校長 川﨑 貴志

  

 狛江市の教育目標及び狛江市教育振興基本計画に基づき、児童の実態を踏まえながら、「知・徳・体」のバランスのとれた豊かな人間形成を目指し、教育目標の達成に向けて教育活動の改善と活性化を図る。そのためには、教師一人一人が自分の持てる力を最大限発揮し創意を生かし、組織的かつ協働して教育活動が推進できるような学校経営を行う。

 本校の課題である「基礎基本の習得・活用」「健康な体と心づくり」を目指し、教員一人一人が学級・学年経営を充実させる。教師と児童が信頼関係を構築し、一人一人の児童を理解し、その能力を伸ばすことを通して保護者・地域の期待に応え、信頼される学校づくりを目指す。

 

 

1 教育目標

 

・よく考える子・・・・・・自ら課題を見つけ、考え、意欲的に取り組む

             ことばで考え、ことばで表現する

・思いやりのある子・・・・相手の気持ちを考え、何事にも協力して取り組む

◎運動をたのしむ子・・・・声をかけあって遊びや運動を楽しむ

             課題に挑戦し、乗り越えようとする態度を育てる

             (校内研究主題「進んで健康に取組み、心も体もたくましい子」)


         

2 具体的な方策

(1)確かな学力の定着

①考える・わかる・できる授業の創造

○運動に親しみ、体力の向上を図る。

 ・「東京都アクティブライフ研究実践校」として、保護者・地域とともに健康教育に取り組み、児童がたくましく生きるための健康な心と体を作る。秋には研究発表会を開催し、成果を内外に示す。

オリンピック・パラリンピック教育の推進

2ヵ年のオリンピック・パラリンピック教育推進校や研究指定校としての実践を基盤とし、全学年年間35時間程度のオリンピック・パラリンピック教育を推進する。

○指導方法を工夫改善し、授業を充実させる。

  ・良好な学級集団作りを基盤として、基本的な学習規律の形成を図るとともに、学習活動の質・量を向上させる。

  ・算数少人数指導の推進・・・34年生は学年4分割、56年生は市費講師も活用し学年5分割の少人数習熟度別授業を、全単元で実施する。特に東京ベーシックドリルや発展的な学習(市作成ワーク)を計画的に活用しながら、着実に学力を身に付けさせる。

ICT教育の推進ipad、書画カメラ等を日常的に活用し、よりわかりやすい授業を目指す。また、パナソニック教育財団実践研究助成を活用し、体育学習での効果的なICT教育の研究を進める。

 ○基礎的・基本的な知識・技能の確実な習得を図る。

  ・「ことばの時間」(3年生以上、年間15時間)を実施し、ディベートや新聞活用、言語に慣れ親しむ活動等を通して基礎的な言語能力の育成を図る。

  ・朝学習を実施し、基礎基本の定着を目指す。(週3回)

  ・学習の定着を図るため、家庭での学習を推奨する。(低30分、中40分、高60分+α)

 ○知識・技能を活用し、思考力・判断力・表現力の育成を図る。

  ・問題解決的な学習を意図的に行い、児童自ら課題をもち、学習意欲を高めることで、主体的に学習に取り組み、問題を解決していこうとする態度を育てる。特に、探究学習室(はてなルーム)を計画的に活用しながら、問題解決的な学習を一層推進する。

○適正な評価を図る。

  ・「六小評価基準表」を指標とし、全校でぶれのない評価を行う。

 

(2)豊かな心の育成

①豊かな感性や人間性を育てる。

 ○道徳の時間の指導の充実

  ・道徳教育の全体計画・年間指導計画に基づき、計画的に実施する。また、特別の教科道

徳の実施に向け、下半期からは、校内研修を充実させていく。

 ○場に応じた礼節を用いる事で、良好な人間関係を築く。

  ・自ら進んで行う挨拶を年間を通じて励行する。

 ○異年齢による集団活動を通して人とかかわる力や社会性を育む。

  ・特別活動を計画的に実施し、よりよい学校生活を送っていこうとする自主的・実践的な態度を育てる。特に、学級会の充実や委員会活動の創意工夫を重点として継続する。

  ・縦割り班活動(フレンドリータイム)を通して、人とのかかわり方や思いやりの心を育てる。

 ○自己の能力に自信をもち、資質や個性を伸長する。

  ・学校行事にめあてをもって取り組ませる。実施後に自己の振り返り(自己評価)を行うことで自らの成長を認識させるとともに、次の取組に挑戦する意欲・態度を育てる。

②健全育成上の課題に対応する。

 ○一人ひとりが所属感・充実感のもてる学級づくりをする。

  ・hyper-QUの活用hyper-QUアンケートを分析し、効果的に活用することを通して、いじめのない学級経営を目指す。特に、学年団での共通理解を図り、組織的に取り組む。

