洪水時等の避難確保計画

                                      校長 伊藤栄司

お餅つき

1月28日にKoKoA(ココア)の会による餅つき大会が開催されました。白井伸幸委員長はじめ、たくさんの方々のご協力により開催できましたこと感謝申し上げます。当日は、多くの児童が参加し、つきたてのお餅を頬張る楽しいひとときを過ごしました。また、全面的にお手伝いをいただいたPTAの皆様に厚く御礼申し上げます。

狛江市と水害

昭和49年9月1日、「狛江市猪方地区先の多摩川堤防が決壊」の一報がテレビや新聞のニュースを通じて日本全国に伝えられました。当時、テレビ画面には川に流される家の映像が映し出され、水の勢いの強さ、恐ろしさを幼心に感じたことは、今でもはっきりと覚えています。かつては、暴れ川と恐れられていた多摩川もダムの建設や河川工事等で水量が減り、堤防が決壊するような事態は明治時代の大洪水以来なかったようです。(注)

 当時の資料を見ると、家を流されてしまった人もすぐに水が引くだろうとの考えから2階に荷物を上げて避難していたようです。ところが、あっと言う間に水が本堤防をえぐり貴重品と共に家が流されていってしまったことに大きな衝撃を受けられたようです。

気候変動と大水

 気候変動が原因の一つではないかと言われていますが、年々、大雨による水害が増えてきています。特に梅雨時など「極めて危険」「非常に危険」といった大雨警報が出される日が増えてきているように感じます。また、昨年の台風時には、堤防の端から端まで茶色い水が流れる事態になりました。日頃、スポーツを楽しむ野球場もサッカー場も全て飲み込んでしまう水の量には大変驚きました。さすがに、堤防を乗り越えるまでには至りませんでしたが万が一を想定する必要を感じました。

洪水時等の避難計画

 和泉小学校も狛江市が発表したハザードマップによると多摩川決壊時、50cm程度の水に浸ってしまうと予想されています。そこで昨年末、洪水を想定した避難計画を作成しました。いざという時、どのような行動を取るか予め決めておくことで、慌てず避難できるように考えました。本校は避難指示が出た場合、全員で総合体育館へ避難します。少し遠いとお感じになる方もいらっしゃるかと思いますが、緑野小も浸水が予想されているため、より安全な場所として指定されています。

 避難する前にはメール等でご連絡しますが、ライフラインが切断されていることも予想されます。学校では責任をもって総合体育館まで児童を引率し、確実に引き渡しさせていただきます。地震による災害は和泉小学校、洪水等水害時には総合体育館へ児童のお迎えをお願いします。

注)市史研究「狛江」第3号 長沢利明著 多摩川洪水と集団避難より