかという意見かと思う。考慮すべき点が2つあり、1つは教育委員会への報告と予算要求の時期の問題、もう1つは、答申を分ける理由として予算に関わるということを書くかということである。

事務局)予算の関係で答申を早めたと記載することは構わない。また、教育委員会については、報告として付議し意見が出されることもある。月1回開催の教育委員会と予算要求の時期で時間差は生じる。

委員)公運審としては、予算要求の時期に間に合わなかったとしても、教育委員会に報告されたほうがよい。

事務局)最終的に予算が決まるのは来年3月の議会である。教育委員会への報告時期も見据えつつ、公民館の予算編成にあたっては公運審での議論も踏まえて、考え方を整理し対応を行う。

委員長)答申の時期と形式の議論が一段落したら答申の中身について議論したい。

委員)委員になって2年目の今年度に公民館長から諮問があった。本来は2年あればより話し合いができたかもしれないが、期間が短いため答申を急ぐ必要はある。研修への参加などを通して、どこの市町村も抱えている問題は同じであるということが分かった。狛江市では建物の老朽化を含め様々な問題はあるが、今回実施したアンケート結果でも、はっきりとした意見が出されている。今回の答申を今後活かしてもらいたい。今までの答申では、その後の対応が取られていないものもあるが、せっかく提出するのであれば、1つでも2つでも実現してもらいたいと思っている。そうすると来年3月まで結論を待っていたら、来年度には予算が間に合わず再来年度となってしまう。今日はまだ答申の中身について話し合いがされていないので、何を答申するかは別としても、期日的には公運審の開催月を繰り上げてでも早めに取り組んだ方がよいと思う。

委員長)全体を通して早めに議論を進めていくということでよいか。

委員)その通りである。私たちが答申について検討する中で、予算が必要なものは事務局に判断してもらえると思う。だが、まだ答申の中身の話ができていない為、10月中頃の提出は難しいのではないか。

委員)1年間議論してきた中で、この公民館のことは大体把握した上で、今回のアンケートを活かさないといけないと思う。今は予算が必要なものは他にあるのかという議論をしたい。

委員長)予算要求が必要なものの議論を進め、後半で公民館が今後変えていくべきことの議論をしていく。

副委員長)全世代を通してアンケート結果にWi-Fiの設置要望がある。今は駅や空港など多くの公共の場に設置されているということが、要望の理由になると思う。前回の公運審でも議論したが、公民館のホームページ作成は一昨年の答申で出ていたものである。答申に出たものを形にするために、最低限予算を確保してもらいたい。

委員)Wi-Fiの設置には予算が必要だが、ホームページの作成にはあまり予算が掛かると思わない。より絞り込んだ要求にするために、ホームページを予算要求に入れることは賛成ではない。一昨年の答申でホームページの件は強く出されていたので、出来上がっていないといけないものである。

委員長)情報発信の時代であるため、ホームページがあるのは当たり前と言える。そしてアンケート結果からは、Wi-Fiのニーズがあることが読み取れる。

委員)Wi-Fiについて付け加えると、外国人観光客が一番気にするのはWi-Fiの設置状況であるが、日本全体としては進んでいないのが問題点になっている。その中で、観光地ではWi-Fiが進んでいる。例えば山中湖周辺では、図書館などの公共の場やレストランなどのほぼ全てにWi-Fiがあった。狛江市が観光を推進する上で、Wi-Fiが議論にならないのは不思議である。

委員)Wi-Fiは狛江市内のレストランなどではどれほど普及しているのか。

副委員長)設置している店舗も増えているが、全部の通信会社が入っているわけではない。公共交通機関では、都営バスや都営地下鉄には設置されている。

委員長)狛江市として、考えていることはあるのか。

事務局)正式な整備方針として、はっきり決まったものはないと思う。

委員)観光産業を考えている都市は、もっと斬新なアイデアを出している。狛江市も観光産業を進める中で、そこまで考えているだろうか。

委員長)観光だけの視点で見ると、公民館と直接関係はしないが、人を集めるための基盤整備としては必要だということである。

委員)アンケートを見ると、利用希望があるのは土日の夜間である。長時間の開館や土日の充実は予算が必要になる。

委員長)開館時間については、午後9時半まで開館しているので、かなり応えることはできている。土日も平日と同じように開館している。公民館の開館状況を見直すというよりも、内容をどうするかの対応が重要と考えられる。