・学年・学級・専科だよりの発行を通して、一人ひとりの児童の活躍を認め、ほめる事で学級における自己有用感を高める。

  ・いじめ防止対策…「六小いじめ防止基本方針」に基づき、学校いじめ対策委員会を中心にいじめの未然防止・早期発見・早期対応に全校で取り組む。特に、児童会等による啓発活動を行い、児童自らが「いじめはしない、させない」態度を育成する。

   ・道徳教育の全体計画に基づき、全教育活動を通して児童の道徳性を培い、いじめをしない児童を育成する。

特別支援教育の推進-特別な支援を必要とする児童や不登校傾向にある児童の支援-

 ・校内委員会を特別支援教育の核とし、SCや関係機関との連携や「家庭と学校との連携推進事業」等を活用しながら、組織的に問題の解決を図る。

 ・SC、通級指導学級教員、PTAと連携しながら、学校便りや広報誌などを通して、保護者や地域への理解・啓発を一層図る。特に、今年度は児童への障がいに対する教育を充実させる。

 

(3)特色ある学校づくり

①六小ならではの教育活動を推進する。

 ○ESD教育の推進

・水辺の楽校などの地域の人材を活用しながら、多摩川の自然をフィールドにした探究的な学習活動を行う。

○地域社会の一員としての自覚を育む。

・六小クリーンタイム(地域清掃活動)を実施し、地域を大切にする気持ちを育てる。

 

(4)家庭・地域との連携を深め、協働する学校

 ①保護者や地域から信頼される学校づくりを進める。

  ○PTA活動や地域行事に参加する。

   ・多摩川清掃(4月)、いかだレース(6月)、ふれあい広場(8月)、総合防災訓練(10月)、もちつき(1月)等のPTA・地域行事に、年間3回程度参加する。

  ○教育活動への参画を深める。

・運動会やマラソン大会等の体育的行事に保護者・地域が積極的にかかわることで、学校教育への理解を深め、共によりよい子供を育てていく意識をもつ。

・校庭の芝生を保護者・地域と協力した管理を行うことを通して、共に環境教育活動に取り組む。

○日常的に情報を発信する。

 ・学校生活の状況を、学校便り、学級・専科便り、HP等で積極的に広報する。(学年は学年行事を目処に更新を行う。)

幼・保、中、他校との連携を図る。

 ・近隣の幼稚園や保育園とは、行事や進学時を中心に、三小とは水泳記録会で、二中とは授業参観や合唱、ダブルダッチ等での交流を児童・生徒間や教員間で推進する。

体罰の根絶を図る。

 ・「しない、させない、許さない」のスローガンの下、服務事故防止研修や職員夕会等での指導を通して、十分な理解・意識をもつ。また、教職員間の風通しを良くすることで、日常的に相互に声を掛け合える風土を作る。

 

 (5)研究・研修の充実

  ①職層・キャリアに応じたOJTの推進

○自己の資質や能力を向上させる。(教師として生きていくための、武器・切り札をもつ)

・全教員が若手教員を育てる意識をもち、日常的に指導・助言を行う。

・職層・キャリアに応じたOJTの目標を設定(当初)し、自己申告書や面接を活用して振り返り(中間・最終)、改善や自己のキャリアの充実を目指す。

・キャリアや自己課題に応じ、小教研や都研修センター、五市合同研修等の研修会や都内外の研究発表会に積極的に参加する。

・若手教員研修(若鮎会)を、若手自らが企画し、実践する。

 ②校内研究を通して力を付ける。

・健康教育の研究の取組を通して、体育学習の指導力を付け、授業の質を一層高める。

・言語能力向上推進校としての成果を継続する(ことばの時間、言語活動表等)

 

 

 

今年度の研究指定

平成2830年度 東京都教育委員会 アクティブライフ研究実践校

平成28年度 狛江市教育委員会 研究奨励校

平成28年度 第42回パナソニック教育財団実践研究助成校

 平成26年度 東京都教育委員会 オリンピック教育推進校

 平成27年度 東京都教育委員会 オリンピック・パラリンピック教育 研究開発指定校