委員)Wi-Fi、HP、公民館の開館状況について話が出たが、回答を出す議論ばかりになっている。委員たちがそれぞれアンケートについて感じた意見を聞くなど、もう少し話題を広げてもらいたい。

委員長)予算絡みに縛られてしまう議論になってしまった。意見があったとおり、委員のみなさんからアンケートに対して発言を頂きたい。

委員)研修会で学んだ事業をうまく進めるポイントは、申し込みのやり易さよりもどういう事業で学生に協力してもらうか、学生の参加をどう呼び込むかである。Wi-Fiの設置などで場所だけを作っても、その後離れてしまう可能性がある。市内に大学はないが学生はいるため、学生の参加を促すために何が必要か考えるべきだと感じている。そしてWi-Fiだけでなく、休めるカフェのような空間が欲しいという意見があった。研修会で出た成功例も、地域の人々に広く参加を呼び掛けて、その人たちが力を合わせながら、数年間掛けてしっかりと核を作っていくというものが多かった。答申を単なる形式としないためには、そこまで考えないといけないのではないか。

委員)Wi-Fiだけだと意味はないということか。

委員)意味がないとは言わない。Wi-Fiの要望は多いが、Wi-Fiを設置して若者が集まってもその後に公民館の事業にどう参加してもらうのか、というところまでイメージがあったらよいと思う。

委員)私の意見は、公民館に来てもらうことが第一である。足を運んでいない人がたくさんいるため、Wi-Fiがあれば運ぼうと思っている人がいる。来てもらえれば、開催している講座を見てもらうことができる。限られた資源の中でやるには、内容を一本に絞り、絶対に必要なものをやるようにしたい。総合的にやろうという方は意見を出してもらいたい。

副委員長)全国公民館研究集会の研修で、狛江市は他市よりシステム的に進んでいる部分もあるように感じた。狛江市は、地区センター、地域センター、学校、公民館などの市内施設の管轄が全て別部署に分かれている。同じような悩みを各部署が持っているかもしれない。

委員)私は、社会教育委員の会議の委員でもあり、昨年は地域センター運営委員会の委員長に、中学校の学期末テスト時に地域センターで学習用フリースペースを設ける提案をした。結果、今年度から定期的に四つの地域センターに場所を提供してもらえるようになった。しかし、高校生も行き場所がないため、市内の喫茶店などに入り浸っている、という現状もある。Wi-Fiを設置するのは本当にいいことだと思うが、今この公民館やあいとぴあセンター、地域センターを見ても、全部が一つ一つの部屋に分かれている。呼ぶことに意味があっても、使えるパブリックスペースが少ない。Wi-Fiの良さをアピールするならば、壁を取り払うなどフリースペースやカフェのような開放的な雰囲気にする必要がある。例えば親子連れや学生が来ても、みんなでそのスペースに居られる雰囲気を作らないと解決しない。

委員)私は、高校生や大学生は図書館でWi-Fiを使うとアンケートから想像した。公民館はフリースペースを増やせる場所はなく、そこまで言うならばWi-Fiはいらないのと同じである。

副委員長)市民センターは部屋が少ないと思われているが、開放されていない部屋もある。郷土史料室は中が書庫になっており、暗室は図書館の倉庫になっている。本来市民が使える場所が倉庫となっており、それで場所がないというのは本末転倒である。

委員)中央公民館は元々が決して広くはない施設である。

副委員長)地下の池の周辺や2階のテラスは、危険という理由で立ち入り禁止になっているため、利用できない場所が多いと感じる。そういう場所もフリースペースとして利用することができないだろうか。予算の関係ではなく、今使っていない場所を有効活用できるように考えるのが必要だと思う。

委員)場所の有効活用については、全体の答申の中で言った方がよいと思う。

委員)一部の委員の方の意見だけでなく、他の方々の意見も聞いた方がいい。

委員)アンケートを見ると、回答者は市内在住より市外在住の方が100人位多い。狛江の公民館のことだけでなく、一般的な若者の考え方である。その視点で公民館に持っているイメージ(3ページ)の結果を見ると、若者に公民館を利用してもらうのは高いハードルだと思う。先ほどのWi-Fiの件は、パソコンや携帯電話は家で使えるため、人が集まる場所ならばせめてWi-Fiぐらいあってもいいのではという感覚で、前向きな考え方ではないと思った。魅力的な公民館というものが、私は決してWi-Fiではないと思う。一方で、公民館に子どもが集まるとうるさくなり困る面もある。それがいいのかもしれないが、アンケートの参加してみたいと思う講座(4ページ)の上位に入った講座内容を工夫できれば、魅力ある公民館に繋がっていくと思う。そういうものを土日の時間帯で開催できるようにしていけたらよいと思う。

委員長)事業内容の充実は必要であり、Wi-Fiは人が集まる場所の基盤として必要性があるという考えである。

委員)このアンケートは、答申の強力な裏付けになる。Wi-FiやHPは、若者が公民館に来やすくなるツールとしてない方がおかしい状況である。だが、今の若者はそれで集まってきても、必ず次の段階で他に何もないという意見が出てくる。例えば、国立市公民館は、休憩できる小さな喫茶店があり、新しい人とも知り合えたということがあった。それにはスペースや予算が関係してくるが、来てよかったと思わせる準備も必要だと思う。参加してみたいと思う講座(4ページ)で人気のある演劇や音楽、映画や有名人を呼ぶなど色々あるだろうが、キャリアアップに繋がる内容、参加しやすい内容がよいと思う。

委員)私も、ホームページは必要だと思う。それは、アンケートの公民館について思うこと(7ページ)に「活動内容がわからない」や「公民館は何をしているところ、何ができるところなのか」など、私も感じていたような意見があった。HPがあれば、いつでも見れて行ってみたいと思うような宣伝ができる。広報こまえに講座案内が載っていても紙面では見にくいこともある。広報こまえは市内各所に置いてあるが、公民館のホームページもあるといいと思った。

副委員長)広報こまえだけだと、事業のタイトルと開催日時だけの1行広告になってしまう。他の情報に紛れて、案内に気付かないこともある。

委員)それでは印象が残りづらいと思う。

委員長)広報こまえには、市役所の各部署から情報が集まるため紙面の中だけは伝えられることに限りがある。

委員)ホームページがあれば、前向きな発信ツールになると考えられる。

委員)ホームページに掲載できる魅力ある講座が作れたら、行ってみたり参加してみたいというものになると思う。

副委員長)アンケートの回答で、個人で使いにくいという意見があるがどういうことか。

委員)公民館は、5人以上で団体登録をしてから利用できる仕組みのため、個人利用はできない。他には、講座参加やサークル見学に来ても部屋の扉を自分から開けるのはハードルが高いと感じると思う。例えば、若い人が入りやすいワークショップなどを企画していくのが大事だと思う。

委員)市民に広く利用してもらう工夫を期待すると書いてあるため、公民館に入りにくく限られた人だけの利用になってしまっているという意味だと思う。

委員長)公民館利用は登録要件があるが、公民館主催事業は基本的に個人で参加してもらうものが多い。講座に参加した人の中から、興味を持って自主的に活動する人たちがグループを作り、継続して活動する場合は団体登録を案内するという流れがある。先ほど意見の出たワークショップはどういうイメージなのか。

副委員長)私がイメージするのは、公民館が主催するワークショップである。例えば、先日私が参加したワークショップは「分子模型をつくろう」という机の上でやるもので、半日で約100人が参加していた。

委員)色々な世代の人が集まって一緒にできる育児体験講座や育児経験の話を聞けるものなどは、市民同士が触れ合うことが出来る機会にもなると思う。

委員)どんな人が講座に参加しているのか、人気講座は何かなども話し合いをしたい。土日の内容を変化させていくには、実際に土日に公民館で開催されている講座や若い人が魅力を感じてない理由を知らないといけない。土日しか来れない人たちを対象にするならば、若者向けの講座を月2回ほど実施するなどしないと変らない。予算ももちろん大事だが、公民館の催しの中身を考えることが大事だと思う。Wi-Fiは要望があるため設置せざる得ないが、折角来てもらうならば公民館の中にいてもらえるようなアイデアが必要だと思う。

委員)以前から公運審でも議論してきたが、エコルマホールでやっている人気のある公演を公民館でもできれば、定員満杯になる。こまえ市民大学は、シニア層の参加率が高いため若者に来てもらえるような内容や講師にしたらいいと思う。

委員)国立市公民館の喫茶わいがやは、誰でもが入りやすいオープンスペースになっており、ドアもなく見通しもよい。土曜日に行ったが若い人たちが座っていた。

委員)土日は公民館を若い人の場所にする、というぐらいガラリと変えるような考えもいいと思う。

委員)安心して自由に出入りできる場所も望まれている。

委員)ここまでの議論で出たことを、あとはやるかどうかだけである。

委員)利用区分の時間のことも過去の答申で意見が出ているが改善されておらず、今後も議論は必要である。

委員)委員会数が限られている中で議論するということも念頭におく必要がある。

副委員長)過去の答申で実行できてないものは、できなかった理由の報告も欲しい。

委員)例に出た国立市公民館の喫茶わいがやは、私も利用した時に出入りしやすいスペースだと感じた。そういう場が公民館にあると一息つける。

委員)アンケートでは、年代ごとに回答してもらっているが、若い人が回答してくれるのは、非常にめずらしい。利用要求は誰でも出せるが、実態はもう少し詳しく知る必要がある。アンケート結果を分析すると、高校生は、個人利用の場所としては公民館を求めているが、高校生以下との交流だけ求めているのか、大人との交流も求めているのかは今回の調査からはわからない。社会人は、サークルなどの交流の場としての利用は少ないので、会社としてまたは研修の場としてだけ使っていることになると、結果に出ている利用率は本来の交流の場としての利用ではない。

 公民館の利用は、団体中心ということが決められているが、社会や生活が変化していく時代の中で、公民館の利用のあり方に変化を生むべきなのかの議論は必要になってくる。若い人に公民館に参加してもらう取り組みには、学生の場合は、Webパンフレットを作成するなどの戦略的な取り組みが必要である。そして、要望の多い講座の中で、開催が可能不可能を選別する必要がある。今は時間と内容にお金を出す時代だからこそ、事業の中身が重要となる。照明などの設備面は改築時に対応することで、今変えることは難しい。土日と夜間利用の要求は、社会人は土日の要求が高いが、興味ある講座があれば参加するのかという検証は必要である。先ほど意見のあった、土日と平日で利用中心層を変えるのは新しい考え方で面白いと思う。

 「公民館とは何か」の意味が伝わっていないのは、長い間公民館に携わってきた身としては力不足だったと感じる。キャリアアップのための講座は、文部科学省が小中高生でやろうとする流れができており、キャリアアップのためのトレーニング場や情報提供は重要になってくる。

 これからの施設は、誰でもがいつでも入りやすい場所が求められていると感じた。予算要求に反映する部分と特に若い人に向けた事業に対する見直しが重要だということがこのアンケートからも見られる。

委員長)議論をまとめると、全体の答申の組み立て方としては、若い世代に魅力ある公民館の中身を考える。事業内容や利用の仕方の見直しは、過去の答申で出た内容も含めて必要なことがあれば入れていく。予算要求に関わることは、一部分でも先に出していき可能であれば教育委員会に報告する形をとる。

 予算に関係するものとして、事務局からも例があった、新たに委員会を設けた際に委員報酬を支払うという案を追加したい。例えば小金井市や国分寺市で、公民館事業を企画する企画実行委員会を設けて報酬を支払っている。委員会を創設する場合は例規の整備も必要になるが、現役世代が少ない中で若い世代向けの事業内容を考えるのが難しいとすれば、公運審と別に企画委員会を作るのも一つの選択肢だと思う。小金井市の例だが、公民館の日常的な運営の中で、アイデアを出して議論するYAサポーターという若い人たちの集団がある。

委員)委員はボランティアでやる形でいいと思う。

委員)Wi-Fiを設置するならば、設置場所や台数などの検討は必要だが、ホームページに関しては、条例やサーバーの設置に関して庁内調整が必要になると思う。ホームページは、Wi-Fiとは別に情報発信ツールとして必要になるだろう。

委員)子育て支援課や図書館はHPを持っており、公民館が持っていないのは何か理由があるのか。

委員)公民館だよりを毎月発行している市もあるが、狛江市は年何回なのか。

事務局)今年は年5回発行である。

委員)年に5回では、宣伝力も弱いと思われる。他市では、町内会や色々なところに頼み、若い人向けに配っているところもある。各市も公民館だけで考えていたら若い人は取り込めないから、若い人への発信方法のアイデアを考えている。

委員)先ほど委員長が言われた、報酬を用意するという考え方もあるが、報酬はなく、若い世代向けのホームページやチラシなどを作成する組織ができている市もある。集まってくる理由は、発信するハードウエアは市が用意し、発信する中身作りに興味がある中学生から大学生が集まって内容を作る仕組みになっており、参加したいと思う条件整備をしているからである。それが本当の公民館事業であり、ハードウエアだけ準備してあげるという取り組みも一案である。

委員)狛江市は、大学はないが大学生はたくさん居るので、近隣の大学と連携しボランティアで学生に来てもらうこともできると思う。調布市や川崎市、世田谷区の大学も近いため連携は可能なはずなのに、関わりを作れていない。

委員)文部科学省も、これから大学が生きる道は地域との協働だと提唱している。特に東京学芸大学は、地域教育に特化する大学カラーがある。大学によってカラーが違うので、そういうカラーの大学と手を繋げば色々な事ができると思う。

委員)あいとぴあセンターには杏林大学の学生がボランティアに来ているようだ。

委員)そういうネットワークを広げていかれれば、お金が掛からないで子どもたちが参加し、共同作業を通じて学びの機会が広げられていく。これは知恵として公民館ができることだと思う。

委員)学生の時はボランティアで参加し、こういう仕事がしたいと思って就職する人も居る。狛江で若い人たちが働くきっかけにもなっていければいいと思う。

委員)狛江市は今人口が増加して、子どもも増加している。子育て世代を取り込んで繋げていけたらいい。

委員)市民は楽しいことがないと来ないと思う。

委員)ホームページが大切だというのは、全員の意見として一致している。あとは簡潔にまとめて結論を出そう。

委員長)答申の中にホームページの整備を入れる必要はあると思う。

委員)ホームページを入れるならば、Wi-Fiはいらないのではないか。

委員長)ホームページに関しては、前回の答申で出しているが、市が対応できなかった理由の回答をもらうことはどうか。

委員)答申に対しての回答を要求するということに賛成である。

委員長)今日の議論は終わりにして、より具体的な中身の話は次回とする。

委員)子どもたちに情報収集をして来ようと思う。

委員長)結論としては、予算要求でWi-Fiの整備とホームページの実現をバックアップできるものを出す。正副委員長で文章を考えた後、メールでやり取りして集約していきたいと思う。次回は、予算とは別に中身の議論を深めていきたい。みなさんも若い方の意見を集めていただければと思う。

 

4 その他

 ― 事務局より報告 ―

 

こまえの魅力創作展事業が、募集期間が9月末までとなっている。公運審委員の方々にも、公民館事業に参加するという意味でも、ぜひご参加いただきたい。

 

委員)公民館開館40周年事業を来年度に行うにあたり、実行委員会を組織している。40年の節目にに何かよいアイデアがあれば提案していただきたい。

 

委員長)次回は11月7日(月曜日)午後7時から開催する予定である。以上で、本日の審議会を終了する。